第7話 初心者講習 魔法訓練
初心者講習3日目 魔法訓練
何時も通りマリアさんと一緒に受付を済ませ 冒険者ギルド地下2階の魔法訓練場で、
3人の魔法スキルは 初級『空間魔法』・『時間魔法』・『次元魔法』・『生活魔法』及び『全魔法適正』と伝え。
入念なストレッチや其々(それぞれ)の使用武器の型訓練などで身体を解してから魔法訓練を開始した。
午前の講習は 魔法や魔術を使う為の基礎である『無属性魔法』の『基礎魔法』の各スキルの習得だとマリアさんに教えてもらい。
魔法訓練の第1段階として 体内にある魔力・自分を取り巻く魔力や魔素を感じる事から始めた。
マリアさんに魔力や魔素の感じる感覚や『魔力感知』『魔力察知』などのスキルの説明や習得方法を詳しく教えてもらってから。
神としての経験を参考に、座禅を組み 瞑想によって 体内に意識を集中させ 高天原での大神時と比べると激減している体内魔力を感じて「魔力10・MP100だと本当に魔力が激減しているな」と考えていると『魔力感知』のスキルを取得した。
序に 『気配察知』と同様に、より危険な魔力を察知が出来ないかと考えていると『魔力察知』のスキルも取得出来た。
ステータスで確認すると『気配感知』と『気配察知』と同様の説明で
『魔力感知』と『魔力察知』は どちらも【パッシブスキル】で、ほぼ同様の効果があるスキルであり 取得者の性格などにより どちらか一方のスキルを取得出来るとなっていたので 両方取得出来たのはスキルマスターの効果で、
『魔力感知』スキルは 常時 自身の魔力や周囲の魔力・魔素などを感知する能力。
『魔力察知』スキルは 常時 自身の魔力や周囲の魔力・魔素などを察知する能力。
両方のスキル共に 周囲の敵意や殺意など敵対的魔力には高反応をして確実に知る事が出来る様だ。
魔法訓練の第2段階として 体内魔力を意識した通りに操作できるようになる為の 『魔力操作』の説明と習得方法を詳しく教えてもらってから、 改めて座禅を組み 瞑想によって精神を集中させ 魔力を内蔵・骨格・神経・筋肉など体の隅々まで張り巡らせ 高天原での知識も応用し 魔力を身体の中で自由自在に操作させていると『魔力操作』のスキルを取得出来た。
魔法訓練の第3段階として 『魔力遮断』の説明と習得方法を詳しく教えてもらってから、座禅を組み 瞑想して精神を集中させ 皮膚や髪の毛など身体がうっすらと魔力の膜に包まれていているので 極力自分の魔力が体外に漏れ出さない様に意識していると『魔力遮断』のスキルを取得出来た。
序に 体内魔力などを隠蔽する『魔力隠蔽』と偽装する『魔力偽装』の説明と習得方法を詳しく教えてもらってから、体内魔力を周囲の魔力と同質になる様に隠蔽する事を意識していると『魔力隠蔽』のスキルを取得し、
また 体内魔力を周囲の魔力と同質になる様に偽装する事を意識していると『魔力偽装』のスキルを取得出来た。
ステータスで確認すると『魔力隠蔽』と『魔力偽装』は やはり どちらも【パッシブスキル】で、ほぼ同様の効果があるスキルであり 取得者の性格などにより どちらか一方のスキルを取得出来るとなっていたので 両方取得出来たのはスキルマスターの効果で、
『魔力隠蔽』スキルは 調べられると都合の悪い自身の魔力を 周囲の魔力や魔素などで故意に覆い隠して 魔力を知覚し難くする能力。
『魔力偽装』スキルは 敵などを誤魔化したり自身の魔力を覆い隠し為に 周囲の魔力や魔素と似た色や形にして 魔力を知覚し難くする能力。
そして『魔力感知』・『魔力察知』・『魔力操作』・『魔力遮断』・『魔力隠蔽』・『魔力偽装』を意識して瞑想をしていると午前中の講習が終わったので、4人で冒険者の宿に戻り食事をしながら午後の講習に備えた。
午後からの講習は 魔法訓練の第4段階として 魔法適正を調べる事から始めりと『基本属性魔法』の説明と習得方法を詳しく教えてもらいながら訓練を始めた。
改めて魔法適性を調べる為と 12種類の『基本属性魔法』を取得する為に、『生活魔法』と呼ばれる『基本属性魔法』の弱小魔法を使用していった。
『無属性魔法のマジック』をイメージして 魔力操作により 魔力の塊を空中に出現させ、
『火属性魔法のファイヤー』をイメージして 魔力を燃料に松明の様な炎を空中に出現させ、『火属性魔法』を取得した。
『水属性魔法のウォーター』をイメージして 魔力を触媒にして空気中などから水分だけを集めて不純物の含まない純水で作られた1L位の水球を空中に出現させ、『水属性魔法』を取得した。
『風属性魔法のウィンド』をイメージして 空気より少し高密度の風の球を空中に出現させ、『風属性魔法』を取得した。
『土属性魔法のアース』をイメージして 地面の土を魔力により 空中に集めて土球を出現させ、『土属性魔法』を取得した。
『回復魔法』とも呼ばれる『生命属性魔法のライフ』をイメージして 魔力を直接に生命エネルギーに変換して 空中に生命エネルギー球を出現させ、『生命属性魔法』を取得した。
『木属性魔法のツリー』をイメージして 魔力を触媒として擬似的な樹木を出現させ 『木属性魔法』を取得した。
『冷属性魔法のコールド』をイメージして 魔力を触媒にして冷気の球体を出現させ 『冷属性魔法』を取得した。
『雷属性魔法のサンダー』をイメージして 魔力を触媒にして雷の球体を出現させ 『雷属性魔法』を取得した。
『金属製魔法のメタル』をイメージして 魔力を触媒として金属球を出現させ 『金属製魔法』を取得した。
『光属性魔法のライト』をイメージして 魔力を触媒として光球を出現させ 『光属性魔法』を取得した。
『闇属性魔法のダーク』をイメージして 魔力を触媒として闇球を出現させ 『闇属性魔法』を取得した。
魔法訓練の第5段階として 『魔力制御』の説明と習得方法を詳しく教えてもらいながら訓練を始めた。
『無属性魔法のマジック』を発生させ 魔力の純度を上げながら魔力を圧縮させ、魔法を効率化して より完璧に制御する事を意識して 『魔力制御』を取得した。
魔法訓練の第6段階として 『身体強化』の説明と習得方法を詳しく教えてもらいながら訓練を始めた。
『身体強化』をイメージして 身体全体に魔力を漲らせる事を意識させ 『身体強化』を取得した。
午後5時に3日目の初心者講習が終わり、冒険者の宿に戻り 4人で夕食を食べながら講習での反省会を・・・。