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ウォリアー

「え・・・?」


目を開けると・・・場所が変わっていた。

洞窟・・・の・・・小部屋?


カツン


足を動かすと、音が響く。

え。

俺、いつの間に着替え・・・いや、そもそも、サングラスは?

指輪は?


此処は・・・何処だ?


ブンッ


茜が現れる。

さっきまでの緩やかな服とは異なり、動きやすそうな服──の上に、銀色の鎧をつけている・・・?

・・・格好良い。


「あ、茜・・・此処は何処だ?!」


「何処って・・・やりたがってた、DDSっすよ?」


茜が小首を傾げる。


・・・


まさかこれがゲーム?!

そりゃ、中継画面はかなりそれっぽかったけど・・・

自分がゲームの中に・・・これって・・・フルダイブ型VRゲームって奴か?!


いや、もう、これ。

数世代進んでるとか、そんなレベルじゃない。


足の裏に、しっかりとダンジョンの感触が有る。


ザッ・・・


壁を手でこすってみる・・・やはり、しっかりとした石の触感・・・


これは・・・


「す・・・すげええ・・・?!」


飛び跳ねてみる。

自分の体を触ってみる・・・


凄い、触れる。


ややほこりっぽい臭い・・・ダンジョンの中だからだろう。

壁にたてかけられた松明から・・・重油の臭いが・・・重油が燃える音が・・・する。


茜がにやにや、とした目で見ている。

くそ・・・


「・・・これがDDSか・・・確かに凄いな」


素直に認める。


「もう慣れたっすけどね。このゲーム、サービス開始当初からこんな感じっすよ?」


最新のHMDで、ようやく視覚と聴覚だけはかなりそれっぽくなっていたが・・・

もうこれはそんなレベルじゃない。

嗅覚とか、触覚とか、聴覚とか・・・いったいどうやってるんだ・・・?


恐らく・・・サングラスから、脳波に干渉・・・しているんだろうな。

それがたった1万円・・・


オーバーテクノロジー。

オーパーツ。


そんな書き込みを昔見たが・・・素直に納得する。


俺はこほん、と咳払いをすると、


「では茜君、ダンジョン探検に・・・ダンジョンダイブに・・・旅立とうか」


「え、まだっすよ」


俺が平静を装って告げた言葉を、茜が否定する。


「まずクラスを決めないと、ダンジョンには入れないっす」


・・・はっ。


「もうクラスは決めてるっすか?」


茜が訪ねる。

当然だ。


「ウォリアーにする」


俺はそう答えた。


「ウォリアー・・・初心者向けではあるっすね」


茜が頷く。


ウォリアーは、高いHPと物理防御力、物理攻撃力。

初心者向けのクラスだ。


クラスというのは、職業。

ウォリアー、スカウト、メイジ、プリーストから1種類を選ぶ。

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