表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<ウサうさネコかみ>もふけも装備のおれたちは妹たちを助けるためにVR学園闘技場で成り上がります!~ティアブラ・オンライン~  作者: 日向 るきあ
Stage_33 突破せよ、卒業試験!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

356/1358

Bonus Track_33_1 でも、セットものですもの。~凶星を呼びし女(モノ)、再び~

お、おもったより……短いです……orz

『ついに、ですわね』


 ――ああ、ついに。

 実に、優秀な子らだ。

 我らの思惑通りに集めてくれた。

 富、人、チカラ。


『もうすぐですわ……もうすぐあれらは私たちのもの。

銀河姫ミルキィ』もよいシステムを考えてくれたものだわ。

 めんどうな【規格外】どもをアイドルバトラーとして、商品価値を上げる、なんて。

 私有の財産があまりないのは残念だけれど、あれらがΩになれば、エクセリオンたちは確実に購入してくれるでしょうよ。

 それまでの間、せいぜい華やかにソリステラス戦を彩って、投げ銭を集めてもらいましょう!』


 ――我々からも、あの娘らにせいぜいよい褒美をやらないとな。

 いずれ、機を見て貸し出してやるとしようか。

 なに、戦場にさえ出してしまえばいくらも機会はあろう。


『それはどうか買取後でお願いいたしますわ。

 そうすればそのままあちらに進呈してしまっても構いませんもの。

 その頃には、『三銃士』も次の出荷にたえるほど育っているでしょうし。

 3Sどもも、その時に回収すればいいわね。

あけ』と『狼』には、『奪還戦』で堕ちてもらえばいいわ』


 ――おやおや、いいのかい?

『狼』には、君の好きな服は似合わないと思うがね?


『でも、セットものですもの。

 あの仔を飼うなら、『狼』はいっしょでないと。

 ヴァルの若いころの服でも上げればいいわ』


 ――ふむ、ふむ。それなら悪くない。

 おや、そろそろ時間が来たようだ。

 今日はこれで、失礼するよ。


『ええ。いずれまた』



 いつものように通話が切れた。

 喉から小さく笑いが漏れた。

 いつものことながら、穏やかでない。

『飼う』とは。われらが血縁であろうに――曲がりなりにも。


 だが、しかたのないことだろう。

 あれも、我も、みなおなじ。

 この『月萌ツクモエ』というシステムの中、囚われ、飼われるモノにすぎないのだ。

 永久に。『虚飾』のカケラを身に宿すことで、永遠を手に入れてしまったがために。

 我らが父祖が手に入れてくれた『希望』を、愚かにも自ら、棄ててしまったがために。


 いまだにしわ一つ寄っていない己が手を見下ろせば、ため息がどこへともなく落ちていった。


次回、新章突入。

ミライ入学決定。そして、『月萌杯』にむけての準備スタート!

そのまえに……え、学科試験(滝汗)?!

どうぞ、お楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