第3話 メッセージ
第3話です。武田トシキが残したものとは?!
「ここが武田トシキの家か」
僕らは新聞に載っていた住所どうりに歩き、1軒のアパートに着いた。
「でもさぁ、武田トシキって死んだんだろ?今更来たってなんの意味が・・・」
僕は扉を開けて無言で入っていった。
「おいおい1人で進むなって。殺人犯の家だぞ?!なんかあったらどうするんだよ」
「すまん、ここに本当に手がかりがあるのかちょっと気になりすぎてな」
「そっか。って痛?!」
彼の足元に何かある。スイッチのようなものだ。
「なんだこれ?」
「貸して」
貸してと言う割には強引気味に彼の手から取った。ONとOFFが書かれている。ONのところを押したらいったい・・・
「なぁ押すのか?」
「押すしかないだろ」
ポチッ!
「・・・」
「何も起こらないな」
辺りを見回しても変化なんてどこにも─────
「あっ!」
テーブルの上にあるテレビから音声のみが流れてきた。
「このビデオを見ている君へ。今から私が伝えることを信じるならばこのまま続きを見てくれ。それ以外なら今すぐ処分しろ。」
「見る・・・よな?」
「当たり前だ」
──────
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ。でもこの人が言っていることが本当なら・・・訪ねてみる価値はある!
「本当に行くのか?」
「今更こんなチャンスみすみす逃す訳には行かないからな」
2人はビデオで聞いた場所へ行くことになった。
今は6月20日。時刻は12時を過ぎている。
いかがでしたでしょうか?武田トシキが残したメッセージはなんだったのか?これからどこへ向かうのか必見ですよ!それじゃ(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