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Quiet talk 見学者たち
※ルーク視点です
ゴブリンを発見し討伐することになった。
オレは勇者たちに色々と注意点を教えた。しかし、勇者と魔法使いの少年の反応は薄い。
茶髪の少女があれこれ質問してきたが、勇者が淡々と答えている。
――こいつ、本当に異世界人なのか?
魔法も使えない、魔獣もいない世界なのに、どうしてこんなに知識があるんだ。
話が一区切りついたところで、オレは勇者に戦闘を始める合図を出した。
勇者は「では、行ってきます」と言い、数秒考えたあと立ち上がる。そしてゴブリンがいた場所を見つめ、詠唱した。
「テレポート」
目の前の勇者は瞬時に消え、数秒後、『ガシャン』という音とゴブリンたちの叫び声が聞こえた。
「空間魔法……空間転移まで使えるのかよ……」
奥で「マジックバレット」と連呼する勇者の声が聞こえる。
「魔法を使ったことがないって言ったのに、もう……魔法を使いこなしてやがる……」
数秒後、ゴブリンと勇者の叫び声は遠くに聞こえなくなった。
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