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新月の晩に酒盛りを

作者: 兎花



 ――あー、今日はその日(・・・)だったかぁ。


 自宅の玄関を跨いだ瞬間、まるで薄い幕の中を通ったような違和感に、私は今日が新月だったことを思い出す。


 この狭くて忙しい日本に住んでいると、月日の流れなんてほとんど意識しなくなる。せいぜい、体感温度で季節を感じるくらいだ。


 私、鈴成紫雨子は「ただいまー」と呟きながらリビングに向かった。いつもならそこに居るはずの、大学生の弟も両親も居ない。まだ夜の21時も回っていないのに、潔く夢の中に居るのだろう。


 だが誰も居ないはずのリビングにはテレビの音が響いていた。出っ歯の芸人さんが「ホンマかいな?!」と突っ込みながらトークをする番組だ。


 そのテレビの盛り上がりと共に、スピーカー越しではない生の笑い声が鼓膜を叩いた。


「ニャッハー! このおっさん、相変わらずおもろいなぁ。わてもテレビ出たらこのおっさんぐらい人気出るんやないやろか。そうなったらシューコもわてのこと見直すんやないか?」

「うーん、そうでしょうか? シューコ様のトラ様を見る目は揺るぎようのない不信感に満ちていますので、今更何をしたところで変わらないかと」

「あん? なんやて、セツカ。お前、わてのこと馬鹿にしてへんか?」

「滅相もないです。セツカは非力でひ弱な臆病な兎さんですから。トラ様を馬鹿にして鼻くそのようには扱ってなどおりませんよ」

「…………なんや釈然とせんのぉ。なあ、ミッキー、お前はどう思うんか?」

「…………」

「もうええ、お前に聞いたわてがアホやった」


 今、リビングには誰も居ない。

 いや、正確に言うならば人間は、誰も居ない。

 

 私は気付かれないようにそっと二階の自室へと向かった。その背中越しにエセ関西弁が降ってきた。


「おう、シューコ。はよ、下りてきいや! 今夜も酒盛りやぁ!」


 ニャハハハハー! という高笑いを聞きながら、私は勢いよく階段を上がっていった。




 ある新月の晩に、我が家のペット達が喋りだしたのは、今から一年以上前の話だ。


 ……え? お前酔ってるのかって? いやいや、私はシラフですよ、酔ってません。ついでに言うなら日々のストレスで頭がおかしくもなってませんので、あしからず。


 元野良猫のトラに元野良犬のミッキー、ドワーフホトという種類の兎の雪華だけはペットショップで購入した。真っ白い毛皮にまるでアイラインを書いたように目の回りが黒い兎だ。


 ちなみにトラとミッキーの名付け親は母だ。二匹とも私が拾ってきたので、良い名前を付けてあげようと三日くらい考えている間に、四六時中一緒にいる母が勝手にそう呼ぶので覚えてしまった。


