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最悪の冬  作者: シットノ
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第4話 カナヤナ町

第4話です。不定期連載ですが、何卒よろしくお願いいたします。

彼らは自分の育った町を出て隣町へ。何が潜んでいるのか・・・

僕たちは自分の住んでいる町「多辛町」を出て、隣町の「カナヤナ町」にやってきた。ここに来た目的はと言うと、

「この町に刑務所なんてあったか?」

「あるから彼は言ったんだろ?」

「まぁそうだけどよー」

武田トシキが残したメッセージはこのカナヤナ町の刑務所に行けと言っていた。まさかまだ生きているのか?秘密裏に生かされていて会いに来て欲しかったのか?考えれば考えるほど可能性が生まれてくる。

「すみませーん。面会したい人がいるんですけどー」

「それじゃあ面会したい人の名前を教えてくれるかな?」

高身長の警官がニコニコしながら言ってきた。もちろん、メッセージには誰に会えとは言ってなかった。そのため僕たちは何も言えなかった。結局誰にも会うことなく警官に見守られながら町を後にした。

「なぁ誰だと思う?」

「?」

「刑務所にまで行って会えって言ってる奴のことだよ」

「そんなの予想ついたらあの場で言ってるよ。第一、僕は武田トシキなんかと面識はないからね。」

帰り道、歩きながら今日のことを振り返った。新聞に載ってた人のこととか、刑務所に何かあるんじゃないかとか、考えてもきりがなかった。

────────────

その頃刑務所では、1人で不気味に笑う人影があった。

「・・・」

「今日2人組の学生が来た。誰かに面会したいと。」

「・・・」

「お前にじゃないか?」

「・・・」

「なんか言ったらどうだ?」

「まだ来ねーよ」

「?」

「まだここまでへの扉はいくつかある。それら全てを開けない限り、たどり着けねぇ。」

次回5話は、少々話が長くなります。それだけ物語の確信に迫っているということです!これからの展開、見ものです!それじゃあ(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

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