継承
さてどうやって二人を倒そうか。目の前の殺人鬼とあのクソ神様の二人を。さっきの雷を落とすあいつに比べれば、目の前の殺人鬼なんかかわいいもんだな。どうしたもんか…
体がでかいから殴り合いとかは無理だな。あと普通に拳銃をなんとかしないといけない。「お前は…さっき雷に打たれて姿を消したやつじゃねえか!」なるほど、俺はそうやってあそこに連れて行かれたんだな。「ど…どうゆうことだ?俺はずっとここにいたぞ?あとあんたは誰だ?」
「あ?お前覚えてないのか?」ここだ!
勢いよく走り出し手に持っていた拳銃を蹴り飛ばした。よし!!
「ありがとう、一瞬戸惑ってくれて。」「お前俺とやる気か…いくら銃を飛ばしたからって勝てると思うのは浅はかだぞ?こんなふうに。」
そう言って男は懐からナイフを取り出した。あちゃーグッと勝てる可能性が下がったな。けどまあ銃よりは…
「けどまあ銃よりは…とか思ってんだろ?馬鹿が!どうせどっちも0じゃ!」それはそうだ。けど…「0%なんて言わないほうがいい。負けたとき恥ずいぞ。」「うるs…」バシッ
「ほらもう一発入った。」ビシッバシッ
基本的に接近戦は先に攻撃した方の勝ちだ。ナイフを持っていようがガタイが良かろうが攻撃させなければなんの問題も無い。
「調子のんな!」バシッ
痛ってぇ…けど向こうにもだいぶダメージ与えただろ。けど殴ってくれてよかった。相手が冷静だったらナイフで刺されて終わってた。
お…?ここにあるのは…警察官の遺体じゃないか…これを使えば…「おい!ぼんやりしてると殺しちまうぞ!」おっと、ぼんやりしてると殺されちまう。とりあえず距離を取るしかないか。柵を越えて身を隠すか…バッ
(逃げたな…場所がわかってるのにな。ちょっと遊んでやるか。)「アイツどこいった?」
そうやって男が近づいてきた。
(待て…もう少し耐えるんだ…)
男が顔を出した瞬間に警棒を男の頭に振り下ろした。静かに男は倒れた。疲れきった体にムチを打ち、男を警察署の前に持っていった。その瞬間、俺の体は消えて、アイツの世界に戻された。
「やるな…やばくなった時に力を渡そうと思っていたんだが…」「悪かったな。」「いや、我の予想が甘かっただけだ。」「まあいいわ。さっさとやっちまえよ。」覚悟はできた。
「よし、始めよう。『輪廻転身』」
虎は光の塊になった。「イクゾ!!」そう言うと光の塊は、俺の体に入っていった。
俺の人生はここから変わった