Bonus Track_37-6 ドロップ買い取り鑑定を待ちながら~イズミの場合~
所用で遅れました!
誤字脱字等、見つけ次第修正いたしますm(__)m
2020.10.06
どうしてこうなった……修正させていただきました。すみません!
どうしてそうなった。おれたちがソーヤをじっと見ると、やつはちょっと照れた様子で言いだした。
後を引き継いだのはシオン。これまたちょっとうれしはずかしな感じで説明してくれた。
↓
しかしいきなり尻すぼみ、一体どうしてそうなった。
説明をひきついだのは、シオンだった。
「おめでとなソーヤ!」
「すげーじゃん!! どーやって覚醒したんだよそれ!!」
「つーかいつ覚醒してたんだ?」
「もっと早く見せてくれればモフ……じゃない、いろいろテスト付き合ったのに!」
テレポーターで外に出れば、やったやったぞの大歓迎。
それやこれやが一区切りつき、最初に話題となったのは例のモフそうなバリアについてだった。
ソーヤは得意げに胸を張る。
「ふっふっふー。よくぞ聞いてくれました!
いやな、実は覚醒したのはちょっと前なんだけど、最初はかろうじてって言うか、防音効果だけしかなくってさ……」
「……え?」
しかしいきなり尻すぼみ、一体どうしてそうなった。
説明をひきついだのは、シオンだった。
「ソーやんはね、オレが台本とか書いてると、コーヒーとか入れてくれたり、いろいろお世話焼いてくれるんだ。
それこそ温度とか明るさとかも、こまかく気にしてくれて……
でも、いつもいい場所でやれるわけじゃないし。
オレ、いろんな音がするとわりと気が散っちゃうんだけど、音って割とどうしようもないでしょ。仕方なく耳で耳ふさいで作業してたら、ある時突然ソーやんがそーだっていいだして。
なんか「ふんぬっ!」とかふんばりだしたら、何十回か後にふしぎと静かになったかんじがして……
さいしょはそれが覚醒とかわかんなかったんだけど、システムボイス流れてきてええええって思って。
でもただ静かなだけじゃないはずだから、どうせならって鍛えてみたらね、ああなったわけ。ほんとすごかったなーソーやん。錬成魔術にギガフレアボム、テラフレアボム、ぜーんぶがんばったもん! ね!」
「は、ハハハ……なんだろうな、思い出したら目から青春の汗が……」
「えへっ、ソーやんえらいでしょー? ソーやんはできる子だから! ねっ?」
ソーヤが笑いながら後ろをむいた。
無邪気にニコニコ笑うシオン。
おれたちは静まり返った。
「……これがウサギテイマーか」セナがぽそり。
「本人の方が強そうな気しかしねえ……」アキトがびびる。
「なるほどね。トラもすこし鍛えなおそうかしら」サリイさんがうんうんとうなずけば。
「ちょっっやめろください!」トラオが明らかに距離を取った。
しかしまあ、それは真理と言えるだろう。
なぜなら、ニノ。
再会したときには、別人みたいに強くなっていた。
おれのガードなど、いらないのではないかと思えるほどに。
そのニノは、すこしだけセンチメンタルな様子で、窓の外の空を見上げていた。
「まーでも、俺たちもそろそろ覚醒とか考えた方がいいかな~」
「そうだな。自分の得意と課題の整理。傭兵時代思い出して、もう一度しっかり棚卸しなおしてみるか!」
アキトとセナが二人同時に大きく伸びをする。
サリイさんとトラオが気楽なことばを交わす。
「トラももう一度『マーセナリーガーデン』でお世話になってみたら。
マルヤムさん『来てくれるならいつでも歓迎』って言ってたし。そのつもりならあたしも一緒に行くわ」
「ん~ガーデンな~。俺あんま傭兵性に合ってない気がすんだよな~。
協力員がなんかちょうどいいわ」
「お待たせいたしました皆様。鑑定が終わりました」
そこへ、チボリーさんがニコニコとやってきた。
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次回は高天原に視点戻ります。ついに必要素材がそろい、イツカブレードが最終進化?
どうぞ、お楽しみに!




