chapter36 絡まれました
受付嬢さんが裏に行き、オレたちが待っていると、酔っぱらいたちが絡んできた。
「おいおい、お嬢ちゃんたち、一緒に飲まねぇか?」
「ヒック…良い体してるな…」
ガタイのいい男が突っ込んでくる。
「ひぃ…」岡崎さんが悲鳴をあげた。
「シールド」
オレはため息をつき、棒状に加工した無魔法のシールドを展開。酔っぱらいは盛大に転け、周りから笑いが起きた。
その間に受付嬢さんが戻り、書類と筆記用具をカウンターに置く。
「では、こちらの用紙に記入してください。終わったら水晶に手を触れてください」
用紙には…
■◆■◆■◆
【名前】:
【種族】:
【年齢】:
【性別】:
【職業】:
【特技】:
■◆■◆■◆
オレは名字のことを思い出した。異世界では名字があるのは王族と貴族だけだ。
他の3人は知らない可能性が高い。
そこで倉石さんを呼んだ。
「ミズホさん、ちょっと来てくれる?」
「は、はい…なんでしょう?」
「テレパシーってスキル、使える?」
「テレパ?やってみます…」
彼女は目を閉じ、集中した。数秒後――
(勇者さん…聞こえますか?)
倉石さんの声が頭の中に響いた。
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