chapter49 割り当てられた部屋にて
追い出された少女を抱え、オレは部屋へ戻った。
…あれ? この言い方だとちょっと誤解されそうだな。いや、他意はないぞ。
オレはリビングの椅子に少女を座らせ、さらに詳しく話を聞くことにした。
オレが少女の正面に座り、ゆうがオレの右側に、岡崎さんが左側に座る。
笹村さんが少女の左、倉石さんが右に座った。
「まず自己紹介しようか。オレは青山裕正、勇者だ」
「僕は渡中優希、魔術師だよ」
「私は笹村朱音、治癒師よ」
「わたしは……岡崎真美です。錬成師です」
「私は倉石瑞穂、調教師です」
みんなが挨拶を終えると、少女が小さく口を開いた。
「上坂明です。さっきも言いましたけど、召喚士です。
実は……追い出されたのは、魔法や戦闘ができないだけじゃなくて……目の色が気持ち悪いって言われたからで……」
上坂さんは涙で声を震わせる。
髪は腰まで伸び、前髪が目にかかってよく見えない。身長は140cmほどの小柄な少女だ。
「見せてもらってもいいかな?」
オレがそう聞くと、上坂さんは一瞬硬直したものの、前髪を分けて見せてくれた。
右眼には七芒星が浮かび、線は黒、虹彩は赤に輝いている。
左眼は虹彩がエメラルドグリーンで、瞳孔は黒。
――右眼の模様は万華鏡のように複雑で、ものすごくかっこいいんですけどおおおおお。
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