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悪党の俺、覚醒します。  作者: ひつきねじ
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80<聖なる星々の国~皿を蹂躙する竜と悪魔の手招き~

卒業パーティの会場内が拍手喝采に湧く


導師ルルムスによる神秘的な雰囲気に溢れた挨拶が終わり

パーティ参加者の大多数が導師の持つ美しさの虜となっていた

こんな状況で俺が斜め後ろに控えていても

聖女捜索に対する妨害勢力への牽制が出来てるとは思えない

しかしまぁルルムスが言うのだから一応は……と、会場内で不審な動きをしている者がいないかの確認を試みたのだが


索敵の結果は不甲斐ない事に「お手上げ」だ


人数が多い所為で気配がごちゃごちゃし過ぎててルルムスに邪念を送っている者も多く、マジな意味で危ない輩の判別が出来ない

初めから目星を付けていれば話は違ったんだが

俺の索敵能力を駆使してもここまで分からないとは。


(宮殿内での立ち回りはルルムスが一任してたからなぁ)


ルルムスから指示を受けていなくとも、やはり事前にある程度の情報収集をしておけばよかったと今更ながらに後悔する

名目上、今は”護衛”だ。役割を演じておいて損はない

なんて思って目を光らせていたら所定の席へ腰を下ろしたルルムスは

ハンドサインを示し、早々に俺とフリッツを高座から下がらせた


(はいはい、お前の舞台に俺たちは不要って事か)


フリッツにアイコンタクトして共にルルムスから離れ

しかし何かあった時にすぐ駆けつけられる距離を保つ

目立つなって言われたからな、舞台袖のようなポジションだ

護衛の意識を持つ俺と違いフリッツはルルムスを守る気など全く無いのだろう

傍のテーブルに盛られた食事を場に合った作法で食している

元貴族、テーブルマナーはバッチリだな


(クラウスと嬢ちゃんは)


フロアの後方中央辺りで小皿に少しばかりの食べ物を取り分けて摘まみつつ、楽し気に話をしている二人の姿を見つけて目を細める


「なぁフリッツ

クラウスと嬢ちゃん、良い感じだと思わねェか?」


「思うぞ、異種間だから結ばれるとしたら大変だろうけどな」


「異種間同士で婚姻って聞いた事あるか?」


「……ない」


「そうか、白亜種族ならその辺の事情を知ってるかもしれないな」


「白亜種族って、眉唾じゃなかったのか?」


「実在するぞ

俺がまだ公爵家で過ごしてた時に会った事があるからな」


「型は多いがそのどれもが希少種族で

滅多に人前に姿を見せないって習った覚えがあるんだが」


「ま、公爵家も裏では色々とキナ臭い事やってたからな」


「あー……

会った時に何か聞けなかったのか?」


「聞けなかった」


「そっか、残念だな」


フリッツは俺の含みある言い方である程度を察して深くは聞かなかった

気のない素振りをするフリッツの横顔を盗み見て

「お察しの通りだ」と心の中で言葉を返す


当時のアシュランが、そいつをペット扱いして挙句に嬲り殺した

幼すぎる記憶だからハッキリとは覚えていない、だが

俺が殺してしまったのは確かだ

なんらかの凶器を振り下ろす先に居た生き物が

痛々しい叫び声をあげていた光景をうっすらと覚えている

その時のアシュランは楽しくて楽しくて仕方が無かった

余りにも楽しくて「もっとやりたい」と父に追加のペットを強請ったぐらいだ


その後、追加が来たのかどうかは覚えていない

ただ、父にしつこく強請った記憶はとても鮮明だった

その主軸である記憶の付属情報として

強請ったものが珍しい白亜種族だったというだけの事

子供は時に残酷だというがやはりアシュランのそれは(いささ)か度が過ぎていた

もう三十年以上も前の事だが

時間を巻き戻せるのなら是が非でも誕生からやり直したいものだ


ルルムスが座っているフロアに人が集まり

どこぞのご令嬢たちが一列に並び始める……暫く見ていると、年頃の着飾った娘たちが一斉にお辞儀をして挨拶し始めた

一人一人に挨拶をして聖女かどうかを確認するなどしていたら

一日で済むワケが無い、からのあの一斉挨拶

ルルムスが何か対策してるような事を言っていたがこういう事か

あれなら一度に複数の聖女確認が取れるし時間も大幅に短縮できる

スムーズに進めば一時間程度で確認作業は終わりそうだ

導師だけが持つ特殊能力を駆使して聖女を探すんだよな?

