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「第八話」


「第八話」


月光が刺す病室の中にはその中のベッドに腰掛けた屯野琢磨、そして突如その姿を変え、屯野の前に現れた白衣の老人、鵠沼玄宗くげぬまげんそうがいた。

鵠沼は屯野がベッドに腰掛けたのを見届けると、静かに口を開いた。

「まず、初めに言っておくか。お前が今どういう状況にいるか説明してやろう」

「…………」

屯野は元の人間のものに戻した右腕を見ながら俯いていた。――腕は鵠沼の言葉通り、屯野が人間の腕に戻るよう意識すれば簡単に戻った。

屯野には鵠沼の話を黙って聞く以外、選択肢は残されていなかった。

先ほど、人を呼ぼうとするのなら殺してやるということを鵠沼本人から言われていたばかりだったからだ。

「お前の命はこのワシが握っている。言うなれば人質だ。どうだ、解ったか?」

屯野は鵠沼のその身勝手な言葉に当然納得がいかず、すぐさま反論に出る。

「じ、冗談じゃねえぞ! お前は俺の敵じゃねえって言ったばかりだろ!!? 何で人質になんか……!!」

「――いいか、よく聞け」

鵠沼はそこで一旦、言葉を切る。

「お前の持つそのTファージの力は決してどの非Tファージ感染者の記憶にも留めてはならん。ワシがお前を人質にするのはその為だ。やみくもに教えるのは勿論、見せるのも駄目だ。万が一、お前がその力を誰かの前で使うならばそれは、お前と同じTファージ感染者で無ければいかんのだ」

屯野は鵠沼の言葉に思わず息を呑む。

「き、聞きたくないけど、感染者じゃない、普通の人の前で使ったら――」

「世間に公になるリスクがある場合、ワシがその場におるお前も含む全員を始末する」

鵠沼が冗談を言っているのではないのは誰の目からも明らかだろう。

屯野は鵠沼の言ったその言葉を心に刻み込んだ。

「お前はさっき力を見せたが、見せた相手が、この病室までお前の様子を見にきたこのワシで良かったな。もし今ここにいるのがワシではなかったら、ワシは躊躇無く力をさらしたお前とその目撃者を殺していたぞ」

「…………それは俺が眼が覚めた時に爺さんがさせてるTファージだかの臭いで解ってたよ」

「ははは、そうだったな。人間の姿で豚の嗅覚の記憶力を発揮するとはワシは思っても見なかったぞ。――見たところ、屯野琢磨とかいったか、お前は随分肥えた体をしとるな。もしかするとまだ、豚から人への変身を終えていないんじゃないのか」

「う、うるせえな!! この体は元々だよ!!」

鵠沼は屯野が怒るのを見て、気を悪くしたなら悪かったと、手をひらひらさせながら言い謝ったが、その口元は可笑おかしそうに緩んでいた。

屯野は考え込むように口元に拳を当てる。

(そうか、認めたくは無いが……この力は他の人間に晒しちゃいけないんだな。そうでないとその目撃した人間を自分の手で……始末……する事になるから、か)

屯野は今なら、あの牛の怪物の行動の意味が理解できるような気がした。

あの怪物は恐らく鵠沼の言葉にあったとおり、感染者以外に牛になった姿を晒してしまい、殺人をやむなく犯してしまったのだろう。そうしなければ鵠沼のスズメバチに刺され、結果死ぬのは自分なのだから。

屯野はその事を考え、思わず胸が苦しくなった。

やがて、鵠沼はコホンと咳をして、再び口を開く。

「まぁ、つまるところ自分から力を使わん限り、ワシがお前の命を奪うような事は無いと言うことだから安心してくれ。何度も言うが、ワシがお前を人質だ、と言ったのはお前がいたずらに力を使わんようにというワシがお前にかけた一種の保険だ。これはお前を襲ったあの怪物――ああ、何といえばいいかな、牛男うしおとことでも呼ぼうか――にも言ってある事だ」

「……言ってあるって、待てよ。爺さんは俺とあの牛野郎が争ったのをどうせ、蜂の姿かなんかで見てたんだろ? 一体、爺さんはどっちの味方なんだよ?」

「言ったとおりだ。ワシはお前の敵ではない。そして、あの牛男の敵のつもりも無い。ただそれだけで、あくまでもお前らTファージ感染者を見張る監督役でしかない」

「ああ、そう……。ちょっと待ってくれ。俺も色々言われて頭が混乱してる」

「そうだな。落ち着いて自分の今の状況をもう一度整理するといい。互いにこれから長く付き合う事になるかも知れんしの。ちなみにワシは、もし望むならお前ら感染者がこの町で自由に力の行使が出来るよう、ワシの力を使ってそれぞれの味方のような役割をしてやる事も出来るしな」

