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ライフ  作者: 道野ハル
アメリア国[前篇]
62/162

瞬刻



 十数分後。



―――ダダダッ



『あ!』


 中央監視室の前で待ってると、看守の制服を脱ぎながらイオリさんとユラさんが走ってきた。


「終わったぞ」

「あと、地下に行ってもらっていい?」

『!』

「地下?」

「おじさん閉じ込めたままだから、おじさんと一緒に外に出て」

「お前は、どうするのだ?」

「見まわりして出るよ」

「……タナカ殿は」

「タナカも連れてく」

「わかった」


 そう言うと、イオリさんとユラさんは背中を向けて走り出した。



―――ズイッ



「はい」

『え?』


 ラルフにランプを渡される。受け取るや否やラルフが走り出したので、私も慌てて後を追った。



―――タタタッ


―――タッ、タッ



「ラルフ!」

「うん?」


 走りながら、イオリさんがラルフを呼んだ。


「あとで、な」

「なにいってんの?」


 ラルフが、珍しく苦笑いのような表情を浮かべた。



―――タタッ……



 その顔を見て……私はなぜか不安な気持ちになった。




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