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流星

作者: 秋葉竹
掲載日:2026/07/28



 

流星の煌めきは

一瞬だけ

燃える赤になる


ちゃんとみえるけれども

それは透明な心の目でみるんだ


余計なものがいっぱい

大気のうえには転がってるから


少しだけ心を冷たくして

そして体を軽くして

そして瞳を夜空の中に置く


どうしたらできるか

だって?


それがわからないから

みえるひととみえないひとがいるんだよ


さみしさだの

悲しみだの

心細さだの

そういうものと

同じなのかもね


心が濡れる心持ちとか


感じられることが幸せかは

誰にも判断できないように


やさしい気持ちをどうすれば持てるかだって

わかるひとにしか

わからないんだよ?


流星の煌めきが

一瞬だけ

燃える赤になる瞬間


ぼく?


ぼくはたった一度さ


みたことがある


心をうしなって

街なかを彷徨っているときさ


なにもできずに

なににも救われなかったときさ


だからわかってほしいのは

それは必ずしも楽しいことではないってこと


それだけは

ほんとうだったんだ

幸せかどうかは

ぜんぜんべつの話だけれどもね








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