 読んで字のごとし、トラはその毛色から、ミッキーはミックス犬から名前を付けられたのだ。


 安直過ぎる! と母に文句を言ったら鼻で笑われた。弟には「似たり寄ったり」と失礼なことを言われたのはまことに遺憾である。


 二階に上がり、すぐに着替えを持って一階に下りた。その足で浴室に向かいシャワーを浴びて体を清め、お気に入りのパジャマに袖を通す。


 まだ濡れたままの髪にバスタオルを巻いてリビングに向かった。


「お帰りなさいませ、シューコ様」


 ちょうど雪華がキッチンから出てくるのに鉢合わせた。その小さな手に小さめのお盆を持ち、缶ビールを二本運んでいた。


 ……どうやって運んでいるかって? もちろん両前足でお盆を支えて二足歩行しているのだ。ほとんど前は見えていないだろうに、器用に障害物を避けて行く。


「シューコ様もビールでよろしいですか?」

「ただいま、せっちゃん。うん、私もビールでいいよ。つまみは何かある? なければ作るけど」

「そうですね、ミッキー殿が肉じゃがを食べたいと言っておりました。手間でなければお願いします」


 ペコリとお辞儀をして雪華はリビングに戻った。その後ろ姿、マジ萌え。


 キッチンで肉じゃがを作る。薄味で整えて、煮込むためにしばらく放置する。十五分くらい中火で煮込んでお皿に移し冷えるまでまた放置。


 待つ間、リビングに向かう。


「……おかえり、シューコ殿」


 我が家のミックス犬は非情に佳い声をしている。普段吠える声は高めなのに喋ると渋くなるのは何故だろう。


 ミッキーことミックンは大きさは中型犬くらいの真っ黒な犬だ。見た目は日本犬なのにここまで全身真っ黒も珍しいと思う。


 普段は甘えたのわんぱく坊主なのに、喋る時はまるで瞑想しているように動かなくなる。


 ……喋る時は――てなんか変だよね、はは。


「ただいま、ミックン。肉じゃが冷ましてるからもう少し待っててね」


 真っ黒の中で明るい金色の瞳が嬉しそうに細められた。なんとも人間臭い表情だ。


「おう、シューコ。待っとったで。なんや最近帰りが遅いんちゃうか? 男でも出来たんか」

「違うよ。うちの会社はこの時期が繁忙期なの。男が出来たんなら、こんな金曜日に家で酒盛りしないし」


 テレビの真っ正面に位置する父の指定席にトラは居た。世に言うおやじ座りをして、お腹の毛の薄い部分に缶ビールを置き、丸い前足で支えている。


 普段のトラは元野良猫のせいか、とても警戒心が強く私よりも母になついている。時々気が向いたときだけ近寄ってくる魔性のメスだ。


 ちなみに喋るトラは中身はオスらしい。


 耳の先から尻尾の先まで、まるっきりだらけきったトラを見るのは喋る時だけだ。そのもふもふな腹毛の誘惑に私は素直に手を伸ばして顎の下に指先を差し入れた。


「にゃは。なんやいきなり。わての愛らしさに辛抱出来んかったんか」


 器用なことに喋りながらも喉がグルグル鳴っている。満足そうに目を細めてうっとりと私の指先に身を任せる様子に頬が緩んだ。


 ひとしきりトラの毛皮を堪能したあと肉じゃがを取りにキッチンへ戻った。自分のお茶碗にご飯をよそい、母が用意してくれていた晩御飯のおかずと肉じゃがを持ってリビングに向かう。


「いただきます」


 トラの隣のソファの下で地べたに座り、手を合わせた。もちろん、ミッキーに肉じゃがのお裾分けを忘れない。


「わてにもくれや、シューコ」

「ん、どうぞ。せっちゃんはどうする? 食べる?」

「はい、いただきます」


 私が作った肉じゃがを旨い旨い言いながら食べる獣達を見ながら、頬が緩むのを止めることはどうしても出来なかった。




 彼らの本当の名前を私は知らない。言葉にしようとすると音にならなくなるらしい。トラが言うには「この世界の住人やないからなぁ。せやから名前も名乗れん。魂だけが自分達に似た肉体を依り代にして、こっちに渡るのが精々や」と言うことらしい。


 ……とりあえず意味がわからないことはわかった。理解しようにも、私と彼らとの知識に大いなる隔たりがあることも。


 なので私は聞き流すことにした。異世界だー、勇者だー、封印だー、なんだー言うのを良くできたラノベ程度に聞き流し、新月の晩にだけ開かれる酒盛りをそれなりに受け入れていた。


 話は基本聞き流しだけど、時々突っ込みを入れることは忘れない。


「――で、勇者にやられた後、トラ達の国はどうなったの?」

「やられたんやない、封印されたんや! あんな程度の低い勇者かぶれなんぞにわてがやられるわけないやろ!」

「でも封印されたんだよね?」

「……そや、このトラ様一生の不覚や……」

「本当に、いい加減にしてくださいね、この鼻くそ陛下。全てトラ様が悪いんですよ? 阿呆でもあるまいし勇者パーティーの前に仁王立ちになって、供も連れずに長々と口上を述べ、あまつさえ防具を着けるのを忘れていたって。本当にもう救いようのない屑ですよね」


 せっちゃんが怒っているのか、座卓の上でタンッ、タンッとスタンピングをしている。しかも前肢は器用にスプーンを持っているのだ。


 写メ、写メを撮らせてー。


 彼らは勇者に封印された後、魂だけ抜け出してこの世界に逃げてきたらしい。そこで自分達と波長の合う依り代に憑依し、普段はその依り代の中で眠っている。だけど新月の晩にだけ、意識が戻るそうだ。


 ノラやミックンの中で眠りにつきながら、元の体の回復と封印が弱まるのを待っているらしい。


 新月の晩にだけ意識が浮上するのは、元の世界でトラ達を封印した勇者がおそらく月の女神の使徒で、その女神の力を借りて封印を施した。なのでこちらの世界でも月の影響を受け、月の無い晩に封印が弱まるのではないか、という仮説を教えてくれた。


 まぁ、私は長々とされたその説明を「ふーん」で流したけど。


 だってねぇ、魔法だのファンタジーだの、色々語られても私には関係ないじゃん? そもそも犬猫兎が喋るだけでも一杯一杯なのだ、これ以上のことはさすがに受け入れかねます。


「わ、わてかて魔王と呼ばれた男やぞ?! かっこよくビシッと決めたいやろ!」

「ビシッと決めたいのならせめて玉座に居ろ! ですよ。まさか魔王自ら玄関まで出迎えるとは思いませんでしたね」


 せっちゃんとノラが何やら言い合う間に、ミックンは器用にお箸を使い肉じゃが食べていた。


「美味しい?」

「……ああ、とても旨い。シューコ殿の肉じゃがを食べれただけでも封印された甲斐がある」


 ……いえ、それほどのものでもないと思いますよ?


