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異世界転生でモテモテ生活 ~誤変換で異世界転生したら、モテモテ生活は思ってたのと違った~



――◆序章 誤変換という名の運命――



 最初に戻るなら、あの白い部屋だ。

 影も輪郭もあやふやで、床があるのかどうかも分からない。ただ自分が立っていると信じなければ倒れてしまいそうな、そんな何もなさの中で、彼女だけがはっきりしていた。


「こんにちは。ここは死後の世界です」


 白銀の髪が光を撫で、薄い笑みが浮かぶ。女神――たぶん、そう呼ぶのがいちばんしっくりくる存在だった。

 俺は「ああ、来たな」と思った。トラックに撥ねられた瞬間まで覚えている。ここから「チートを貰って異世界へ」の黄金ルートへ進むのだろう、と。


「転生の希望があれば、できるだけ叶えます」


 その言葉に、胸が高鳴る。俺は慎重に単語を選んだつもりだった。


「平和な世界が良いな。世界()救った救世主(きゅうせいしゅ)にでもなって、女の子に囲まれてモテモテに――」


 一瞬、女神の瞳が揺れたように見えたが、彼女は何かもの言いたげな表情をしながらも何事もなかったように話を進めた。


「承りました。世界に巣喰(すく)った“何か”に転生、ですね」


「えっ? ちょ、待っ――今のは誤変換……!」


 抗議は白に溶け、音も意味も失われた。世界がほどけ、俺は落ちていく。

 胸の奥で嫌な予感が芽を出し、それが現実になるまで、さほど時間はかからなかった。



――◆幕間 思っていたのと違う、生き残り方――



 目を開けたとき、俺は掌ほどの黒い獣になっていた。

 短い四肢に尖った耳、暗がりに馴染む毛並み。声を出そうとして口を開いても、空気が震えるだけで音にならない。いちばん困ったのは、普通の食べ物がまるで喉を通らなかったことだ。


 水もパンも拒む体が、別のものを求めてうずく。喉の奥が乾きに乾いて、我慢を強いると視界が暗くなる。

 倒れ込んだ路傍で、旅人が手を差し出してくれた。好意だと分かっている。それでも――その手に触れた瞬間、渇きが弾け、体が勝手に動いた。


 俺はその指先に口を寄せ、吸った。

 短い、ほんの数秒。それだけで腹の底がじわりと温かく満ちる。だが青年の声は半音高くなり、頬に赤みが差し、胸の輪郭がわずかに柔らいだ。


「……や、め……ろ……俺は――」


 俺は慌てて離れた。青年は混乱したまま走り去り、道には小さな黒い影だけが残る。

 吐き気よりも先にやってきたのは、はっきりとした理解だった。俺が生き延びることは、誰かの何かを少しずつ変えてしまうということだ。


 その夜、廃屋の屋根裏で雨音を聞きながら、俺は尻尾を丸めて震えていた。声にならない息だけが胸を上下させる。助けてくれた人間から奪うしかないのなら、俺はどこへ行けばいいのか。


「……大丈夫?」


 雨よりも柔らかい声が降ってきた。

 のぞき込む瞳はエメラルド色で、月明かりを吸い込むようにきれいだった。金髪の、まだ幼さの残る顔。彼女は迷いなく俺を両手ですくい上げる。


「食べ物じゃ駄目なんだよね。顔を見れば分かるもの。……よかったら、ボクの手でも」


 俺は首を振りたかった。けれど首の振り方すら上手くいかず、尻尾が弱々しく床を叩いただけだ。

 彼女は少しだけ笑って、指先をそっと差し出す。


「ゆっくりでいいよ。……クーちゃん」


 名前。

 胸の奥に灯りがともる。俺が俺であるための、小さな杭が打ち込まれる音がした。



――◆第一章 男の娘アリエッタ――



 森の外れにある石造りの小さな家で、俺は彼女――アリエッタに世話になった。

 暖炉の火がよく燃え、窓辺に干されたハーブが乾いた匂いを放つ。アリエッタは俺をタオルで拭き、毛並みを梳かし、うまく食べられないことを知ると躊躇いながらも指先を差し出すようになった。


 吸うたびに、彼女の肩がわずかに震える。痛みの色はない。むしろどこか安堵の吐息が混じる。俺はできる限り優しく吸い、少しでも影響が出ないよう、短く切り上げることを覚えた。

 言葉が出せない代わりに、尻尾や耳で意思を伝える。嬉しいときは尻尾が勝手に大きく振られ、謝りたいときは耳が伏せられる。アリエッタはそれを見て、たいてい当ててしまう。


