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<ウサうさネコかみ>もふけも装備のおれたちは妹たちを助けるためにVR学園闘技場で成り上がります!~ティアブラ・オンライン~  作者: 日向 るきあ
Stage_98 終結・魔王戦!~あの月を目指す、その前に~

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101-5 光をくぐって! アタックチーム、玉座の間へ!

2022.12.25

イズニノが沈黙していたのはええと……バグです!!

追加しました↓

「やるっきゃ……」「ねえな!」イズミとニノの。


 ティアブラ・ミッドガルドの四女神――シャスタさま、クレイズさま、ルーレアさま、そしてエアリーさんことエアリエイルさまにメールを打つと、返事(レス)は秒でかえってきた。

 もちろん歓迎、まってるわというおことばに感謝のレスを返すと、おれたちは最終チェックののち、天空神殿に転移した。


 前庭で待っていたのは、これまでで一番ドレスアップした四人。

 気合ばっちりでキラキラしているお姿は、なんというかすっごく神々しい。

 それでいてちっとも冷たくなどなく、どこか不思議と安心できた。


「わあ……!」

「きれーい!」


 シオンとミライのプリティうさいぬコンビは素直に感激。おおよしよしとなでなでしてもらっている。

 もふもふ満点な光景に心なごんでいると、「ほら、みんなもこっちにいらっしゃい」とまねいていただいた。

 素直に近づいていけば、おれたちもなでなで。

 いやなぜ急になでなで? と思っていれば答えはすぐにやってきた。


「さっ、これでわたしたちの承認は完了よ。

 すでにあなたたちはリアルの三女神さまの承認も得ている。この先に進むのに何一つ問題はないわ」


 エアリエイルさまがニッコリ笑顔で請け負ってくれる。


「あなたたちはわたしたちと何度も剣を交わし、語り合い親しみ、つよさも人となりも志もよく知っている存在。

 だから、承認のための試練は免除しました。

 あなたたちならきっと、この先に待つ試練も乗り越えられるはずだわ。

 それが、どんな形になるとしても」

「それってどんな形になるんだ?

 いちおうみんなには調べてもらったんだけど、ぜんぜん情報なくて」


 イツカがどストレートに問う。けれど女神様方はそろって頭を振った。


「ごめんね、それはわたしたちも知らないの」

『ルクが表舞台にいた頃は、わらわたちの三代は前のこと。すまぬが、伝え聞いてもおらぬのじゃ』

「さきの大神意みたいなことではないだろうとは思うけどの……。」

『うん。ただグランマがわざわざ『先達の忠告は忘れるな』ていうってことは、その信ぴょう性はあるってこと。気を付けて』


 エアリエイルさま、シャスタさま、クレイズさま、ルーレアさまが言ってくれる。

 ありがとうございますとお礼の言葉を伝えれば、四人の女神さまたちはうなずきあった。


「それじゃあさっそくだけど、GM(グランドマザー)のパレスへのみちを開くわ」


 その言葉と同時に、天空神殿は天地を貫き流れる、白の光の奔流へと姿を変えた。


「この中に入ればいいんですか?」

「ただ入るだけではだめよ。

 GM(グランドマザー)のもとへと、それだけを強く念じて。

 途中で雑念が入れば、それが形となってあらわれる。ここからさきは、そうした領域よ。

 どうか、気を付けて。わたしたちみんな、応援しているからね!」


 最後につぎつぎハグをしてもらうと、おれたちは互いに手をつなぎ、光の中に身を投じた。



 光、ひかり。一面、光しか見えない。

 上に昇っているのか下に降りているのか、その感覚さえもない。

 それでも、確信できた。おれたちは、正しい方向へ進んでいると。

 なぜなら、おれとつながったイツカの手から、みじんも迷いが伝わってこなかったからだ。


「だいじょうぶ! このまま進もう!」

「すぐにGM(グランドマザー)のもとにつくよ!」


 おれたちはそれを言葉に変えて、みんなに伝えることにした。

 かえってきたのは力強い返事たち。


「うん!」ミライの。

「だいじょうぶだよね!」ミズキの。

「きっとやれる!」シオンの。

「しまっていこーぜ!」ソーヤの。

「おいさ~☆」『ほいさ~☆』アスカとライカの。

「やるっきゃ……」「ねえな!」イズミとニノの。

「がんばろうね!」ソラの。

「おうっ!」そして、イツカたちとハヤトの。


 すべての返事が音になったその時、おれたちはそこにいた。

 かつてVRで訪れた、広い広いあの部屋に。


メリークリスマス!!

昨日は副反応によりPCスマホ禁止令食らってまして、やっと(半分はこっそり)ここまで書きあげました^^;

後日、クリスマス&年末記念話を上梓いたします!


しかし今回はなかなか腕の腫れ感と痛みが引きませぬ。

ここまで具合悪くなるワクチンて一体。


次回、イツカナたちとの対面を前に、グランドマザーの思うこと。

どうぞ、お楽しみに!

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