間に五分ほど目の休憩を入れさせるべきだろうか

アイコンタクトでヘルプが来たら介入すればいいか


(……おぅおぅ、モッテモテだな)


我先にと挨拶以上にアピールしてる積極的な女性が多い

ルルムスが審査員みたいな様相を呈しているが

本当に放っておいても大丈夫なのだろうか

あれだけの女性が我も我もと集っているので心配でつい落ち着きなくなってしまう……ソワソワしている俺の様子が目についたらしく

フリッツが俺の背中を叩いた


「落ち着けよ、アッシュ

今の会場の様子ならまだ大丈夫だろ

時間がある内に何か腹に入れとけよ」


「……もしかしてお前

こういう状況での索敵とか得意なのか」


意外に思えて尋ねてみれば、その質問こそが心外だ!と

言わんばかりの非難めいた眼差しが返される


「あのなぁ、俺は騎士だぞ

本来であれば大勢の人ごみの中で主人を守るのが仕事なんだ

不審者を見極める目を持ってなくてどうする」


「実務経験を言えばそれほどでもないんだろ」


「言ったな?物心ついた頃から兄貴にくっついて騎士の真似事をして鍛え上げた筋金入りの騎士道精神をナめるなよ」


「子供のごっこ遊びで尚且つ心は既にいっぱしの騎士だとプレゼンされても実力が伴ってないなら説得力もねェな」


「……じ、実務経験だって二年あるぞ、二年」


「クソみたいな上司が居たなら

まともな訓練を受けられるワケがないだろ」


「こっ……心構えは立派な騎士だ」


「心構えだけな

騎士としてはピッチピチの新卒どもと一緒だと自覚しとけよ

過信して慢心したら痛い目見るぞ、特にお前みたいなタイプは」


「……俺に信用が無いのは分かった、だけどな

俺を鍛えてくれたのは騎士の称号を持っていた聖者、アレク兄上だ

騎士の中の騎士でもある兄上から直々に手解きを受けてたんだから

その辺は信用してくれてもいいんじゃないのか」


「驚いた……お前の兄貴、聖者だったのか」


「導師が教えてくれたんだ

聞かされた時は俺も耳を疑ったよ」


「待てよ、お前の一番上の兄貴

殺されたと言ってなかったか?」


「ああ」


「じゃあ、聖者の『騎士』が欠けちまったって事じゃねェのか?

どーすんだよルルムスのヤツ」


「俺もどうするんだって思ったけどな

あいつ、特に焦った様子は見せなかった

俺たちが知らない何かを知ってるからだと思うんだが」


「ふぅん……

だったら、知る必要がある時に教えてくれるだろ

ルルムスの旅の根幹に直接関わりのない俺たちが

何かを知る機会なんてないとは思うが」


「なんだよ、ダチって割にはドライなんだな」


「領分を弁えてるだけだ

アイツの背中に乗ってるものは

誰かが代わりに背負ってやれるほど軽いもんじゃねェ

どっかの身勝手なクソ野郎の所為で理不尽に背負わされてんだ」


「どっかの身勝手なクソ野郎って……

そんな風に言われたんじゃ、運命のカミサマってのも形無しだな」


フリッツが苦笑いする

ルルムスに使命を与えたなんらかの存在が居るとすれば

それはいわゆる『創造主』というヤツだろう

非現実的な力に関して「持って生まれた」なんて

耳障りの良い言葉で済ませる気は無い

神様が人の形をして目の前に居たらタコ殴りにしてる所だ

初めて出来た俺の友人に重い使命背負わせやがって

こういう時は大体神様の所為にしておけば気持ちだって丸く収まる


田崎もこうして理不尽だと思える状況に直面した時は

苛立ちや憤りのぶつける先を神様にしていたな

その反面、心の支えが必要な時にも

神様を頼っていたのだから都合がいいものだ

”神様”という言葉は元来そういうモノなのだろう


俺にとっての神様は

ドでかい罪やら罰やらの塊になってるに違いない

でなけりゃ人畜無害な田崎が極悪非道なアシュランと

巨竜の咆哮を産声代わりに


超!自然合体 ★ 悪党と怠惰の融合により、 俺 爆 誕 !


なんて状況に陥る筈がないのだからっていうかおいこら止めろ田崎俺の頭の中で質量の法則を無視しまくった格好良いロボット合体シーンをプレミアム高画質で思い出すんじゃない


(神様ってのは理不尽だ)


気持ちげっそりした俺は、心の唾をぺっと吐き出した

そうしてルルムスの様子を確認しつつ、フリッツ相手にぽつぽつと取り留めのない話をしながらホール中央で踊る人々を眺めていたら

腹ごしらえを済ませた嬢ちゃんが両頬をリスみたいに膨らませているクラウスの腕を引っ張って俺たちの元へ歩み寄ってきた


「もう、クラウス様!いい加減にして下さいっ」

「もぐむふぐぐぐ、ぐむもう」

「口の中のものを飲み込んでからお話するの!

