【澁谷へ…】
あれから一週間が経ち、タツヤの傷もほんの少し良くなり、動げたり出来るくらいになった
一週間の間に僕とタイガは色々準備をした、そして
「ほな行こか」
「あぁ!」
「絶対皆でここに帰ってこようね」
僕達は王様の国!澁谷へ向かう
だけど澁谷に入るには……兵隊が着けている仮面が必要だった…
仮面がなければ澁谷に入れても奴隷にされるか…殺されるだけ
必要な仮面は後2つ…
話は3日前に戻る
三人で食事をしながら話していると
「澁谷に入るには仮面が必要や」
「仮面って、兵隊の仮面か?」
「せや、澁谷に入ろうが仮面があらへんかったら、城にも王様にも近づけへんで」
王様が住む昔デパートと言う場所が城らしい
「じゃ僕とタツヤとタイガので三つ必要だね」
「いや、後二つや…」
「どういう事だ?三つだろ」
タイガは自分の荷物の中を探しはじめた…
そして出して来た物は…
「これって兵隊の…」
「仮面だ…なんでお前が持ってるんだ…?」
「……前にな澁谷に入ろおもて兵隊を殺して奪ってん…そんで仲間探しとったら二人を見つけたっちゅうこっちゃ」
「そうだったんだ、でもタイガは凄いね!兵隊を倒すなんて」
「良く殺せたな?銃を持ってんのに」
タイガは一呼吸あけて
「偶然一人でおったやつがおって、後ろからガツンと倒したったわ!銃は目立つから捨ててもうたけど…今考えると、もったいない事したわぁ」
僕はタイガに憧れを抱きタイガが居ればなんとかなると思った
タツヤもこの話しを聞いて驚いていた
「じゃ後二つ、俺とヤマトの分を手に入れないとか…」
「そうだね、タツヤとタイガがいれば兵隊も怖くないね」
二人が僕の方を見て
「お前もいればだろ?」
「ヤマトもやらなアカンで」
二人の言葉に唾を呑み込み
「うん!僕も頑張るから」
この時僕達の決意は固まり強い絆が生まれたように思えた
そして話は戻り
僕達は歩きだしタイガが
「噂やけど…兵隊はよみつけるなら新宿には兵隊が多くいるみたいや…危険やけどな」
「時間もないんだ、新宿に行く」
「新宿に…」
そして僕達は新宿に向かう事にした…
だか新宿に行った事で僕達は恐怖と絶望を知る事になる…