鵠沼の言葉の末尾を聞き、屯野はその言葉に嫌な予感がした。

「おい、力の行使出来るよう……ってどういう事だよ。力は使わなくてもいいってさっき言っただろ?」

「ああ、そうだが……お前も見ただろう? お前があの牛男うしおとこと出会う前に見たあの首の無い死体を。あれはあいつが殺った二人目だ。牛男が感染者以外の人の前でTファージを使用し、ワシが説明する前に自らその目撃者である人間を始末したのだ」

鵠沼の言葉に屯野の全身が凍りつく。

「そ、そんな……あの人だけじゃなかった……のか。……? ん? ちょっと待て。……あいつがった二人目・・・? あいつは正体を他の人間に見られて仕方なく殺したんじゃ無くて、その、こ、故意に人間を殺したのか?」

「あいつも血の気の多い奴だな。体を牛に変化させる力に気付いたと同時に人の頭を喰らっておった。

そして、ワシは誰にも見つからず、人間を喰らいたいという奴の欲求に答えるべく、警察などあらゆる人間の動きを奴に逐一教えている。力に目覚めたあの一日であいつは屯野、お前が見たものも含めて四人・・は喰らっとったな」

屯野の心にあった牛の怪物への同情心は一気に消えうせた。代わりに屯野は俯きながら、

「ざけんじゃねぇ。何が……何が、徒に力を使わない限り命を奪うような事はない、だ。お前は感染者がその力を使って人を殺す事を認めてる……イカレた野郎なんじゃねえか」

「言ったはずだぞ? 私は誰の敵でもないと」

「何人だ」

「何の話だ?」

屯野はベッドから勢いよく腰を上げ、鵠沼の方へ詰め寄った。

「――Tファージの感染者だよ!! この町に何人、俺やその牛野郎みたいな力を持った奴らがいるんだ!!?」

鬼気迫る表情を見せる屯野を気にした風はなく、鵠沼は先ほどまでとうってかわって困ったような表情を浮かべ、頭の後ろに手をやった。

「それがな、Tファージは半ば見切り発車的にワシが持ち出したものでな、まだ感染力は弱く、人間の持つ免疫を越えられないのが殆どだ」

「この天見町の人々、二万四千五百十二人。――内、四百十五人にTファージを打ち込んだところそれらしい反応があったのは今日までの段階で六人。内、四人は五歳以下とまだ幼く、その不安定な精神面や発見されるリスクを考慮してワシがすぐさま始末した」

「な…………」

言葉が出ない。

この老人は幼い子供にまでTファージに感染させ、そしてすぐさま殺したのか。

自分の開発したウィルスが発見されたくない為、たったそれだけの理由で。

屯野は鵠沼があっさりと人を殺したという怒りよりも、先に人の命にここまで冷酷でいられる目の前の鵠沼本人に、再び恐れを抱いた。


「――――今のところ、Tファージの力を有効・・に使えているのはあの牛男とお前の二人だけだな」

「おかしいだろ。爺さんの考えだと……あの牛野郎を今すぐにでも殺すんじゃないのかよ!! 発見されるリスクとかを考慮するんじゃねえのかよ!! 何で、何で何も知らないような子供が殺されて、殆ど無差別に殺人を犯すあの牛野郎が殺されないんだよ!!」

屯野は鵠沼の肩をつかんで枯れ木のような体を揺さぶる。

やがて、屯野は揺さぶるのを止め、俯き、鵠沼の前に立つような形になった。

少しして、俯いていた屯野が目を開けると、そこには自分が悔し涙を流した跡がいくつもあった。

目の前から鵠沼の声がする。

「そう、確かに危険だな。その事実を知るのはお前とワシだけだ」

「…………!!」

「Tファージの力を使ってもいい条件を思い出せ、言ったはずだぞ」

屯野は落ち着いて、頭の中で鵠沼の言った事を考えながら、それを口に出す。

「俺が力を使うなら、それは『Tファージの感染者』に限る……そうか、わかったぞ。初めから爺さんは俺と牛野郎とをもう一度戦わせたかったのか……!! 冗談じゃねえ、俺はまたあいつと戦って死にたくなんか――」

