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空想に耽る

作者: 菜の花


明日がやってくるのかすら

僕にはわからないから

未来のことなんて

考えたくなかった


将来の夢とか

大人になったらどうなりたいとか

そんなことを考えるのは時間の無駄だって

そう思っていた

そう思いたかった


今日はちゃんと終わるのか

誰にもわからない

知っているのはきっと神様だけだ

けれど神様なんかいないから

誰も明日を知らない


僕がどんな人生を歩み

何歳まで生きてゆけるのか

教えてくれたらいいのに

わかっていたら

うまく生きられるのに


もしも僕に明日が来ないなら

今日は好きなものを食べて

周りの目なんか気にせず

好きな服を着て


持ってるお金も

全部使い果たそうか

あげる人なんていないから

僕が好きに使っちゃおうか


全部寄付とか

カッコつけてやってみるってのも

ちょっと憧れるけれど

明日がないならやれるんだよな


幾度空想に耽っても

現実はそうじゃない

明日は残酷に訪れて

予告もなく消えてゆく


将来を考えなくてはいけない

訪れるかもわからない未来を

思い描いていなければいけない


ひとつ

溜め息を吐いて

僕は白いカーテンを開けた

ご覧いただきありがとうございました。


明日の存在も、僕は知らないけど。


誰かに届きますように。

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― 新着の感想 ―
 難しいことは解りませんが、それでも判っていることは、未来は現在の延長にあること。  堅実に今を築くことが未来への礎になるということで……って、そんなことは誰にだって解っていますよね。  とはいえ、刹…
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