chapter4 カタチだけの歓迎会
オレたちが話し合いをしていると扉がノックされた
オレを含む5人が返事をするとメイドさんが入ってきた
「皆様、もうすぐお食事の用意が出来ますのでお迎えにあがりました」
入ってきたメイドさんがそう告げた
すると笹村さんが言葉を出した
「この話はまたあとで話し合いましょう」
そう言ってメイドさんの元へ向かった
オレもまだ話し合いをしたいので、そのことに頷き後を追い、食事する場所に向かうことにした
メイドさんの案内で場所に到着し、テーブルと椅子が並べられているところに案内された
辺りも召喚された人たちがメイドさんに案内されて集まってきている
すでに椅子に座っている人が数十人もいた
オレたちも席につく
しばらくしてると召喚された人たちが全員集まり、メイドさんが料理を配っていった
さすがに王様たちの姿は見えない
まぁ、オレたち下々の人間と一緒に食事するのはどうかと思うからね
それにしても、部屋からここまで来るのに1時間くらいかかってるのに…さすがは貴族というか王族のメイドさんだ
料理ができる時間を予測してオレたちを呼びに来たのかな?
目の前に配られた料理はとても美味しそうだ
料理に目がいっていると、男の人の声がした
渋めで厳つい声色だ
「この国を…この世界を救いに来てくれた者たちに乾杯!!」
そう言うと周りから『乾杯』と複数の声がした
穏やかな温度の声のわりにはどこか刺々しい雰囲気が流れて食事が始まった
食器器具は箸はなく、ナイフとフォークとスプーンが料理と一緒に置かれていた
オレは違和感を覚え、密かに解析、鑑定することにした
「解析」「鑑定」
自分だけに聞こえるように小声で解析、鑑定魔法をかける
毒とか薬とか盛られてる可能性もあるからね
するとオレの目の前に薄い半透明の板が現れた
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『レッドホーンブルのステーキ』
牛の魔獣を使った料理
火魔道具によりじっくり焼かれている
※毒と薬の混入なし
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『ロックバードとトマッツのチキン煮込み』
鳥の魔獣を使った料理
酸味がある赤い野菜…トマトに似た野菜とじっくり煮込まれている
※毒と薬の混入なし
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『サラダの盛り合わせ』
トマッツ(トマトに似た野菜)とキャベテ(キャベツに似た野菜)にレモア(レモンに似た果実)のソースがかけられている
※毒と薬の混入なし
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よかった
毒とかの心配はなさそう
オレがあらぬ心配をしてると隣にいたゆうと笹村さんが話しかけてきた
「ひろー?どうかしたの?」
「なにしてるのよ?
食べないと料理が冷めるわよ?」
「なんでもないよ
美味しそうだなぁと思ってね」
オレはそう言って料理を食べていった
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