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道幻。

作者: caem


 ピョンピョン ピョンピョン ピョンピョン


 ただ跳び跳ねているだけだから 扱いは容易い


 鈴をならして整列させる そこまでは辿り着けたのだが


 奴らは意表を突いてくる こっちが教師だったハズなのに


 息を止めるしかなくなる 鋭い牙が狙っている


 術式を極めていても油断ならない キョンシーには


 懐にはあと数枚しかない 額に張り付けるのに緊張している


 導師になってから日が浅い とにかく息を殺して隠れている


 ただのゾンビなら良かったが キョンシーだから

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