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設定忘れてるなんて言えない…

いやね?悪気は無いんだよ?でもさ?しょうがないじゃんか春休み色々忙しかったんだよ?



 はいそれじゃあサリエルとの面談ですね。



 泣き腫らしたマリアの後に、ウキウキのアンジェとそれを宥めるアンジュが出て行ったことにより、訳がわからなそうにしながらサリエルが入ってきた。


 「もう訳が分からないのじゃが……。お前様はどうして女子おなごの心を掴めるのじゃ……。」


 ひゃっほいのじゃロリだ!初めて生で見たのじゃロリだ!合法ロリだ!しかも黒髪ときた!

 

 「心身ともに健康そのものそうだな。はい問題ないよ。じゃあケセラン呼んできて。」

 

 荒ぶる心を押さえつけ、平静を保つように装いつつこう言った。 


 するとまぁ叫ぶ叫ぶ。 


 「ちょっ!?それはないのじゃお前様!そもそも話たいって言ったのお前様じゃからな!?」 

 「そのお前様言うの辞めろ!どっかの吸血鬼と属性がもろ被りしてんだよばか!著作権的に触れたらどうすんだ!勝ち目無いんだぞこっちには!」

 「そうじゃったか…すまない…。ってなんで儂があやまらなくちゃいかんのじゃ!謝るのはおま――」

 「やめろっつったよな?」


 【威圧系統】中の最低ランクである『威嚇』をサリエルに向けた。


 まぁやはり魔族には魔力の親和性がどうのこうので効きづらいらしく、そんなに効いていないようだった。


 「…主様はいったい何者なのじゃ?」 

 「普通に御主人様って呼べないのかねぇ……。まぁ色々あって最強になったんだよ。」

 「主様が最強…?」

 「まぁ別に見せつける必要も無いし、俺の上だっているのかもしれないしな。さぁて面談再開だ。なんかやりたくないことってあるか?」

 「働くこと。」

 「よし分かった最強の片鱗見せてやる。」

  

 俺がそう言うと、サリエルは「どうせ最強(笑)なんじゃろ?」みたいな顔しやがった。 

 

 「【召喚】発動。出でよ我が眷属!ノイゴス・カンナ!」 

 

 いいか、ノイゴス・カンナ絶対右から読むなよ。

 

 なんか召喚したら、俺の脇で魔方陣が急に光り出した。

 

 「何が出るかな?何が出るかな?何が出るかな?」


 小屋を破壊し、魔方陣のサイズには決して見合うことのない竜が現れた。

 

 サリエルの奴唖然としてら。


 「我を呼びだしたのは其方か?」

 「おう。なんか尻尾でもきれば納得してくれるか?」

 「……人間風情が。やれるものならやってみるがいい。」

 「オーオー人間相手に切れちゃって器が狭いなおい。」

 「ちょちょちょちょちょぉおいい!?!?おかしいじゃろ!大きさと出てきたもの噛み合ってないじゃろ全然!」

 「黙ってろ、どっちも。『鬼気』」


 楽でいいなこれやっぱ。

 竜はびくりと体を震わせると頭をこっちに下げてきた。


 サリエルには『鬼気』を発動してないけども、『鬼気』の発動に際して発される魔力の量が尋常じゃないから、多少影響が出てしまった。


 「……申し訳ございません、自らの力量を読み違えてしまいました。なんなりとご命令くださいませ御主人様。」

 「ほらサリエル、これが最強ってやつだ。あー名前は知らんが竜さんに命令。エガドア王国の王城上空に佇んどいて。攻撃されたら攻撃しかえしていいぞ。」

 「承知いたしました。」

 

 竜は音を出さないながらも迅速な動きで、空へと登り、どっか行った。


 「これでいいね?」

 「まだじゃ!まだ信用できん!体感して――」 

 「『威圧』」

 「――ヒィッ!?」

 「体感させようにも下手するとお前死んじゃうから。これで理解してくれ。んじゃあケセラン呼んできてな。」


 あードМにも困ったもんだ。

 さてさて次のケセラン。 



 …ただの人妻だろこれ。もうなんかこう申し訳なさそうに入ってくる感じとか、髪の伸び加減とか。

 はい人妻見たとき無いのに見てるアピールしてすいません。


 そこはどうでもいいか。


 「はいじゃあやりたくないことは?」

 「このまま…に……ること。」


 ケセランはソファに腰掛けると、俯き長い髪で顔を隠した。貞子顔負けである。服がボロボロなので余計に。

 そして細々とした声で話した。


 声が小さぁあいい!ってこういう時怒鳴る馬鹿っているよな。


 「すまん、もっと大きい声で頼む。」

 

 するとケセランはいきなり立ち上がり、手元に剣を魔法で生成しながらヒステリックに叫んだ。


 「このまま人間に仕えることよ!」 


 俺が呆然としている数舜の間に、ケセランは俺の胸元に剣を刺した。

 

 気持ちでいるんだろうさケセランは。


 全ての剣は俺に触れた瞬間、砕け散る。カッコいいこと言ってるけど防御力高すぎて剣が耐えられないだけ。

  

 「今まで沢山酷いことをされたんだろう。今まで沢山嫌な思いをしてきたんだろう。だから、信用しろなんて言わない。安心しろなんて言わない。ただこれだけは覚えていてくれ。俺はお前の邪魔をしない。」

 

 なんてことを、ケセランを抱きしめながら囁いた。

 

 心には響いたのか、涙を流していた。


 


 はい個人面談終了。

  

 次回から冒険者での活動しますね。


忘「いやーお待たせしてすいませんっしたー。」


博「この上でまた新作考えてんだぜコイツ。馬鹿じゃねぇの?」


忘「うるせぇこの小説投稿しなきゃいいだろうが!」


博「あるぇ~?5人のブックマークしてくださってる方がいますぇんか~?」


忘「はぁぁ…お前ホント嫌だ。」


博「はいはい入学式してから三日も経ったのにいまだに友達出来ないぼっちが可哀相に。」


忘「別に部活楽しそうだからいいんだよ。」


博「その部活とやらにお前の他女子しかいなかったけどな?」


忘「ほっとけ。今ストレスかは知らんが下痢気味だったりすんだよ。」


博「で寂しいからとラインで長々と通話してるんだろ?」


忘「それで小説が書けなくなるから困った。だれかいい料率のしかたしりませんか?」


博「黙れ。もう二度とこんな小説投稿すんな。」


忘「お前どっちの味方?」


博「小説家になろう。」


忘「まさかの運営だった。」



マリア「…お見苦しい会話すみません。えっと…、その、ここまで読んでくれてる方だけでもいいんで、ブックマークしてくれると、嬉しいです。」


アンジェ「よっろしっくねー!」


アンジュ「よろしくお願いします。」


サリエル「…え?儂の台詞あるの?」


ケセラン「あー怠かったー。忘れ者の台本マジつっまんね。全く、演じる側になれっての。」


忘「うるせぇ。」

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