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あった

「そんなに情報って出回ってないんすかね?結構当たり前に情報溢れてると思ってたっす」


茜がこちらを向き、小首を傾げる。


「大丈夫だ。本体が手が届く、というのは想定外だったが、他の情報はバッチリだ。情報が出る度に集め、資料収集・・・むしろ博士と言っても過言じゃないくらいの知識量だ」


「っすかね〜」


疑わしそうな目で俺を見たあと、くるりと前を向き、歩みを再開。

さて・・・いよいよか・・・


--


データ保存用デバイス、ダイバーリングは、普通におもちゃ屋に積んであった。

1つ購入。

部活経由ならこれも無料になるのだが。

俺は今やりたいんだ。


ダイバーリングは、指輪の形状をしている。

それに、サングラスの様なデバイスがついてくる。

HMD、ヘッドマウントディスプレイだろう。

此処に映像を映すのだ。

俺もHMDは持っているが、異常に軽い。

映像は外部入力、バッテリーも外部だろうか?

こんなところまで次世代って感じだ。


本体は、茜のものを借りる。


「これが・・・DDSのデバイス・・・」


夢にまで見た品・・・もっとも、具体的にどんな物かは情報が無かったので、初めて見たんだが。


くすり


茜が笑う。


「先輩、子供みたいっすよ」


「俺はまだ子供だ」


言い返しにもならないが、とりあえず言っておく。


そのままの足で、茜の家に向かう・・・親がいない女の子の家・・・しかも彼女・・・実は凄い状況なんじゃないかとは思うが、考えない様にする。


--


茜のマンションは、一般的な集合マンション。

ファミリータイプの一般的なものだ。


「さっきも言ったけど、私は此処で一人暮らししてるっす。良ければ先輩も一緒に住んでくれて良いっすよ」


「・・・叔父さんや伯母さんに言い訳がつかんし、親にちくられるわ」


・・・前言撤回。

一人暮らしで3LDKとか、広すぎるだろう。


「ちょっとソファーで腰掛けてて下さいね。制服から着替えちゃうっす」


「・・・ああ、分かった」


俺も気楽な私服に着替えたいが、自宅では無いので叶わぬ願いだ。


「・・・え、ひょっとして着替えるところ覗きたいっすか?仕方ないっすね」


「言ってねえ」


見たいけど。


「無理する必要無いと思うんすけどね。先輩のいやらしい視線、嫌いじゃないっすよ」


バレてる?!

いや、だって、勝手に目が行くんだもん・・・


「とっとと着替えてきてくれ。早くDDSをやりたいからな」


平常心、平常心。


「はーい」


茜が部屋に消える。

とりあえず、部屋にはたこ焼き器らしき物が見えた。

やっぱりあるじゃないか。

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