アッシュ様も言ってやって下さい!クラウス様はとんだ暴食です!」


なるほどクラウスがテーブルの食事を悉く食い尽くしてるものだから

嬢ちゃんが見かねて引っ張ってきたというワケだな

確かにこの会場の食事を全部食い尽くされたら堪ったものではない

二人が来た方角を遠目に確認するとテーブル周辺では給仕が空の皿を積み重ねて慌ただしく行き来していた

既に後方のテーブルは食い尽くされたか……

今頃地獄へと変貌しているであろう宮殿の厨房に同情する

ごっきゅん、と見事な音を立てて口の中にあった食事を飲み込んだクラウスが嬉しそうに俺を見上げた


「アシュ、”食べ放題”とは素晴らしいものだな」


「堪能するのはいい事だが食事量は加減しろよ」


「……アシュがそう言うなら」


「俺が言わんでも食べ放題がそういうモンだってのは理解しとけ

お前が今、笑って素晴らしいと言えたのは食べ物があったからだ

他の奴らだってお前みたいに食べ放題を素晴らしいものだと思ってる

だが、食おうとしてたモンが他の誰かに食いつくされて

目の前に空の皿が並べられている光景しか残ってなかったらどう思う」


「独り占めしたヤツの腹を裂、」


「自分がされたら嫌だと思う事は、しないようにな」


「……分かった」


嬢ちゃんの前で物騒な事をさらっと言おうとするな馬鹿野郎

少々声を荒げてクラウスの言葉を遮ったが

嬢ちゃんの冷え切った容赦のない非難の眼差しがクラウスに向けられてたから多分手遅れだな


しゅん、としょぼくれるクラウスの旋毛を見下ろして顎に手を当て思案するポーズを取ると、ちらっと会場全体の食事スペースを見渡した後ちょいちょいとクラウスを手招きし

フリッツと嬢ちゃんから数歩離れて壁際でしゃがみ込み

クラウスに耳打ちした


「いいか、需要と供給を見極めろ

給仕の動きを把握して運ばれてくる食事の種類が分かったら

その種類が補充される前段階で同じものが盛られた皿は食い尽くしてもいい

そして食べつくす時はなるべく人目を避けて注目から逃れる事

特に給仕には絶対に顔を覚えられてはならない

そうすれば大体満遍なく、延々食事ができる」


「流石我が王

一分の隙も無い戦略」


「だがこれは高等テクニックだ

先ず会場全部の食べ物の種類を把握し覚えておかなければならない

常に給仕の動きを目で追い、会場に運び込まれる直前のカートに乗っている食べ物を確認したら即座に該当する皿へ給仕より先にタッチダウンを決めなければならない

更に上のレベルを狙うなら

厨房で予定されているメニューを予め把握しておくことだ

連中が一番避けたい事態は『給仕できないテーブルの皿が空になる事』

それに配慮しつつ立ち回る事で

適度に厨房を回しつつ食事を提供させる事が出来る」


「なるほど、このような浮かれた場でも

目的と見ようによっては戦場となりうるという事だな」


「そしてこれは鉄板だが、食べ放題では基本的にドリンクとサラダが狙い目だ

単価が安い分それなりの量が用意されててこの二種であれば厨房の準備も早い

腹を膨らませたい場合や兎に角量が欲しかったらそっちを狙え」


「草と水は食べた気がしないのだが」


「草も案外捨てたもんじゃないぞ

ドレッシングとの組み合わせを山ほど試してみろ

好きな味が見つかったら教えてくれ」


「戦果報告か、任せろ

我が全てのパターンを食べつくしてやる!」


「お前好みの味が分かれば

俺の料理で再現できるかもしれないからな」


その言葉にぽかんと口を開けて俺を凝視したクラウスが何かリアクションするより先に立ち上がり、手触りの良い頭を撫でると踵を返してフリッツ達の元へ戻った

その短い距離を歩く過程で様子を窺っていた二人の視線が俺の背後に集中したかと思えば一瞬で驚愕に変化し、アワアワと何か言いたげに身振り手振りしはじめる

ゆっくりした歩調を崩すことなく「どうした」と声をかけつつ戻れば


「坊主が消えた!」

「クラウス様の姿が溶けるように消えましたけど、大丈夫ですか?!」


と、ヒソヒソ声で二人一緒に訴えてきた

振り返れば確かにクラウスの姿は見当たらない

ならば人目を避けるべく(わざ)と姿を消したのだろうと理解して

竜族固有の特殊能力か何かだろうが、それを駆使してまで食べ放題を満喫したかったらしい食い意地の張ったクラウスに苦笑いが零れる

そりゃあ姿そのものを消せば食べたい放題だ

自重しろとは言ってあるから、まぁ大丈夫だと思っておこう

しかし、


「光学迷彩まで使えるとは、畏れ入った」


俺自身は望んじゃいない事だが

