クリスマスの日はもう 序
一応本編につなげようかなとか考えたけどありえない時間軸になってるので本編と少しだけ関係ないIFストーリーになったやつ
まぁ一部事実はある
このあたい、アーケプリルは今猛烈に悩んでる。
何かっていうと......このクリスマスにプリックに何を贈ろうかってこと!
プリックって今何がほしいのかな...やっぱり魔道書とか勉強するためのもの...?それとも日用品とか実用的なもの...?
うーん、プリックのこと、そこまで知らないしなぁ...じゃあ本人に聞けばいいじゃんか!
初めてプレゼント渡すんだし、そんくらいのことをしてもいいはず!
...てゆーか今冷静に考えたらプリックの家ってあたい知らない...まじゅいぃぃぃ...本人に聞けもしない...いやダメ!こんなことで「もうやめようかな」とかしちゃダメ!諦めないでいこ!
よし、じゃあまずはプリックの家を探すことから始めよう。
とはいっても、どうやって探すかも考えず始めたら意味ないよね。ただあたいが散歩してるだけになっちゃう。でもどーしたらいいのかな...もう!試験の後ちゃんと待ち合わせ場所に来てくれたらよかったのに!
...まぁいいや。過去のとこを考えても仕方ない。一旦、魔取(国内全魔法取締機関)本部の近くとか回ってみて、情報収集とかしたらいいでしょ。
もしかしたら魔取本部の近くにすんでるかもしれないし。そしたら直接会えるかも...!
ナレーション:そして、アーケプリルは期待を胸に家を出るのだった
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じゃあ魔取本部前までは来たし、早速情報収集しよっかな!
とゆーことで!...知ってるわけなくない?
いやいや冷静に考えたらそうじゃん。一応なんともない人の家なんて奇跡的に身内じゃない限り知らないよね。
...あれ?これ無駄足だった?
...無駄足じゃないはず!いや、無駄足にしない!
なんとしてでも何か有益な情報をゲットするぞー!
でも、何も接点を持ってない人に聞いたってわかるはずがないから、ひとまずプリックのそばにいたあの二人を探してみよう。
とはいっても、本当にここら辺に住んでない可能性もあるよね。...まぁそこは願っとくしかないのかな。
とりあえずこの辺には...あの二人はいなさそう。
じゃあここをぐるっと一周してみようかな。ここにいたらいいんだけど...
...で、もしいたらなんて声かけようかな。
『すみません、魔法試験の時プリックさんのそばにいた人達ですよね』
たしか...名前なんだったっけ、ウェントブルドとポーピーク...だったっけ?
だから、これを付け加えたら
『すみません、魔法試験の時プリックさんのそばにいた...(ウェントブルドかポーピーク...?)さんですよね』
とかかな...?
最後に名乗ったが良いよね。
だからそれで...って、あれ?
あの人って...まさか!まさかまさか!!!
アーケ:「すみません!魔法試験の時プリックの近くにいたブルドックさんかポピーさんですよね!アーケプリルです!」
???:「多分だけど...ブルドックって、ウェントブルドのことか...?」
アーケ:「そうですそうです!まさかウェントブルドさんですか...!?」
まさかの一発で狙いの人見つけれたかな!?
ウェント:「あぁ、そのウェントブルドだ。ウェントとでも呼んでくれ」
よっしゃい!やっぱりウェントブルドさんだったか。あ、ウェントって呼んでって言ってたっけ。
ウェント:「それで、俺に何か用か?」
アーケ:「あぁ、知らないかもしれないんですけど、プリックの家がどこか知ってますか?」
ウェント:「あー...俺も知らないな。俺もなんとか退院できて、プリックに会いに行こうと思ってたところなんだ。一緒に探してみるか?」
アーケ:「そうしましょう」
うーん、別にお供が一人増えるとかしても、正直意味はないんだよね...今知りたいのは情報、今得たいのは情報!