 照れ隠しにミックンのお箸を持つ手に視線を合わせた。器用にお箸を使いくたくたになった玉葱を摘まむと口の中に放り込み、至福の表情を浮かべる。


 ……うん、そろそろみんなの疑問がマックスでイライラし出すんじゃないかな?


 どうやってお箸を持ってんだよ! とか、玉葱をたべさせてんじゃねえよ、とか、そもそも声帯はどうなってんだよー! とかね、ええ、もちろんその気持ちはわかります。


 玉葱に限らずビールもそうだけど、実は食べ物を飲み食いしてもノラやミックン、せっちゃんの肉体にはなんら影響はないらしい。現に今の段階でノラは缶ビールを2本飲んでいるけど、お腹にはなんの変化もない。ご飯もがつがつ食べているよ? それこそ私の倍くらい。猫の体内には収まりきらない量を飲み食いしているのだ。


 お箸を持てる理由も喋れる理由も一応聞いたけど、意味が全くわからなかったので「そうなんだ」で流した。

 

 もうこれ以上私に説明を求めないでください。状況説明で許して。


 トラはお腹の上に置いた缶ビールをグビリ、と飲むと、ふかふかの前肢で口元を拭った。ちょっとだけ濡れた前肢はソファで拭いている。


 おいこら、王様のくせに行儀が悪いなぁ。そう思ったら視界の隅を白い何かが横切った。そして「にゃぶっ?!」と潰れたノラの声がした。


 見事なせっちゃんのジャンピングキックが、ノラの顔面に炸裂した。


「いけませんねぇ、いくら笊な頭とは言え行儀を忘れるようでは困りますよ、ノラ様。そんなことをするから我ら獣人族は野蛮だのと謗りを受けるのです。王がこれでは我らの恥ですよ、恥部です、恥部」


 せっちゃんは喋りながらも顔面から足を退かせない。それどころか、喋りながらグリグリとめり込ませている。


 ……いいなぁ。どっちもいいなぁ。でも、できればせっちゃんの後ろ足に踏まれてみたい。ああ、でもノラの顔をわしゃわしゃするのもすてがたいなあ。


「ミッキー殿も何か言ってはどうですか。このオヤジのせいで私達も封印されたのですよ?! ここで恨みを晴らさずにいつ晴らすのです!」


 再び座卓の上に戻ってきたせっちゃんが、今度はミックンの前でタタタタンッ、と高速スタンピングを披露してくれた。普通の兎さんではできない諸行だ。


 と言うか。今オヤジって、言った?


 私が疑問を口にのせるより先に、ミックンの流し目が炸裂した。漆黒の毛艶の中で光る金色の瞳が妖しい。


 わんこの色気に当てられた私は思わずソファに向かって倒れ込む。


「おや、どうされました? 酔いが回りましたか」


 せっちゃんが心配そうに私の背中の上に跳び乗った。


「…………せっちゃん」

「はい、なんでしょう」

「私の顔を踏んで」

「嫌です」


 せっちゃんが脱兎のごとく逃げた。兎だけに。


 ちぇ、いいじゃん少しくらい。けち。


 キャバ譲にお触りを怒られた中年親父のようなことを思う。――て、そうだ! オヤジ!


 顔を勢いよく上げてノラを見た。


「ノラってオヤジなの? 一体いくつよ?」

「んにゃ? わてか? わては……いくつやったかのぅ……。ミッキー、お前覚えとるか?」

「……陛下は257歳ですが」

「おお、そやそや! さすがミッキー、わての腹心やな!」


 オヤジどころかご先祖様レベルじゃねぇか。


「ちなみにセツカは170歳で、ミッキー殿は108歳ですよ」

「……ミックンが一番年下なんだ」


 しかも煩悩の数と同じなんだね、偶然だろうけど。

 