クラウスのスペックが暗殺者(アサシン)まっしぐらになっている気がする

パーティが始まって一時間は経っただろうか

会場内に設置されている座り心地の良さそうな長椅子に腰を下ろして

休憩している人々の姿が徐々に増え始めた頃

行き交う参加者の会話から「聖女選定の儀」と命名されていたらしいルルムスと令嬢たちの挨拶の場も随分と人が捌けてきた

嬢ちゃんはというと、エヴィル兄に声をかけられてダンスフロアで仲睦まじく踊っている

クラウスは透明状態(インビジブル)で会場の皿という皿を食い漁っているようだ

その証拠に給仕全体がどことなく忙しない

運ばれてくる皿はサラダ類ばかりだ

これなら厨房も態勢を立て直す時間が稼げるだろう

「俺は今日いい事をしたぞ」と、ひとり自己満足に浸っていると

ルルムスの居る高座側からラッパの音が会場全体に鳴り響きダンスも一時中断され、皆の注意が高座へと向けられた


おっと、いつの間にやらルルムスの隣に

見覚えのあるご令嬢が立っている

元ステラのイプシロネとかいう女の子か

背後には彼女の父親であろう年配の男と兵士が数名


「アッシュ」

「おう、出番だな」


ルルムスが俺たちに目配せしてきた

舞台に上がって来いという意味だろう

しかし高座の周囲は既に兵士で固められており

パーティ参加者は誰一人近づけない状態


ネズミ一匹通さない状況を前に

どうやって中心に居るルルムスの元へ駆けつけるかって?

そんなモン「身体強化で跳躍する」の一択に決まっている

ルルムス曰く、この国の導術は底辺もイイトコらしいからな

ならば導技だって底辺なのは道理だ

今この場で俺とフリッツ程導技に長けた人間はいないだろう


導技使えない兵士相手とか、全然負ける気しねェわ


では早速、混乱の渦中に飛び込んでやるか!と

フリッツと共にその場で身体強化をかけようとした所で



「この場にて、我が娘イプシロネと

導師ルルムス・アッパヤードの婚約を発表致します!!」



と、いう年配男性の大々的な宣言によって

飛び上がろうとしていた足はピタっとその場に縫い付けられた

思わずフリッツと顔を見合わせる

そして迅速に交わされる目だけでの会話


この展開、知ってた?


いやいや知るワケないって


面白そうだからちょっと様子見ておこうぜ


いいなソレ、高みの見物と洒落込むか


などと最初は慌てて首を振り合っていた俺たちも

すぐさまニヤニヤと人の悪い笑みを浮かべて無言で頷き合う

「この程度、ルルムスなら自分でなんとかするだろう」

そんな絶対的な信頼のもと生まれた余裕だった

踏みしめた姿勢を崩し、面白半分の気持ちでニヤニヤしながら

改めてルルムスの様子を窺おうと二人揃って高座へ顔を向けたのだが


「……」


「……アッシュ

大人しく駆けつけた方がよくないか?」


「だ、だな

ルルムスって怒ると怖ェから」


「いや、もう怒ってるだろアレ」


というか既に相当怒ってる

俺たちの方を見てにっこりと微笑んでいたルルムスが

これ見よがしにゆ~~~~っくりと首を傾げてきた

そんなルルムスの意味深な態度を他所に、誰の口も挟ませてなるものかと言わんばかりに年配の男が独り舞台宜しく話を突っ走らせてパーティ参加者に祝福するよう煽り始める

幸いにも場を取り囲む兵士の牽制が異様過ぎる所為か

突然の婚約発表に戸惑っている者が殆どで

この状態の内に事態収拾の助力をした方がルルムスにとってもいいだろう

でもやっぱりちょっと様子見しときたいかな……なんて

チラっと考えた瞬間だった


「あ、」


「やべェ、今すぐ行くぞフリッツ」


最終的にルルムスが目に見えて手招きしてきた

その手招きの仕方もめちゃくちゃヌルっとしてる

片手の平を晒し、指一本一本をバラバラに

それでいてゆ~~~~っくりと曲げた手招き……

一見娼婦がやりそうな艶めかしい仕草だが

小首を傾げて慈愛の笑みを浮かべているルルムスがやると

何故か神聖な儀式みたいに見える不思議

俺たちの方角を包囲していた兵士の数名が胸を押さえ

呼ばれたわけでもないのに数歩踏み出してる者までいる


(ルルムスの美貌もここまで来ると詐欺だな)


なんて悟り目で悠長に考えてる場合じゃない

アイツのコメカミに青筋が立ってる、やばい



さっさとこっち来いやァ……オラァン……



と、地を這うような声が聞こえてきそうだ

これで行かなかったら確実にルルムスがキレるだろう


いや、既にキレてはいるのだが。

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