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<ウサうさネコかみ>もふけも装備のおれたちは妹たちを助けるためにVR学園闘技場で成り上がります!~ティアブラ・オンライン~  作者: 日向 るきあ
Stage_98 終結・魔王戦!~あの月を目指す、その前に~

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The C-Part_40秒の、そのなかで~はじまる、新たな日々!(3)~

ぎゃああ、すみません!

家の用事が入ってしまい、シスターズのとこまで書けませんでした……

次回! 次回登場してもらいます! どうか、お楽しみに!!

@ソレイユ邸敷地内料理店・会食会場まえ~『シャナ』の場合~


「うあああ……あたしホントにあのなか混じっていいのかなー……ふああああ……はわわわ……」


『クエレブレ』とふたりおめかしして、会食場の前。

 あたしははわわわとなっていた。

 だって会場の中の光景。尊すぎだもの!


 さすがにアユミ社長は知ってる。

 同僚になって久しいアンナや、同僚になったばかりの『どらじろー』君のことも、知っている。


 でも、そのほかってば!!


 ソレイユ・プロダクション社長にしてソレイユ家当主のユズキ・タンジェリンご夫妻。双子のご令嬢のレモンさんとライムさん。

 ダンス関係なら何でもござれの才媛マスカットさんもいる。

 マネージャーチーフとしてイツカナさんたちをサポートしていたアイラさん、トトリさん。見習いが取れて一人前のマネージャーになったユッカさんとレナさん。

 最初はアイドル警護のために派遣された警備員ながら、しっかり仲間として基地も島も守ってきた、オウマさんとムネツグさん。

 さらには『ナイツオブラウンド』――魔王島フェーズから魔王軍加入となった、12人のアンドロイドエージェントさんのうちの二人。

 それにそれに。


「うわああ……生ダンサーズだ生ダンサーズだよわあああ……」

「って、何やってんだお前ら?」


 その時後ろから声がした。振り返るとそこには、黒髪に合わせた黒のスーツでビシッとキメた、ワイルド系のイケメンが!


「……ってなんだ、よくみればズメイじゃない」

「なにそのテンションの落差……」

「そりゃあ古い知り合いだもん」

「いや、お前なんでここに?『おたアイ』オファー断ったんじゃなく?」


 私の脳内に湧いて出た疑問を『クエレブレ』がすっと代弁してくれた。さすがはわがダーリンだ。

 ズメイは頭をかきつつああ、とため息。


「『各種最高級肉三か月分ご進呈』とか言われちゃ~断れるわけねーだろ……ハア……働きたくねェ…………」

「いやどっちなの?!」

「楽してメシだけくいてええ……」

「「いや、ダメじゃん。」」


 期せず、あたしたちの声がハモった。



 ――クエレブレ、シャナ。

『新企画・ミッドガルドおためしアイドル!』による投票でトップをとり、一か月間アイドル活動をすることに。

 歌声がきれいで容姿と性格も愛らしいシャナ、彼女を支えるプレイングマネージャーのクエレブレのコンビは人気上々、一か月後正式にアイドルデビューした。

 芸能界の水は二人にあっていたようで、同じモンスター系との共演では特に楽しげ。


 ――ズメイ。

『ダルダル系のキャラがじわじわ来る』『なのにイケメン&いい声しててズルい』『おっさん系イケメンサイコー!』などと票が集まり、『おためしアイドル!』投票で二位を獲得。

 もちろん『めんどくせえ……』と断ろうとしていたが、『最高級肉三か月分ご進呈』をエサにされては断れず。

 持ち前の美声とダルそうなかんじがセクシーと人気爆発。でもやっぱしめんどくさかったみたいで、一か月後『ふつうのおっさんに戻ります!』宣言、引退した。


 ――オウマ、ムネツグ。

 もとは魔王戦第一陣に動員された、警備会社の新卒社員。

 ソレイユプロの計らいにより、そのまま魔王軍の仲間でいつづけた。

 長期にわたるアイドル警護をしっかりとこなしたということが実績として認められ、昇格。近々、新卒の部下も付く予定。

 なぜかいつもめちゃくちゃ堂々としているオウマ、対照的に腰が低く丁寧なムネツグのコンビは、とても入社一年目には見えない、安心感がパないと評判。

 そのまま実績を重ね続け数年後、オウマは社長、ムネツグは副社長となる。


 ――アイラ、トトリ。

 襲ってくる敵はことごとく粉砕する、さいきょーベテランマネージャー。

 もともと『ミライツカナタ』のマネジメントをしていたが、『三銃士』『おこんがー!』『アオゾラミッツ』まで束ねることになり、もはや社長と副社長。

 ユッカとレナ、『ニノ部』、ライカーず、ときにはシオンのサポートで乗り切る。

 その功績でーによりスピード昇進を果たし、ゆくゆくソレイユプロの次期社長か、それに近い立場となると目されている。

 しかし、二人の恋模様は対照的にスローペースで、周囲をやきもきさせた。


 ――ユッカ、レナ。

 もともとは職さがし中の新卒。アイラとトトリに見込まれてマネージャーのみちへ。

 サポートしつつされつつのなかで一人前のマネージャーとして成長を遂げた。

 ブルースワン&ジャガランティの純攻撃型ダブルハンターバディであり、『襲ってくる敵はことごとく粉砕』のモットーは、もちろん受け継いでいる。

 怒涛の日々をこえて最近、気になる人ができた模様である。


 ――マスカット・ソレイユ。

 ソナタ&ミライを主役に据えた異色の寸劇付きデビュタントダンスの大ヒットで、一躍有名に。舞台構成やショーのプロデュースで大活躍。

 本業はダンス講師。彼女自身が優雅に踊るダンス動画は『普段のキャラとの落差がすげえ』と評判である。

 なお、現在恋人募集中。


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