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Bonus Track_4_1 数日後、高天原学園構内(Sound only)

「はあああ、やっぱ貴公子だわカナぴょん!」

「ほんとすてきよねー!」

「妹さんのために治療費貯めてて、いなくなった幼馴染探してて……」

「だってのに部屋もちゃんときれいにしてて!」

「ちょ、行ったの部屋!」

「えへへー。紳士的だったよカナぴょん。

 ミライちゃん探しに行きたいから三十分だけね、って言いながらだけど、お茶とお菓子も出してくれてさー。

 おれの方が後輩だから、いろいろよろしくお願いします、なんて言ってくれて!」

「あーぬけがけー!!」

「行ってくればいいじゃん、優しいよカナぴょん。

 あたしもう2回いっちゃったし……」

「ずーるーい!! あたしもいくー!!」

「わたしも!」

「俺もー!!」



「なんかさあ、ここんとこ調子悪くない、『ウサプリ』?」

「まぐれだったのかね……だとしたら悲しいわ」

「いや、あれはそんなじゃないって。

 おなじAランクのなかでもぶっちぎりの速さで高天原入りしてんだぜ? それは確実に実力だから」

「でもさ、なんかこう……わあああカナぴょんー?!」

「いまあきらかにゴンっていった!!」

「柱ー! でこー!!」

「だ、だいじょうぶカナタくん?」

「だいじょぶ……ちょっとふらついただけだから。

 ごめんね、心配かけて。

 ……ありがと、手、かしてくれて」

「カナタくん……

 もしかしてさ、あれから毎日ミライちゃんをさがしてる、とか……?」

「うん。まだ、みつからなくて。

 でも、この町にいるはずなんだ。きっと……

 あ。ごめん、先生からメール来た。ちょっと、いってくるね」

「『青嵐公』から呼び出し……だと……」

「が、……っがんばるな! がんばらないでいってこい!!」

「還ってきたら飲もうな、学食の牛乳で!」

「やめろ、フラグを立てるなー!!」

「ええええ!!」


夜分の更新では普通にイツカとカナタが出てきますー!

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