「クーちゃんは、ちゃんと『ごめん』って顔をするんだね」


 そう言って笑う顔に、胸の痛みと温かさが同時に広がる。俺は化け物のはずなのに、彼女は一度も怖がらなかった。


 やがて二人で街へ出た。石畳の広場は女の人であふれ、店先の声も、警備の馬上の姿も、ほとんどが女性だ。男の姿は目に見えて少ない。

 噂は本当らしい――吸われることが、男から何かを少しずつ剥がしていくのだと、街そのものが示していた。


 アリエッタは古本屋で一冊の本を見つけ、真剣な目でページを繰った。

「獣魔契約の記録だって。相棒と心をつなぐ儀式。成功すれば、契約対象と念話ができるみたい」


 彼女は視線を上げ、俺を見た。

「クーちゃんと、ちゃんと話がしたい。声を聞きたいの。……怖いなら、無理にはしないよ」


 怖くはなかった。むしろ、これまで言えなかった「ありがとう」や「ごめん」を、ちゃんと言葉で渡せることが嬉しかった。俺は尾を一度だけ大きく振り、彼女の掌に鼻先をそっと押し当てる。


「じゃあ、今夜」


 その夜、部屋の真ん中に小さな魔法陣が描かれた。白墨の輪の内側で、ハーブの煙が細くのぼる。アリエッタは本の指示通りに言葉を紡ぎ、指先で俺の額に軽く触れる。


「怖くなったらすぐ止めるからね。……クーちゃん、いくよ」


 彼女の声が、胸のどこかに沈んでいく。

 光が輪郭をなぞり、耳鳴りのような微かな音が頭の奥に集まった。次の瞬間、はっきりとした音が形になって、俺自身の中からこぼれた。


『――アリエッタ、聞こえるか』


 アリエッタの瞳が丸くなり、すぐに笑みで弧を描いた。

「聞こえる。ちゃんと、聞こえるよ」


『やっと言える。ありがとう。名前をくれて、助けてくれて……そして、ごめん』


「『ごめん』はいらないよ」

 彼女は首を振り、俺を抱きしめる。細い腕の力は頼りないのに、不思議とそれだけで世界が安定した。

「クーちゃんが『ありがとう』って言ってくれた。それで、今日は十分」


 暖炉の火がぱちりと弾ける音が、いつもより近くに感じられた。

 ようやく言葉になった一言が、胸の奥に確かな杭を打つ。


『……これから、ちゃんと“言う”よ。嬉しいことも、怖いことも』


「うん。ボクも言う。だから――一緒に、行こう?」


 その「行こう」がどこを指しているのか、彼女はまだ言葉にしない。それでも分かっていた。

 街で聞いた噂――女を男に(もど)す害獣のこと。俺たちはいずれそれを探す旅に出る。アリエッタが「餌」であることをやめるために。彼女が自分の意思で未来を選べるように。


 俺は小さくうなずき、念話でゆっくりと言った。


『行こう。君と一緒に』


 アリエッタは目を細め、ふわりと笑った。

 雨はもう止んでいた。窓ガラスに映る炎が、明日の分の勇気まで温めてくれているように見えた。



――◆第二章 世界の事情と、選びなおす未来――



 翌朝、窓をたたく木の枝の影が、部屋の白壁に揺れていた。

 アリエッタは簡単な荷をまとめ、必要最低限の道具を鞄に詰める。俺は棚から古地図を引き出し、広げた。念話の糸はもう自然に繋がっている。


『行き先は、北の街道でいい? 噂の出所は、そっちだ』


「うん。女を男に戻すっていう《害獣》の話、あの方向から広がったみたいだから」


 彼女は指先で地図の外れをなぞる。そこには湿地帯が広がり、古い塔の跡が点で記されていた。何かが潜んでいても不思議はない土地だ。


 出立の支度を終えて玄関に立つと、アリエッタがふと振り返る。

「クーちゃん。……ほんとうはね、ボク、このまま女の子になってもいいって思うことがあるの」


 窓の光が髪を縁取り、彼女の表情をすこしだけ見えにくくする。

「でも、その気持ちが君の食糧だからって理由に混ざっちゃうのは嫌なんだ。

 吸われるたびにボクが変わっていくことと、必要とされることが、同じ一本の理由にまとめられちゃうでしょ。

 ボクは餌としてじゃなく、ボクだからって言ってほしい。……うまく言えたかな」

『分かるよ。だから、探そう。君が自分で選べる場所を』


 彼女は小さくうなずいた。

 扉を開けると、森の匂いが新しい朝ごと押し寄せてくる。湿った土の匂い、鳥の声、遠い川音。

 俺たちは並んで歩き出した。



 街道の宿場では、男の姿がますます少なく感じられた。荷車を引く腕、酒場の笑い声、薬種屋の帳場――どれも女性の手でまかなわれている。聞けば、男手は貴重品で、家ごとに大切に守られているという。

