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言挙げせぬ国

作者: ひつくのか三 選:最愚最弱者(さいそこびと)


神がこの世にあるならば、こんな乱れた世にはせぬ筈ぞと申す者 沢山あるが、神には人のいふ善も悪もないものぞ。


よく心に考へて見よ、何もかも分りて来るぞ。


表の裏は裏、裏の表は表ぞと申してあろうが、一枚の紙にも裏表、ちと誤まれば分らんことになるぞ、神心になれば何もかもハッキリ映りて来るのざ、

そこの道理分らずに理屈ばかり申してゐるが、理屈のない世に、神の世にして見せるぞ。


言挙(ことあ)げせぬ国とはその事ぞ、

理屈は外国のやり方、神の臣民言挙げずに、理屈なくして何もかも分かるぞ、

それが神の(まこと)の民ぞ。

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