chapter54 お開き
「もう夜遅いし、そろそろ寝ましょう」
上坂さんの召喚魔法を見ていると、笹村さんがそう言った。
「みんなで、先に入っておいでよ」
そう言って話を切り上げ、オレは鎧と聖剣をアイテムボックスにしまい込む。
「ふぅ……」
リビングの椅子にもたれかかり、一息つく。
「いいの? 私たち長いわよ」
笹村さんが少し心配そうに言う。
新しく加わった二人は、まだ魔法を使えないと言っていた。
魔力の流し方さえ理解できるようになれば、魔法も使えるようになるはずだが……。
「二人に魔力の流し方を教えてあげて。そしたら、魔法の使い方も教えられると思う」
そう言って、オレは自分の能力を確認することにした。
「わかった。任せて」
ゆうがそう答え、女子メンバーはお風呂へと向かっていった。
「ステータス」
小さく呟くと、ウィンドウのような画面が目の前に表示される。
■◆■◆■◆
【名前】:ヒロマサ(・アオヤマ)
【種族】:人間
【年齢】:16歳
【性別】:男
【レベル】4
【称号】:【勇者】【異世界の勇者】【異世界人】【召喚されし者】
【体力】:700/700
【魔力】:650/650
【攻撃力】:728
【防御力】:438
【俊敏性】:614
【職業】:勇者
【能力スキル】
【日常生活スキル】:家事Lv2、礼儀作法Lv3、楽器演奏Lv2、歌唱Lv2、計算Lv5
【戦闘系スキル】:体術Lv2、剣術Lv1、棒術Lv3、投擲術Lv2、身体操作Lv2
【魔法系スキル】:射出魔法Lv1、集束魔法Lv1、圧力魔法Lv1、無魔法Lv1、光魔法Lv1、空間魔法Lv1、魔力感知Lv1、魔力操作Lv1
【固有スキル】:魔法無効OFF、アイテムボックス、魔法吸収ON、魔力放出、魔力変換、解析、鑑定
■◆■◆■◆
もう魔力は完全に回復している。
ゴブリンを倒したことでレベルが上がり、能力も大きく伸びていた。
……にしても、伸びすぎじゃないか?
勇者補正とか、そういうのがあるのかもしれない。
そんなことを考えながらステータスを眺めていると――
「ひろー? 上がったよー」
ゆうに声をかけられた。
ありゃ、もうそんなに時間が経ってたのか。
「二人はどんな感じ?」
ステータス画面を閉じながら尋ねる。
「魔力は感じ取れるようになったけど、流したり魔法として使うには、もう少しかかりそう」
「そっか」
リビングに全員いることを確認し、オレは風呂場へ向かった。
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