ウェント:「とりあえずなんだが、やっぱり俺みたいに近くにいたやつを探すべきだな。だからポークってことになるか」
アーケ:「そうですね」
じゃああのポークって人を探そうかな...いやでも、今回見つけ出せたのはたまたまで、偶然。次も同じようにはできる可能性は低いよね...そしたらどうしよう。
アーケ:「でもちょっと待って、今回偶然出会えたけど、次もうまくいく可能性はめちゃ低いよね。だからなにか他の方法を考えた方がいいと思う」
ウェント:「まぁそれもそうだな...考える時間も無駄だ、一応ポークを探しながら考えよう。いい案が思いついたら教えてくれ」
アーケ:「わかった」
...てゆーかめっちゃ敬語だったのにため口になっちゃった。大丈夫かな...まぁいっか。
一旦あたいは何かいい案がないか考えてみよ。
ウェント:「...すまん、嫌な事聞かれてたら答えないでいいんだが...なんでプリックの家を知りたいんだ?どこかでプリックと会ったことがあるのか?」
アーケ:「まぁ...魔法試験で会って、会うって言っても遠目で見ただけだよ?それで見て、なんというか一目惚れして...」
ウェント:「そうかいそうかい、一目惚れ...一目惚れ!?」
アーケ:「うん…一目惚れ...」
なんだろう、一目惚れ反対する人なのかな?そんな人この世にいるのか知らんけど。
ウェント:「あれに一目惚れか...別にモテるわけじゃないし俺が言えることでもないけど、本当に一目ぼれするほどか?」
アーケ:「...まぁ人によって感性は違うってことなんだよ」
ウェント:「そういうことなのか...ただあれに...いや、もういいや」
そう、別に一目惚れってところに突っかからないでもいいんだよ。それでいいんだよ。
それはそうと、どうやって家を特定するか早く考えないと。何かヒントを見つけることができたらいいんだけどな...でもあの短時間に話すこともほとんどなくてヒントをゲットできるはずもないよね。
じゃあプリックに繋がりそうな人...魔法を教えた師匠、シンプル親、友達...とかなのかなぁ。友達枠は一人見つけれたけど意味はほぼなくて。そうなると...親は知ってるはずもないし師匠なのかな...いやこっちも親と同レベルで知らない。
......あれ?魔法試験の時...
『しかも今日はわしの教え子、弟子が出ると言うので、来たまでです』
言ってたよねこれ...?
誰だったっけ...
アーケ:「ねぇねぇ、魔法試験の時に『しかも今日はわしの教え子、弟子が出ると言うので、来たまでです』とか誰かが言ってたよね」
ウェント:「あぁそんなこと言ってたな!ただ誰だったか.........あー...あ!そうだ、水造さん!解説で水造さんが来てくれて、最初に言ってたんだ」
アーケ:「じゃあ、水造さんを探し出して、そこから今どこにいるかを聞けば......!」
ウェント:「確かにそうだな!無名の一般ピーポー一人より、世界に名を馳せた勇者パーティーの一角を探し出す方が簡単だろうしな」
アーケ:「そしたら、水造さんはどう探そう...」
ウェント:「それはもう、人に聞いていったらわかりそうだろ。地図を手に入れるのも良いだろうな」
じゃあどっちがいいんだろ...
ウェント:「じゃあ、手分けしてやろう」
アーケ:「あぁ、それがいいね。じゃあ、あたいが人に聞いて回ってみるね」
ウェント:「それじゃあ俺が地図を手に入れてくる。集合は、魔取本部の前の柱の近くで」
アーケ:「わかった。それじゃあ」
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よかった、結構有益な情報が聞けた。
これで一応少しは進んだのかな。家出てすぐとかは正直無理かと思ったけど、もしかしたら家が本当にわかるかも!
あ!そういえば何をプレゼントするか決めてなかった!
どーしよっかなー...まだクリスマスのイブだし、一応なんでも買えば行けそうだよね。
プリックって今何が欲しいのかな...やっぱり...!
一般誘拐犯A:「おっ、こんなところに高そうな娘はっけーん」
アーケ:「ぁぅ!ぅぃぅ!」
一般誘拐犯A:「おい!静かにしろ!」
アーケ:「ぃぅ!ぁぉぅ......」




