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ツリーと竈門

作者: 昼咲月見草

こんにちは。

はじめてましての方は、はじめまして。

昼咲月見草と申します。


11月になって、いよいよ寒くなってまいりましたね。

皆様、防寒対策はお済みでしょうか。

わたくしは貼るタイプのカイロを装備して日常を過ごしておりますが、すでに心が折れそうです。


1枚でもまだ足りないというのか。ならば2枚…、一冬にどんだけカイロ使うんだよ!

と、心の中で自分につっこんでおります。

マジ、暖かいところに行きたいナリ…。


そんな日々ではありますが、先日ハロウィンの終了後すぐに、職場の近くのデパートがクリスマス仕様となりました。


目の前の通りはイルミネーションで飾られ、駅前とデパート内には大きなクリスマスツリーが登場し、親子連れや友人同士で記念撮影する姿が見られます。


今年は悲しいニュースが多くどこか暗い毎日でしたが、毎年の光景をここで見られて、少しだけほっとしました。


まだまだコロナの鎮静化は先が見えない中、都心部でもないのに例年通りのクリスマス準備をするのは、デパート側も色々な面でためらわれた事と思います。それでも、こうしていつも通りの様子を見せてもらえると、安心するというか、明るさが戻るというか。なんだか希望が心に灯るような、そんな気分です。


同じイベントでもハロウィンとは違うのは、やはりハロウィンは新参のイベントだからなのか、それともクリスマスがすでに私たちの心に深く根付いてしまっているからなのか。

そういえばハロウィンは日本でいうところのお盆。

クリスマスはキリストの誕生日。

感じ方が違って当然なのかも知れません。


そんな事を考えながら、わたしの勤めるお店もクリスマス仕様に模様替えとなりました。


ツリーを出して、クリスマス向けの商品を目立つ場所に置いて、小物を飾る。ただそれだけなのですが、毎年ウキウキするのですよね。

家ではクリスマスなんて当日のケーキとプレゼントくらいなのに。


ツリーを飾って、みんなで「きれいだね」「もうそんな時期かあ」「今年は早かったねえ」なんて話して、アルコールで手を消毒…。


いってええええっっ!!!


プラスチックの葉っぱで手がいつのまにか切り傷だらけに…。

て事はなにか、どっかに出入りするたんびに痛い思いをするって事か!ちくしょう!


腹立ちのあまり言葉が汚くなってしまいました。とりあえず反省。

万が一にもこれを読んでるいい子がいたら、絶対マネしちゃダメだぞ!

言葉は心を映すのです。


めっちゃ腹立ってても、笑顔で「あらあらうふふふ」って言っとけ。そしたら周りは優しいいい人だって勘違いしてくれるから。あれ?映してないな。まあいいか。


ツリーを飾って、お客様をお迎えする準備をして、いつもの席に座ります。

仕事をします。

仕事をします。

仕事を…。


寒い!!


暖房はついている。

なんなら24度。

だがしかし寒い!

なぜかと言えばここのところ急に気温が下がったから!

そして我が職場は店員がいる限り、入口のドアはオープン、全開だから!


全・開!


奥に行けば温かい。

だがわたしのいる辺りはめっちゃ寒い。

カイロ2枚貼っててもまだ足りない!だって制服着てるから!

カーディガンじゃ間に合わないのですよ!

コートを!冬用の防寒着を!わたくし体調悪いと35度切っちゃうくらい普段から体温低いのです!

まじ死んじゃうから!

ちくしょうコロナ!いまだかつてないほどてめえが憎い!


ガタガタ震えながら、わたくし頭の中で「竈門炭治郎のうた」を歌っておりました。

マジ帰りたい…。

ですが勤務はまだ始まったばかり。

きっと絶望ってこういう事。


幸いなのは、長くてもそこでの勤務が4時間程度だという事でしょうか。

ちょうど先週、「寒くなってきたけど大丈夫?」と聞かれたばかりだったのですが、こんなに急激に寒くなるとは…。

もっと切羽詰まった感じで訴えるべきでした。


白く凍った木の実。鏡状の音符。金色のハートとピンクのハート。金・銀・赤・白・ピンク。色とりどりの、大小様々なきらきら輝くクリスマスの飾り。

美しく飾られたツリーの前で凍えながら、わたしは竈門で心を温めておりました。

カイロを二箱、注文しなければと心に誓って。



「竈門炭治郎のうた」すごくいい歌ですよね。

でもアニメでは1回しか流れなかったし、買おうと思ったらアルバムにしか入ってないみたいだし、LINE MUSICで検索したら購入限定だしで、なかなか聴く機会がない曲でした。

最近になってようやくLINE MUSICの無料お試し期間が終了して購入限定の曲も入手できるようになったので、早速購入してみたのですが、もう本当に最高でした。

ツリーの事はもともと書くつもりでしたが、脳内で二つがなぜか合体したので、こんな内容に。

わたしはなぜかエッセイを書こうとすると、全く違う二つのものが頭の中で混ざる事があります。

たとえば「曼珠沙華と島バナナ」とか。

今回は比較的まともな内容だったので、そのまま投稿しました。

鬼滅ファンの方、気に障ったらごめんなさい!

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