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黒村 燐の日常  作者: あき缶
3章 AI編
7/8

学園2

何でこんなことになってしまったんだと燐は思い状況を再度確認した何もしていないのに変な男に連れてこられて何もやっていないって言っているのにこの部屋に連れて来られて手に枷を着けられたこの部屋は密室で出口は一つしかないし、燐の手には枷が強くつけられてい抜けられそうにないし唯一の出口である扉はさっきの男によって外側から鍵を掛けられていてあのドアからはまず出れないまあどっちにしても両手が塞がっているのだからどうしようもないのだが心の方だけは落ち着かせておこうと燐は思い出ることができないドアを見ると燐は溜め息を吐いた燐は顔を上げ自身の身の回りを観察するべく視線を彷徨わせた。先程の男は燐をこのよくわからない部屋に連れてきた後、携帯電話で誰かと話した後ドアから外へと出てドアにしっかりと施錠してどこかにいってしまった。燐はこのままあの男が帰って来るのを黙って待っているのが耐えられなかったのでダメ元で行動に移すことにした。

まず燐が試みたのは枷の解放だっただが先程もやってみた通り手に力を入れて左右に引っぱてみても自身の手ばかりが痛くなるだけであまり効果はなかった。次に燐は立ち上がり枷をおもいっきり自身の体重を利用して壊せないものかと思い試してみることにした足で床を蹴りジャンプした当然ながらそのまま重力によって下へと落ちていく重力にさからわず落ちていき自身の体重を利用して枷をおもいっきり床にぶつけたその結果枷は思ったよりも脆く壊れた。だが枷が床にぶつかった瞬間少し枷が光ったようにも見えただが燐は気にとめなかった。燐は枷が取れたことを喜んでいたがすぐにここから出なければと考え直しとりあえずは時間を確認しようと携帯に手を伸ばしたが在るべきところに携帯は無かった先程の男に取られてしまったようだ時刻を確認出来なかったので今何時何分なのか分からない。何十分、或いは何時間、自身は眠っていたのだろう。考えていても仕方がないと思ったので再び辺りを見回し脱出経路がドアしかないのを確認するとドアに向かって歩き出した。ドアのノブを回して押してみるとやっぱり閉まっていた。もしかしたら引いてみる方のドアかと思い引いてみたが結果は変わらず開けられなかった。出られそうな出口はここしかないのでどうにかしてドアを突破出来ないものかと部屋を見まわしたがさっきの男が燐を連れてきた通り部屋にはドアを壊せそうな強い武器はなく家具なども何一つ無くとても殺風景な部屋だった。 使えそうな物がなく燐は落胆した。部屋に使えそうな武器がないのでドアに向き直った燐は色々と試してみることにした。扉に体当たりしたり扉を蹴ったり鍵穴を弄ったりしてみて色々と試した結果すべて効果がなかったいや効果はあったのかも知れないがそれは眼に見えるものではなかったので。燐は諦めてさっきの男が来るのを待とうかと考えていたとき

カシャン

と音がした音がした方へと首を反転させると先程、部屋を見たときには存在していなかった黒い物体らしきものが部屋に落ちていた。その黒い物体らしき物は拳銃だった。その拳銃はこの世のものとは思えない輝きを放っていて燐はその拳銃に眼を奪われた。その拳銃が気になり拳銃に近づいたどうしてもその拳銃を手に取ってみたくなり手に取ってみるべくドアから離れて拳銃が落ちている場所に向かって歩いていき拳銃を手に取った手に取ってみると拳銃は思っていたよりも軽かった。その拳銃を手に取った瞬間突然その拳銃が光り始め言葉を発した『契約は完了されました』頭の中に直接響いていたその声は消えてしまい新たな声が聞こえた。


「我が主様、再び会えるとは思いませんでしたがご無事で何よりです。」


普通は起こり得ないことで燐は驚いていた直後で再び燐は驚いた。とりあえずは一番気になった事を聞いてみることにした。


「その主様っていうのは僕のことかい僕は君の事というか、拳銃に知り合いは居ないのだけれども君は誰か違う人と僕とを間違えてないかい。」


拳銃が喋っているという非日常的な光景を無視して燐がそう問いかけるとその拳銃は再び自身の言い分を肯定する。


「間違えてなどございません主様は主様ただ一人でございます。」


拳銃が再び話しだし


「まさか......」


そしてその拳銃は言葉を紡ぐ


「......様のお言われになった通り記憶を――」


その拳銃が何をいったのか燐は聞こえなかったが


その拳銃は戸惑ったのか カタ カタと震えた


「忘れてしまわれたのですか主様――」


震えた声で拳銃はそう話した燐は訳分からなかった。とりあえずはここから出ようと燐は考え喋る、拳銃のこと置いておくことにした。この拳銃は燐のことを自身の主様かなにかだと勘違いしている。今の状況的には早くここから出なくてはならないので拳銃に協力を頼むことにした。