 それでも時折、柔らかい声の青年や、中性的な仕草の旅人とすれ違った。彼らの目はどこか揺れていて、自分の輪郭を確かめるように指先で喉元をさすっていた。

 俺は彼らの横顔に、あの路傍の青年の瞬きを重ねる。


『この旅で、俺はまた誰かから吸う。生きるために。……それがどんな重さか、忘れないようにしよう』


「忘れないよ。ボクが一緒にいる。一緒に決める」


 アリエッタの声は、いつも不思議と温度を持っていた。耳の奥で、芯のほうに残る温かさだ。


 その日のうちに、噂の断片が拾えた。――北の湿地の縁で、《戻し屋》が出るらしい。触れられた女は、少しずつ男に戻る。

 聞いた女将は肩をすくめる。「ありがたいようで気味が悪いね。夜に足が増える音が聞こえたら、戸を開けちゃいけないよ」


 足が、増える。


 アリエッタが苦笑した。

「なんだか、嫌な予感しかしないよね」


『俺も、同意見』


 火の揺れる食堂で、二人してため息をついた。



――◆第三章 湿地の縁で――



 湿地は、空の色を低く映した。黒い水面に葦が揺れ、踏み込めばぬるりと泥が足首を掴む。

 夕刻、水音にまぎれて、確かに――カサ……という乾いた音がした。湿地で乾いた音がするのは奇妙だ。

 俺とアリエッタは目を合わせ、音の先を見た。


 いた。黒光りする外殻、やたらと長い触角、速すぎる六本脚。

 ――見たくないのに目が離せない種類の生き物だ。


「……これが、戻し屋?」


 ゴキブリめいたその個体は、水際から水際へ、あり得ない角度で跳び移る。しかも、葦に残った薄い膜のようなものが人の皮膚に触れると、その部分だけ一瞬だけ硬くなり、次の瞬間に元に戻った。

