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第五詩 夏埋葬
夏って思い出いっぱいですよね。
楽しい、人生そればかりじゃ無いんだよ。
哀しい、人生それだっていっぱいあったんだ。
全部が全部、忘れる事の無い思い出になんてさ。
したいとは、到底思えないんだよね。
楽しい、そんな風に感じた思い出ならね。
記憶として、心の中に保管して。
哀しい、そんな風に感じま思い出ならね。
小麦粉のように粉々にして、埋葬してしまおう。
辛くて哀しい、そんな夏の思い出はね。
夏の墓標に記して、忘却するよ。
記憶には必要無いからさ。
夏が来れば思い出す。
その程度で良いんだよ。
最後までお読み頂きありがとうございます。