ため息の原因
そろそろ、話しましょうか?長く長くなってしまった物語の続きの上で重要な人物、
私のそばにいる男の話でもしたいとこですね。
そばにいても一生好きになれない…そんな男性は、友達でもあり、相方とよく呼ばせてもらっています。本当にどうしようもない人であります。
人生のどん底だったのでしょうか…本当に底辺だった。その時彼も、ぼろぼろの姿で現れました。ぼろぼろのテーシャツだけをきて、座っていました。初めて会う相手に座って待ってる方なんて、普通考えられないと思いましたが直ぐに、別の思考が走りました。
死人になっちゃうダメだ、助けよう
そう思いましたが。案の定、この人は私の期待には答えてくれるはずはいつまでもなく、助けた側としては…
いつまでも甘えてもらってちゃダメな感じが日ごろ私の中の葛藤の根源となっている人です。
金目当てのとこもあるし、しかし、いつも思っていてくれるとこはあり、しかしながら、本当に迷惑な存在であることには間違いない。
しかし、私の取り扱いを良くもまあ分かっていらっしゃる男です。
話会話…いろんなとこをとっても、私の喜びかたをよくよく知ってる。例えば…
朝ちゅんちゅんなく小鳥や鳩を私は好きで…ほっろほーと私は鳩に問いかけることがあります。
ご機嫌だね~とかも思ったりすることがあります。
それを聞いていたことがあるのか…。
「あなたは寝ているとき知らないだろうけど…いびきかくってもんじゃないよ。
ほろっほーっほろっほー
と言ってるの自分で知らないでしょ」
とか、
「朝になったら、あの広場の電柱に行くんだよ…あーそう、仲間が待ってるから
ほろっほーっほろっほーってね行かなくちゃいけないだろ」
とか、
私の本当に笑うツボをよく知ってる。私を使ったいじりで私を笑わかす。彼は、
そんなすごい技を持っている賢い男なのです。
そんな、楽しい核心を私はいつもいつもつかまれていえるのです。
きっとほかの男の人じゃめげてしまう、ひどい怒鳴り様にも…叱り様にもびくともしないところや、なんせ、普通の女の人にそういうこと言われると引いて、消えて行ってしまいそうな言いようにも…
めげない。
疲れます。
が、何年前のことでしょうか?諦めがつきました。
腐れ縁
という言葉の存在で、私は彼の元にいます。彼も私のそばにいつまでも飽きることないのでしょうか?居ます。
きっと核心をついたことを私が決して言わないのがいいのでしょうかね。
嫌いという言葉も、汚い言葉も言わない。彼が気にしていることは言わないからでしょうかね。心が怒鳴っても叱っても…。声に出して怒っても、いじけもせず、淡々と聞くだけで変わりようのない人ですが。
私の一番傷つく、浮気も心を奪われそうになって帰ってきたこともありますが、そういう時は私を必ず抱き抱かせていました。
私は、彼に対して、好きには成れない感情だけを抱きつつ、一緒にいることさえ苦痛なのに…なぜか?彼が心を奪われようとするなら、私は引き裂かれそうになるような心も持っているようにも思えます。
しかしいつまでも、この中途半端な気持ちだからこそ…業をなし…床に就き。
沢山あってきた男性を…忘れ忘れられもしながら、金銭を得ているという事実。
早く、尼でも、聖職者でも、一番は堅気になりたいという思いであるとこです。
私の辛く悲しい気持ちは成長一直進を考えるそれを、…でも以前のその気持ちが私をがんじがらめにし、何もどこに行っても同じ気持ちに戻る。いやな時であります。
いつまでも蓋をされているような、遊廓の親方と
私は生きているのかとも今思いました。
誰かに…嫁ぐことがありますようにと、私はいつもいつも、男性を見ています。
軽い恋は出来なくなっています。年の功もありますね。きっと。
私は男性をだます力量はありませんし、でもだまされっぱなしの人生も嫌気がさして来た。だから、いつもこの人の腕から出れることを日ごろから心にとめているという事です。
ハア、ため息。花魁、道中夢街道…
なぜか?グチッっぽくなりましたかね。抜け出せないというとこは私は強い人間だと思ってはいますが、きっとそれなりのものしか持ち合わせていないのでしょうね。
のち、あと1章。
今日は、あとの続きを23時に載せます。
よろしくお願いします。