「僕は君の主様ではないけれど君の主様探しを手伝ってあげようか?

君は拳銃だし移動が不便だとおもうから僕が及ばずながら手伝うよ。その代わりにあのドアを君の力で壊してくれないかな。」


少し揺れながら拳銃は言葉を発した


「主様の望みとあらば仰せのままに」


「だから僕は主様じゃなくてただの中学一年生の黒村燐だから君の言う主様とは全くの別人の赤の他人なんだって」


「主様の望みを叶えましょう。」


その拳銃は燐の言葉を無視したのかそんな言葉を口にし拳銃は燐の手から離れて宙に浮いた。


燐は思わず心の中で頭を抱えた。何でこんな非日常的な光景を一日に何回も目の当たりにしなくてはならないのだろうと燐は思い溜め息を吐いた。


拳銃はそのまま燐が頼んだ通りドアの元へと飛んでいき、いやあれは浮いているのかどっちでもいいじゃないかと自己解決した。拳銃はドアの前へとたどり着き引き金を引いた銃口からよく解らない白い弾丸が飛んでいきドアを突き破った。この時、常人……………には……えないはずの銃弾が燐の眼には見えていた。


「主様ミッションコンプリートです。」


燐は今、目の前で行われたことがよく解らずしばらく固まってしまった。


ようやく言葉が発せられたと思ったら声がとても震えていた。


「あ.ありがとな」


そう言ってドアを見るとそこに先程まであったはずのドアは跡形もなく無くなっておりドアの向こう側の廊下は全くの無傷でドアだけが無くなってしまっていた。


「主様これからどうするのですか?」


「だから僕は主様じゃないんだってば、っていうか尾いて来るつもりなのか」


そう言いながら燐はドアがあったであろう場所をくぐった。


「そのつもりです。主様がわたくしの主様を見つけて貰えるまで何処までもお供します。名を『光明』(ライト)と申します。」


燐は今日、何回目か分からない溜め息を吐くと


「尾いてくるのは別に良いけど」


燐はそう言い了承し歩き出したここが何処か分からずとりあえず当てもなく歩き出した。窓があったので下を覗いてみて分かったがここは校舎の中だった。ここが校舎の中だと分かったので下に向かうことにした下に向かえば下駄箱が必ずありそこには見取り図があるからであるその見取り図を見て体育館へと向かうためである今日は中学校の入学式なので教師達が入学式の準備をしているので僕が何故あの男に捕まったのか分かるかもしれないからである。階段を見つけて下へと歩いていった階段を下りていく最中で誰かの声が第一グラウンドから聞こえた。


「………」


話の内容を聞きたくて下へと降りていき第一グラウンドへと向かった。向かっている途中で声が再び聞こえた何を話しているかは分からないが言い争っているのが分かった。


「主様あれは先程、主様をあの部屋に連れていった男です。」


いきなり喋りかけられて驚いた燐はビクッとしてしまった。


光明ライト、いたのかビックリしたじゃないか」


「すみません主様、ですが、光明ライトはずっと主様の隣をついてきていました。」


燐は耳を校庭へと集中した


「AIの身元はまだ解らないのか」


携帯に向かって誰かが喋っている光明ライトが言うにはさっきの男らしい


「では、じゃあさっき捕らえた男はAIじゃなかったのですか」


「解りました。すぐに現場に向かいます。」


今の話を聞く限り僕は間違えられてあの男に連れて行かれたらしいなのでこれで誤解は解けたと思って良い。あの男が何処に向かったのかとても気になるのであの男についていくことにした。あの男は走り出し第一グラウンドを離れて物凄い速さで何処かに走っていったその後を尾けていくことにした燐だったがその速さに面食らったその一瞬でその男は燐が見えなくなる所まで走っていってしまって燐は後を追えなくなってしまった。途方にくれていたその時、光明ライトが話し出した。