「別に、強制するつもりは無いぞ。ただ――」

鵠沼が笑い、突き出た黄色い歯が窓から刺す月の青い光を受け、不気味に煌いた。

「戦わなければ、どうなるかな? どんどん、原因不明の死を遂げた肉塊たちが町を埋め尽くしてゆくぞ? なに、お前には牛男やワシの活性化したTファージを嗅ぎつける優秀な鼻があるじゃないか。ワシがそいつらの居場所をお前に教えなくとも、力を持った感染者を見つけることには苦労しまい」

屯野は確信した。

自分の置かれた現状は全て、この老人が仕組んだ殺人ゲームなのだ。

そして、自分は老人の仕組んだゲームを演出するためのこまだ。

Tファージに感染した屯野琢磨は遺伝学者、鵠沼玄宗の実験動物モルモットの二匹のうちのただの一匹にすぎなかった。

その時、僅かに開いた屯野達のいる病室の窓から一匹のスズメバチが入ってきた。

鵠沼は袖の中にその蜂を取り込んで、顎に手を当てる。

「ふむ、Tファージ使用による殺人・・がまた起きたようだ。それに……」

鵠沼は狂喜に歪んだ口元を手で抑え、屯野の顔を覗き込む。

もったいぶる鵠沼の態度に屯野は苛立った。

「な、何だよ! それに、どうしたって言うんだよ!!」

「この蜂の報告によれば、屯野を襲った牛男とは別の奴がやったようだな、ひひ」

鵠沼の言葉が終わるや、屯野の全身の血の気が一気に引く。

「待てよ……またえたのか」

「ああ、恐らくな。これでこの町には牛男や屯野――お前ともう一人の三人目の『怪人』が生まれたと言う事になるな。感染力は弱いと思っていたが、この分ではしばらくこのままにして感染者を増やさずに様子を見てみるのも面白いかも知れん」

無差別に殺人を犯す怪人が屯野のいるこの町に二人もいるというのか、屯野は気が狂いそうになった。屯野の今までの日常はこの日、完全に崩壊した。

当たり前の日常が崩壊するのを、屯野は受け入れたくなく、首を横に振る。

「ふざけるな、俺は怪人なんかじゃない。――――そいつらに殺されるくらいだったら俺がそいつらを見つけ出して逆に殺してやる。どけよ、クソじじい

「声が震えとるぞ、屯野琢磨? 強がるのはいいが、無理はいかん。それに一度に多くの怪人が町を動くと一般人に発見されるリスクが高まる。奴らに蜂を送ってこれ以上騒ぎを起こすなと『言い聞かせておく』から、今日はおとなしく寝ておれ」

屯野は二人の殺人鬼を町で暴れさせる事に対して、なんとも思わない鵠沼の心理が全く理解出来なかった。

鵠沼という男のズレた倫理観に屯野は酷く不安な気持ちになった。

ふと、屯野はある解決策に思いあたって、鵠沼の方を改めて見て、ポツリと言う。

「……なぁ、俺もTファージがあるんだから、爺さんみたいに腕を蜂に変えたりとかは出来ないのか?」

「お前の体内にっとるのは『豚のDNAを組み込まれたTファージ』だけだ。任意で体の一部を豚に変えることしか出来ん。それは牛男も同じだ。あいつも牛にしかなれん。お前たちが感染したTファージにはそれぞれある動物の遺伝情報『ひとつだけ』しか入っていない。お前は『豚の遺伝情報』であの牛男は『牛の遺伝情報』のように、な」

「やっぱそうかよ。クソ」

「――ただ、ワシの体内・・のTファージは特別でな」

「…………?」

いぶかしむ屯野をよそに、鵠沼は後ろで腕を組んで病室の出口へゆっくりと歩いてゆく。

「ある生物のDNA情報の入ったもの――血液など――をワシの体内に摂取すれば、それに変身するTファージを即時、体内で生成できる。つまり」

言い終わるや鵠沼の姿が変わる。

曲がって低い背は伸び、全身の骨格があっという間に逞しくなって、青白い皮膚の色は日に焼けたように黒くなってゆく。

鵠沼が変化するさまは、まるで植物の成長のビデオを早回しに見ているようだった。

鵠沼は屯野が眼が覚めたときに見せた変化をもう一度やってのけたのだ。

数秒の後、鵠沼だったその姿は今は、屯野が目を覚ました時に見た五十代の男性に変わって、ぶかぶかだった衣服は丁度いいサイズになって、その男性の全身をぴったりと包んでいた。

