91-4 通信遮断も何のその! アスカinライカの大胆リーク!
『やっぱ通常回線はのきなみ遮断されちゃってる。
あとは超国家レベルのハッカーによるハッキングか、ライカネット以外、月萌とオンラインで連絡するのはできないみたい』
『ソリステラスと月萌との連絡は可能ですが、すべて月萌による検閲を受けると通告されています。
ステラ経由でのやり取りはできないわけではないですが、万一暗号を解読されてしまえばエルカさんやアスカさんが窮地に立たされます。いまは、できないと考えたほうがいいでしょう』
シオンとレムくんから通信で告げられたのは、やはりな、そしてやっかいな事実だった。
アスカたちからすでに予告されていたことだが、おれたちに挑戦の一斉射撃をくれた日から、月萌は戦時体制をとりはじめた。
いろいろとめんどうなものだが、一番腹立たしいのはミライたち高天原生を動員しだしたこと。
そして一番面倒なのが、通信網の遮断だった。
国立研究所とのやり取りも実質できなくなり、国内施設を用いての研究成果の共有がしづらくなってしまった。
先祖返り研究は一旦停止となり、ほかのプロジェクトも停止や縮小を余儀なくされている。
ライカ分体二人――というか一人の中身はアスカだが――が肩組んではっはっはーと笑って言う。
『まーおれたちがいるしアスカもいるから問題ないっちゃないけどねー?』
『やー、おれもけっこーきっつくマークされててねー。へたにハッキング試みてっとぶっちゃけヤバいし。こーして昼寝装ってライカの体借りるぐらいしかそっちと連絡できそーにないのさー』
『えっ、じゃあ夜はやっぱし』
『むふふー。そこはハーちゃんとふたりで~……』
『爆睡?』
『おういえーっす!!』
アスカも忙しくて疲れてるらしい。いつものしょーもないコントはいつになくハイテンションだ。
『てわけで、こっからはしばしがまんかなー。
まーだいじょぶっしょ。第三覚醒者ならとりあえずオンラインあげときゃ見えるからさ。
図面とかにしたいときはプラチナムーンのチカラとかニノっちのワザとかつかってさ。
ただこっちはそれできんのおれとかエルにゃんだからね。ちょっちキビしげなんだよね。あとしばらくはね』
そう、 まあしばらくの辛抱だ。というか、どっちかというとこれまでがおかしかったのだ。機密をぶっこ抜くからという理由で敵地に支所を設けて共同研究とか、もはやソリスの民レベルのフリーダムぶりである。
と、イツカが反応した。
「『しばらくの間』?」
『そこはおたのしみに、だよん♪』
アスカ(inライカ)はぱちんとウインクをくれた。
「えー。おしえてくれよー」
『むふふー。
それよかまずは、コレをみといてよ。
われらが友人ユーさんが、国会で披露したナイスプランだよん☆彡』
ソラもかえってきてるんだけどなかなか出せないよ(爆)
次かそのくらいには出てくる予定!
次回、悪魔のようなナイスプランとは?
どうぞ、お楽しみに!




