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<ウサうさネコかみ>もふけも装備のおれたちは妹たちを助けるためにVR学園闘技場で成り上がります!~ティアブラ・オンライン~  作者: 日向 るきあ
Stage_31 天使の笑顔とレイジモード!

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31-2 プリンとクッキーの放課後!(2)

2020.07.28

一か所仮名遣い修正いたしました。

『だっておれ、→『だってオレ、

「いやーいい部屋だなー! もうここ住みてーわー! テラの実験しほうだいだぜー!!」

「こーらレン?

 でも、ほんといい設備。僕たちの部屋のだとテラはまだちょっと心配だけど、ここならぜんぜんだいじょぶだもの!」


 おれたちが部屋に戻ると、みんなはわざわざ居間まで出迎えに出てきてくれた。

 レンはハイテンションでくるんくるん回ってる。

 チアキはレンをたしなめつつ、レンが回りすぎてどこかにぶつかったりしないよう見守っている。実にいいコンビだ。

 フユキが突っ込みながらも提案するに。


「そもそも学生はテラフレアボムなんか作らないからな?

 先生に相談すればどうだ? 部屋代は上がっちまうかもしれないが、その功績でなにか、助成を受けられれば相殺できると思うが……」

「それなんだがなー。手続きの時間が今は惜しいんだよなー」

「それに、そんないい部屋レンにあげたら実験実験できっと寝ないもん。

 宿題もやらなくなっちゃうし!」

「……それはいえてる」


 あらあらうふふと笑っているライム以外の全員が声を合わせた。


「だが……」とニノがいうには。

「特許出願はできるならしといた方がいいぜ?

 あとからまったく同じのを先に売り出されて、レンがパクったんだなんてことにされるのは嫌だろ?

 まー特許『申請』までいくとなると金も手間も時間もかかるけどな……」

「ニノ、代行するつもり?」

「いや。意匠登録とかならまだしも、特許になるとさすがに俺じゃ厳しいな。

 先生に相談してみるか」

「そうだね。

 ニノはこのあと、また打合せでしょ。だから、俺がメールしておくよ。

 テラフレアボムをつくった功績で、何か助成がもらえる可能性があるか、もいっしょに。

 それでいいかな、みんな?」


 ハルオミとふたりテキパキ決めれば、レンがパンっと手を合わせて拝む。


「ありがてえっ! よろしくオナシャス!!」

「ありがとうハルオミくん!

 でもいいの? これってレンのことなのに」

「そうだな。助成の話は、俺が言い出したものでもあるし」


 チアキもお礼を言うものの、丸投げに近いお願いに少し気が引けたよう。

 いいだしっぺのフユキともども、自分がやろうかと婉曲に申し出るが。


「フユキは武器改良。チアキはハンター組の皆のフォローもしてるでしょ?

 だから、これは俺に、お手伝いさせて」


 ハルオミは春の日差しのようなほんわか笑顔。

 この笑顔で頼まれたら断れない! でーとでもお使いでもなんでもいっちゃう! と最近評判の無敵スマイルだ。

 ちなみに本人に自覚はない様子である。

 

「ハルオミくん……うん! よろしくお願いします!!」

「そうだな、確かにハルオミの言うとおりだ。ここは、よろしく頼む」


 ほんわかまとまったところでおれたちもプリンを食べ終わった。

 ミライが「それはおれ片づけるから! ライムちゃんはもうのんびりしてて、ね?」と可愛くお願いしているので、ありがたく甘えることにして、聞きたかったことを切り出した。


「ところでみんなさ、モフリキッドアーマーやってくれたんだって? あとシルヴァン先生の講座リモート参加したってきいたけど……」


 するとシオンがニコニコ顔で、うれしそうに語りだす。


「あ、うんっ。

 まずね、カナタに朗報!

 アーマーね、さっきもらったそのまんまで魔力経路パスの配線テストしてみたんだけど、ぜんぶ完璧だったよ!」

「ほんとに?!」


 正直驚いた。手作業マニュアルでやる以上、『最初から完璧』なんてことはほぼ絶対にない。

 つまり今回は、その奇跡がナイスタイミングで舞い降りてくれたというわけだ。

 イツカがニッと実にいい顔で笑っているのを感じたので、軽くうさみみパンチをくれておいた。もちろんノールックだ。


「ほんとほんと!

 だからそこはそのままで、みんなでこまかい損耗ざっと手入れしておいたの。

 ただね、リキッド素材がけっこう減ってて、予備分ちょっとギリギリだった。神聖晶石は、ミライとライムさんがいてくれたから、もうばっちりチャージできてるよ!

 シルヴァン先生の講義にも参加して、各種数値と分析と、戦法とかの総合的な対応案、それにもとづく改良案までまとまったから、スレッド立てて入れといたよ。

 講義の動画もさいしょにリンクおいといたから!」

「うん、可愛く言ってるけどそのまとめ作業、おれとかならあと1、2時間かかるお仕事だからねシオン?」


 毎度のうさみみパタパタと眼鏡越しのふわふわ笑顔。『お菓子焼いたの! 食べて食べてー!』な感じがしてしまう。だまされちゃいけない。正気を保つためにとりあえずシオンをわしゃわしゃ撫でておいたが、『だってオレ、もと情報屋だもん。それがおしごとだったんだもん!』と言われてしまえば、もはや納得せざるを得ない。


「……プロってすげーな」


 さすがにぼーぜんとした様子でイツカが言えば、室内が笑いに包まれた。

ブックマークありがとうございます!

まじですか!! うれしさでちょっと涙腺緩んでまいりました……;;


今回思ったより書き進められませんでしたが、思い切っていったんここで一区切り。次回こそは二つ目の打ち合わせに行きます。どうぞ、お楽しみに!!

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