 ビールがなくなったので新しいお酒をキッチンへ取りに行く。冷蔵庫を開けると下段にはビッシリとウルトラドライが並んでいる。そこから4缶ほど取り出してソファに戻った。


 プルトップを開けるときの音が好きだ。プシュッという炭酸の抜ける音。これを聞くとニヤリとしてしまう。


「外見はどんな感じなの? もしかしてよぼよぼの枯れ枯れのミイラなんじゃないでしょうね」

「……貧相なんは胸だけやないんやな、もうちっと想像力を働かせえ、シューコ。わては色気ムンムンのナイスミドルやで!」


 このトラの様子を見てどう想像力を働かせたらナイスミドルになるというのか、逆に教えて欲しいわ。


 ちらりとせっちゃんを見るとトラに同意するように頷いている。


「そうですね、トラ様は人間基準で考えるのなら、まず間違いなく格好いいですよ。中身はおたまじゃくし並みの残念さですが」

「……おたまじゃくしは成長すれば蛙になる」


 それまで無言で飲み食いをしていたミックンが会話に入ってきた。多分敬愛する主のフォローをしたつもりだろうが、残念なことに全くフォローになっていない。


 ミックンは雰囲気は超イケメン(?)なのに、よくズレた答えを返してくる。それが面白いと言えばおもしろいんだけど。


「そう言えばミックンの本体ってどんな姿なの? やっぱりイケメン? せっちゃんも男なんだよね。カッコいい?」


 わくわくして尋ねると、せっちゃんとミックンが視線を合わせた。そしてそれぞれ反対方向に首をこてんと傾げた。


 ……ああ、ああ、鼻血が……、誰かティッシュをちょうだい。


 鼻を押さえて震える私に何かを感じたのだろう。ノラが珍しく自ら動いてティッシュを取ってくれた。お礼を言って残念そうな顔をしたノラからティッシュを受け取る。


 思いっきり鼻をかむと、鼻水しかでなかった。


「……セツカ殿は我が国では氷雪の愛妾と呼ばれているな」

「「は?」」

「いや、間違えた。氷雪の宰相だ」


 「死ねや、ぼけ!」「ふざけるな、この駄犬!」とノラとせっちゃんがキックや猫パンチを繰り出しているが、ミックンは「すまなかった」と言った後は黙りこんでしまった。


 猫パンチが全く効かないことに腹が立つのか、フシャーッと威嚇しながらノラが教えてくれた。


「こいつらは人間基準で考えてたら痛い目見るで。特別枠やからの」

「へぇ、特別枠? それって同族から見てもカッコいいってこと?」

「……ふん、わてには敵わんけどな」


 なるほど、ノラでは足下にも及ばないくらいカッコいいのかぁ。


 きっと異世界だから美の基準も高いのかもしれないね。


 そんな事を話したり聞いたりしていると、どれだけ時間が経っていたのか、私の前には空の缶ビールが4本ほど並んでいた。それらをぼんやりと眺めながら思い出す。


 ――そう言えば、いつも飲んで記憶が無くなるのって、空の缶ビールが3本並んだくらいからなんだよね……。


 そんな事を考えながら、私は次の缶ビールを開けた。





「うーん、ノラちゅわん。可愛いでちゅねぇ。お姉ちゃんがチュッチュしてあげまちゅよ」

「ニ"ャー!! 止めい、シューコ! わては襲われるより襲う方が好きなんや!! おま! もう飲むなや、酔っ払い!」

「いやーん、ノラちゅわんはぁ、ツンデレでちゅね~、またそこが可愛いんだわーん」

「こら、ミッキー、セツカ! お前らわてを助けろや! 王の危機やぞ?! ミッキー!!! ギニャー!!!!」

「相変わらずシューコ殿は酒癖が悪いですね。妙齢の女性とは思えない醜態です。面白いですが」

「……シューコは陛下の事がことのほかお気に入りだな」

「おや、焼きもちですか?」

「……少し。この犬(ミッキー)はシューコが大好きだからな」

「ほう? あくまで宿主の感情に引きずられているだけと?」

「……違うのか?」

「いや、私に聞かないでくださいよ。魔狼将軍ともあろうお方が情けない。自分の気持ちくらい自分で理解なさい」

「…………」

「……て、寝てるし」

「ニャヒーー!!!!」」




 翌日、目覚めた私はやはり途中から記憶が無くなっていた。二日酔いは無いんだけどね、いつも酒量が一定を越えると記憶が途切れてしまう。


 いつの間にか部屋で寝ていて、リビングに下りれば酒宴の形跡は無くいつもの日常に戻るのだ。


 ミッキーが真っ先に私の元へ駆け寄ってくる。

 ノラは警戒心丸出しで母の元へと逃げる。

 雪華はいつも通り牧草を食んでいる。


 ミッキーの艶々した毛皮を撫でくり回しながら、次の新月の晩を少しだけ楽しみに思うのだった。






*雪華とノラは雌でミッキーは雄。中の人はみんな男です。


*せっちゃんは作者の愛うさがモデルです。それ故愛と妄想が爆発しました。すみません。


読んでいただきありがとうございました。

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