「DNAさえあれば、何にでも姿を変えることが出来るんだよ。――それじゃ、お休み。屯野君」

病室の戸が閉まって男は出て行った。

最後の言葉は紛れも無くあの男のもので、屯野はその男の態度の変化に唖然として、やがてベッドの上で頭を抱えた。

「何だよ……クソ、どうなってるんだよ……」



屯野のいる病室を出て、姿を変えた鵠沼の目の前にいたのは変化した鵠沼と瓜二つの人物だった。

その人物の名は嘉田良助かだりょうすけ。この名皇大学医学部付属病院の院長である。

「……もういいでしょう。私は貴方の言う通りに、あの患者を調べたり、何の処置も施していない」

その声は傍の入院患者たちに配慮して、小さな声だったが声には苛立ったような重さがあった。

「そうだな、ただ、最低限、点滴は打って欲しかったがな。――お陰で念のため様子を見に来たワシが自分であいつに打たなければいけなかった。この病院の医者は融通が利かんようだな」

嘉田に変身した鵠沼は辺りを見回し、人が居ないのを確認すると直ぐに変身をといて、老人の顔でニヤリと笑う。その笑みは嘉田本人を酷く不快にさせた。

そう、数時間前、院長室で書類に向かっていた嘉田は突如大量の蜂に囲まれ、その後にどこからともなく現れた鵠沼玄宗を名乗った男に「殺されたくなければ自分の指示に従うように」と脅されていた。

嘉田は鵠沼の浮かべたその笑顔を見ると、あの時脅しに屈服した情けない自分を思い出し、胸が痛くなった。

「……要求を呑んだのですから、早くここを出て行ってくれませんか? でないと――」

「ただな」

嘉田の言葉はさえぎられ、代わりに鵠沼が話し出した。

「お前は、つくづく不思議と思っただろう? ワシが変身するのを見て」

「ええ。――でも、私は貴方やあの患者も含めて口外する気は決してありません。神に誓って」

「そうか、医者であるお前が『神に誓う』とほざくか」

「……?」

首を傾げる嘉田の前で、さっきまでの鵠沼の笑顔が途端に、怒りに満ちた表情に変貌する。

「――れ者め。このワシのTファージを目の当たりにしておいて、このワシが生かしてやるとでも思ったか」

そう言うが早く、たちまち鵠沼の袖から千を越すスズメバチの群れが嘉田の口の中めがけて侵入してゆく。

容赦なく迫る蜂の塊を口に収め続ける嘉田には声を上げるすべがなかった。

驚きに目を見開いて、痙攣したように身を数回打ち上げられた魚のようにびくびく浮かせた後、蜂の羽音以外、音をさせることなく嘉田は絶命した。

死んだ嘉田の周りには牛や豚、鶏などの頭を持った奇怪な蜂が蟻のように群がっており、それら鵠沼のTファージによって作られた合成生物達は嘉田の肉体を衣服や血や骨まで残さずバリバリと喰らっていた。

「待ってろ、すぐに『代わり』を作ってやる」

鵠沼は閉じた手を開き、その中からTファージを組み込んだ一匹のミツバチを出した。

やがて、それは体積の何百倍もの大きさに膨張し、大きく膨らんだ後、それはある形をとった。

横になって倒れている一匹のミツバチだったそれは、先ほど死んだ嘉田良助本人の体だった。

「あぁ、しまったな、衣服の事までは考えていなかった」

鵠沼は食われている嘉田に目を向けるが、そこは奇怪な虫達が死体を取り囲んで衣服ごと肉を噛み千切っていた。

仕方なく、鵠沼はそのまま腰を沈めその意識の無い嘉田の頬を叩く。

「おい、起きろ」

その嘉田が頬を叩かれた事で、目を僅かに開きやがてもごもごと言葉にならないような何かを口にする。

「あ。あうーぅ」

「自分が誰かわかるか」

「うーぁ、ううーあ」

「……Tファージで独立した知能を持つ生物を作るのはまだ無理みたいだな。ま、これからゆっくり調整してゆけばよい、それも近い内には出来るだろう。ひひひ、それよりも――」

鵠沼は既に嘉田を喰らい終わった奇怪な生物達を腕の中へ収め、幼児のように呻く嘉田を残して暗い廊下を一人歩く。

「町で暴れとるあの怪人達をこれ以上やりすぎんよう注意してやらねばな。これから楽しくなってくるぞ。ひひ」


鵠沼がその場を去ってから数分後、Tファージで生成され床を這いずっていた二人目の嘉田良助は突如、独りでにけ、いつしかその姿は異臭の放つ泥状の物体へ変化していた。

その嘉田良助だった泥状の物体は明朝、院内清掃員によって破棄された。



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