「主様、あの男は第二グラウンドに向かったようです。」


いきなり喋りだした光明ライトに燐は驚いた、だがあの男の居場所を光明ライトが知ることができるのがそれよりも驚いた燐だった


あの男の居場所を教えてくれたのでとりあえずお礼を言っておくことにした。


「あ・ありがとうな光明ライト


「主様、そのようなお言葉は私には勿体無いでございます。」


「別に勿体無くないと思うのだけど」


燐はそう言い第二グラウンドに体を反転させるとライトも燐の横で宙に浮き燐についていった。拳銃が宙に浮いているのはとても非日常な光景だったが燐は気にせず第二グラウンドに向かって走り出していた。第二グラウンドは体育館なんかよりも遠くて思ったよりも時間がかかってしまったというよりもただ燐が道がわからなくて大幅に着くのが遅れ光明ライトに第二グラウンドまでナビをしてもらってようやく第二グラウンドにの端っこに着いた。第二グラウンドの中央では先程の男と良く分からない男かな?が戦っていた何故、何のために戦っているのか分からなかった燐だったが先程、あの男がAIと間違えて燐を捕まえたと携帯を使って伝えていたのであの男が戦っているのがAIだと分かった。つまりあの男が戦っている奴は朝、校内にバリアみたいなものを張っていた奴の仲間だということだ。その後の戦いは一方的なものだったあれを戦いというのもおこがましいかもしれないそんな戦いだったAIの攻撃ははっきり言って全く分からなかった最初こそはあの男が押していたが次第にあの男のほうがAIに押され始めたAIは手加減でもしていたように容易くあの男を地にひれ伏させたあの男はSAを使いAIに対抗していたがAIが懐から黒い鉄の棒ようなものを取り出したその暗い鉄の棒のようなものを見た瞬間に頭に痛みが走ったそして誰かの声を感じた気がした。


『俺に代われ』


その言葉を聴いた瞬間に自身は代わらなければならないと思った何故そう思ったのかは知らないがこんなことが前にもあった気がするからだそして燐は意識を手放した。あの男は苦戦しているようだった。手足は血まみれでまだ立ち上がろうとしていた。八尋は戦いたくてうずうずしていたので声を発した。


『ようそんな弱い奴苛めて勝者気取りかこの前の決着をつけようぜ』


「君は何時かのSA保持者だね僕も退屈してたんだ、いいよ殺ろうあの時の決着を今ここで着けよう」


AIは肯定の意を表した八尋は待ってましたと身構えたちなみに今、前回の戦いでは八尋の周りには体を覆っていた赤黒いもやのようなものがない暴走状態と人格の切り替えは必ずしも一緒ではないので体を覆っていた赤黒いもやのようなものがないのである。だがSAが使えないということではないのでSAが使用可能だけれどもSAも無限ではなく有限なのでいずれはガス欠を起こしてしまう。八尋は身構えたと同時に自身のというか燐のSAの空間認識能力を使いというか借りてAIと対峙した。先にアクションを起こしたのはAIの方だったAIは八尋に向かって一直線に走ってきたあの例の黒い鉄のようなものを持って前回の戦いであの黒い鉄のようなものは何故か触れるとSAが使用できなくなるのを知っていたので中距離、遠距離戦闘に切り替えることにした前回の戦いで持っていなかった光明ライトが運がよくあるのだからと考えて光明ライトで地面を撃ったAIは前回の戦いに使用していなかった武器を突然使われればAIは当然のことだが少し焦る、先程のドアをあれほどにする威力があるのなら、地面に穴を開けて砂煙を上げるのは当然でその隙を狙ってAIの懐に飛び込もうとした八尋には砂煙が上がっているこの状況でもAIが空間認識能力のおかげで見えるだがAIの方は虚を突かれて完全に八尋のことを見失ったはずだ。作戦道理と意気込んでAIの元へと向き直りとりあえずは一発、殴るべく走ったSAのおかげでAIが何処にいるかは丸見えだパンチの射程距離に入ったこの一撃は完璧に決まったと八尋が思った時AIは今の今まで背を向けていたのだが突然、振り返り八尋の攻撃を避けてカウンターパンチを八尋の横顔に決めようとしたが寸でのところで両腕でガードする。さっきの攻撃は絶対に避け切れなかったそういう攻撃だったはずだそれに完全にAIの虚を突いたというのに八尋はだったら何故、避けることができたんだと疑問に思ったのでAIに聞いてみることにした。


