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明日は  作者: しずく
12/22

クリスマス

街はキラキラと輝いて、気づけばもうクリスマスだった。


去年のクリスマスは、私の家で香那と私が料理をして匠と歩がケーキを買ってきてくれて、全員でツリーを飾り付けて、プレゼント交換もして、去年は受験生だったから受験勉強もしながら4人で全員受かろうねと誓った。

毎年クリスマスは4人で過ごしてたからとても思い出深くて、忘れられない。


思い返せば、何をするにも4人だった。


そんなこと考えてたら走りながら匠が向かってきた。


「ごめん。遅くなった。」


「大丈夫。私が早く来ただけだから。」


とカップルらしい会話をしてお昼ご飯を食べに行った。


匠は香那から来たメールのことを話してから4人のことについては触れなくなった。


「俺、ソワソワしちゃうから先に渡す。はい、クリスマスプレゼント。」



箱から出て来たのは私がずっとほしかったブレスレットだった。


「すごい、なんでわかったの。」


「何年の付き合いだと思ってるんだよ。」

と自信満々に言った。


あ、私も今出しちゃおう。


「じゃあ私もあげるね。」


自信はなかったけれど、匠が嬉しそうにしてくれると思って渡すと匠はなぜか泣き出した。


「匠、どうしたの?」


「ごめん。梨花からプレゼントをもらう日が来るなんて思ってなくて、つい、、」


「プレゼントなんて毎年、」

と言いかけると


「重みが違うだろ。」

と言った。


きっと匠の涙は嬉しさだけではない何かがあるのだと察した。


それから恋人らしい1日を過ごした。映画を観に行って、タワーで夜景を見て、キスをして。

普通過ぎるくらい普通だったけれど、とても楽しかった。

きっと私は少しずつ匠のことを好きになってるのだと思う。

4人の時のずっと一緒にいようとはまた違う一緒にいたいという気持ちが生まれていた。

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