 誰かの体に残った何かを、剥がすように。

 戻す、という言い伝えの正体は、たぶんこれだ。


 問題は――俺の本能が、強烈な拒絶を叩きつけてきたことだ。


『アリエッタ。……無理だ。生理的に、無理だ』


「顔で分かった。大丈夫、ボクが――」


『待って。君に触らせるのは、もっと無理だ』


 そこまで言葉にして初めて、自分が震えているのに気づいた。

 アリエッタは短く息を吸い、うなずく。

「じゃあ、一緒に。クーちゃんが前に。ボクは後ろから《光》を」


 合図と同時に、俺は泥を蹴った。小さな体は軽々と跳び、黒光りの前へ出る。気配の矢がこちらへ向き、触角が空気を刺す。速い。

 アリエッタが唱えた短い呪が弧を描き、光の糸が一本、奴の進路を細く切った。その刹那の鈍りを逃さず、俺は全力で踏み込む。


 ブチッ。


 音は、あまりにもはっきりしていた。

 体のどこかがきしみ、喉の奥まで熱が波となって押し寄せる。視界に青い光が割り込み、文字が浮かぶ。


【レベルが上がりました】

【新しい適応:《女性からの吸収》が可能になりました】


 妙に丁寧な文言が、逆に腹を立たせる。

 俺は深呼吸し、泥の上にしゃがみ込んだ。


「クーちゃん……だいじょうぶ?」


『大丈夫。……気持ちは、全然大丈夫じゃないけど』


 言えば、彼女は苦笑して、でもすぐ真顔になった。

「戻し屋は、存在としてはたしかに“戻す”。でも、それでボクが元の自分に戻るかといえば、違うと思う。もう、進んできた時間があるから」


 湿地の風が、言葉の後ろを静かに流れていく。

 俺はうなずいた。


『ありがとう。……戻し屋に頼らなくていいなら、それがいちばんいい』


「うん。選べるって、安心するね」


 その安心の代償のように、次の町で別の噂が先回りしていた。

 ――北から来た小さな獣魔が、女の子からも吸えるようになったらしい。


 面倒の影は、いつも追いかけてくるのが早い。



――◆第四章 旅路と、ざわめき――



 町の門をくぐると、視線の密度が違った。宿場の前で立ち止まれば、ひそひそ声が波になる。

「ほんと?」「ちょっとだけなら」「疲れが取れるって聞いた」「あの子?」

 言葉の端に、好奇心とおもしろ半分と、ささやかな切実さが混じって聞こえた。


 アリエッタの指が、そっと俺の肩に触れる。

「……ボクが言う」


 彼女は一歩前へ出て、静かに会釈した。

「ごめんなさい。彼は、誰にでも応えるわけじゃないんです」

 驚いた顔、むっとした顔、苦笑、いろんな表情が行き交う。

 その中に、ほんの少し、安堵の影も混じったのを俺は見た。誰もが必死だ。求めているのは救いで、出来れば痛みの少ない救いで。


 それでも、俺が選ぶのはひとつだ。

 夜、寝台で横並びになり、天井の梁を眺めながら、俺は言った。


『アリエッタ。……俺は、君だけを吸う。君だけから、生きる』


「それは、重いね」


『重いよ。だから約束になる。君が嫌だと言ったら、やめる。君が辛いときは、何より先にやめる』


 長い沈黙が落ちた。隣で彼女の呼吸が深くなり、浅くなり、また深くなる。

 やがて、布がかすかに擦れる音がして、俺の手に温かい指が絡んだ。


「そんな約束なら、嬉しい。ボクも、約束する。嫌なときは嫌って言う。辛いときは辛いって言う。だから……今は、それでいい」


 指は少し震えていたが、離れなかった。

 窓の外で風鈴が鳴り、夜の空気が入れ替わる。

 ふたりの間で、ようやく同じ形をした《約束》が息をし始めた気がした。



――◆第五章 成体というかたち――



 季節がひとつ動いた頃、朝の光に違和感があった。

 寝台から起き上がると、布団が軽すぎる。視界がいつもより高い。

 鏡に近づいた俺は、そこで足を止めた。


 黒い毛並みは消えて、代わりに人間の青年が立っている。前世の記憶の中の俺と似ているが、いくつかの線は違って見えた。目つきはすこし柔らかく、頬骨はすこし低く、髪は光をよく拾う。


「クーちゃん……?」


 ドアの隙間から顔を覗かせたアリエッタが、目を見開く。

 そのまま、笑うのか、泣くのか、しばらく決められないみたいに口元を震わせた。


「……カッコいい、ね」


「ありがとう」


 今度は、口から音が出る。念話の細い糸は残ったまま、声が胸の底から空気へ渡っていく。

 言葉を、世界に置けるのは気持ちがいい。アリエッタはゆっくり近づき、確かめるみたいに俺の肩に手を置いた。


「ねえ、クーちゃん。ボク、多分もう戻れない。声も、体も、女の子のほうに落ち着いちゃった」


 それは告白というよりも、今日の天気を伝えるみたいな口調だった。

 俺はうなずく。


「戻らなくていい。戻すために旅をしたんじゃない。君が選べるために旅をした。選べるなら、それでいい」


 彼女は目を伏せて、長いまつ毛の影を頬に落とした。

 次に顔を上げたとき、瞳にはもう迷いがなかった。


「じゃあ、選ぶ。クーちゃんの隣で、これからも」


 言葉が喉に熱を置いていく。俺は吸い込むように頷き、彼女の手を取った。

 掌に、いつもの温度がある。

 それだけで、旅の大半が答えに変わった気がした。



 町は相変わらずざわめいていた。噂は消えないし、誰かの困難は簡単に終わらない。

 それでも、俺たちが出来ることは少し増えていた。俺は《女性からの吸収》という不本意な適応を、必要があるときだけ、望まれる形だけ使うと決めた。

 それで救える人がいるなら、使う価値がある。アリエッタが横で頷いたときだけ。


 そして、日々の終わりには必ず互いの手に戻ってくる。

 狭い宿の一室でも、森のテントでも、屋根裏でもいい。

 帰る場所がひとつあれば、迷子にならずに済む。



――◆終章 思っていたのと違うけれど――



 誤変換で始まった転生は、たぶんずっと「思っていたのと違う」を連れて歩いていく。

 救世主のつもりが、言葉の綾ひとつで《世界に巣喰う》側へ落とされ、化け物みたいな姿から出発して、誰かを少しずつ変えてしまう事実に怯えながら生き延びる。

 それでも、道の上には思ってもいなかった形の救いがいくつも落ちていた。


 名前をくれた子がいた。

 喋れない俺の尻尾の動きから、言葉を拾ってくれる子がいた。

 手を差し出し、「嫌なら嫌と言う」と約束してくれる子がいた。


 世界がざわめくとき、噂の波にのまれそうなとき、俺はその手を握り直す。

 彼女の手は、日向の匂いがする。

 それが、俺の中にある唯一の正解だ。


「行こう、アリエッタ」


「うん、クーちゃん」


 今日も、同じ速さで歩く。歩幅を合わせるための会話は、たぶんもういらない。

 互いの呼吸が、足下の影が、もう十分に言葉の代わりだから。



――おわり。

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― 新着の感想 ―
誤変換から始まる転生というのがとても斬新でして、主人公が猫のような獣の姿になりさらに生きるために女性から何かを奪わなければならないのは転生モノの王道から外れたユニークな面白さを感じました笑 彼女が主人…
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