『どういう手品を使ったんだ』


そっけなく聞くと


「なあに唯単に君の攻撃が遅かったというだけだ」


なんとも言えない挑発的な言葉を返してきた、まあ敵に自身の情報を少しでも与えると戦闘で色々と不便だからな自身もそんな体験をしたことがあるからなと自己解決して戦いに集中することにした。


「それにしてもそんな銃、何処で手に入れたんだ見たところ結構良いところのモンだろ」


まさかあっちが質問するなんて思っていなかった八尋は少し驚いたがそこはポーカーフェイスでどうにかすることにした相手が八尋に情報を教えなかったのでこっちが教えるのはフェアじゃないだろうと思い


『さあないつの間にか持ってた』


と適当に誤魔化しておいたチラッとあの男のほうを見るとようやく起き上がることができたのか膝を着いてこちらを見ていた。再びAIのほうに視線を移すとAIは何か考え事をしているのか頭を抱えていた。しかたがないなとAIが呟いたと思ったらAIが話し出した


「さっきの質問の答え何故、攻撃を避けられただったなそれは僕は武器が思っているを読み解くことができるからだ」


『なるほどその黒い棒の心を読んだおかげで俺が後ろから迫っているのが分かったのか納得だぜ、ってことは俺の武器の心を読んで攻撃を避けることもできるわけだ厄介な能力だな』


「いや、、違うんだけど」


『聞こえなかっただが、、なんか言ったか』


「いや別に、、、それよりも今度はこっちの質問の番だよこれに答えてくれないとフェアじゃないからな」


こいつさっき俺が思っていた事と全く同じ事を言いやがった。


『分かったからその、むかつくから止めろ』


なんか照れ隠しみたいに言ってしまった八尋は羞恥心に襲われていた。AIはというとむかつくからやめろって何の事と疑問符が踊っていた。


『まずこいつとは今朝、知り合ったって言うかこの銃は俺のものじゃないんだ』


こんなこと言っていいのか分からないが言ってしまったものは仕方がないだが光明ライトが何も言わないのだから大丈夫なんだろう。


『これで条件はクリアしただろうこれで心置きなく殺れるな』


SAの制限時間が迫ってきているので手取り早く終わらせないとな再び光明ライトを右手で構えて銃口をAIのほうに向けて引き金を引いた今の今まで気が付かなかったが光明ライトの弾丸は空気中にある気体を圧縮して放っているのだと気が付いた。ライトから離れた弾丸はAIのもとまで飛んでいった。弾丸をAIが避けたかと思うと黒い鉄の棒のようなもの懐から取り出したその取り出した黒い鉄の棒のようなものにAIが何か話しかけたかと思うと黒い鉄の棒のようなものが形を変え刀に変わった。先程とはリーチの長さが倍になり唯でさえ懐に入るのが苦しかったのにも関わらずさらに苦しくなった。刀と拳とではリーチの差がありすぎるがこっちには今朝、知り合ったライトがいて中距離、遠距離ともにできるのでAIとの差は五分五分といったところかライトから再び銃弾が飛んでいきAIは刀でライトの銃弾を立て一閃に切り裂いた。


「危ないな、」


AIは肩を竦めて言った。八尋はというとライトを内ポケットに片付けるとAIの元へと八尋は駆け出したAIは刀を右手で持ちながら八尋の元へと走り出した両方が対峙してAIが刀を左から右に横一閃にした八尋は頭を下げて避けるとそのまま左アッパーを繰り出したがAIは左手で八尋の左拳を止めたAIは八尋の手を掴むと八尋の動きを左手で制限し再び右手の刀で切り裂こうと振りかぶった八尋は右ストレートをAIに決めたAIは吹っ飛んでいった八尋の周りにはいつの間にか身体の周りに赤黒いもやのようなものが漂っていて八尋がそれを右手に纏っていた。いつの間にやらSAの制限時間を過ぎてしまい暴走状態になってしまったようだった。八尋に吹っ飛ばされたAIは立ち上がり腰の砂を払っていた。


「痛ったいな」


そう言ってこちらに向かって走ってきた。

変なところで区切ってしまってすみません

次回も出来るだけ早く

更新できるように努めます。

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