試練
「ようこそ我の世界へ。」得体のしれない虎?の様な生物に話しかけられた。単刀直入に言おう。意味がわからない。え?死んだって事?あの犯罪者みたいな男に瞬殺されたってこと?てことは天国?
「全部違う」「何で考えがわかるんだよっ!」しまったついツッコんでしまった。「じゃあ、なんだよここは?何で俺はここにいるんだ?」「まず安心しろ。お前は死んでない。」良かった、だいぶ安心した。「じゃあここは…?」果てしなく続いている空間。なんかバチバチしてる。ポケモンサンムーンのエレキフィールドみたいな感じ。伝わるかな?
「まあ…われの空間とか言ってたし…人か?あんた」「察しが良くて助かる。さっきも行った通りここは我の世界だ。単刀直入に言おう。我は神だ。」おいおい随分ぶっ飛んだ話だな。「お前は社会の教科書とかで風神・雷神の像って見たことないか?」「普通に授業受けてる学生で見たことない奴居ねえよ。」「あの雷神の方我だ。」「ほんとならめちゃくちゃすごいじゃねえか……ほんとならな。」そういった瞬間雷神は指を鳴らした。その瞬間いまだかつて聞いたこともないような馬鹿でかい音が鳴り響いた。「い…今の…雷鳴…か?」雷神は俺の目を見ただけだった。「…信じるよ。それでどうやって、あとなぜここに連れてきた。」「それを伝えるにはまず神について教えなければならない」雷神はそう言って語り始めた。
「この世の中にあるありとあらゆる物には神が宿っている。火には火の神、土には土の神、鉄には鉄の神、その物が生まれた時に神も生まれるのだ。しかしその生まれた最初の神はもうほとんどこの世にいない。自分の力の限界を知ると元が強い人間にその力を渡したからだ。そのうちに力の一部だけを渡す神も現れた。そうなると同じ力を持つ神が二人に増える。さらに分けられた人間がさらに一部だけを渡す。そうなると神の数が増えすぎてしまうのだ。さらに力を受け継いだ人間は善人ばかりではない。自分の欲望のために使うものもいる。我はそんな神、悪神をたおす役割を担っている。しかし最近は悪神も力をつけ始めていてな。そこでお前だ。」なるほどそこで俺か…………俺?「何で俺?」「とぼけても無駄だ。お前…強いだろ?」「いやいや、てゆうかあんたでいいだろ、あんな雷落とせるんなら簡単だろ。」「人の肉体ではないとだめなのだ。お前にはある武器を使ってもらわないといけない。」「武器だ?あんたが使えよ。」「はるか昔、神が神への抑止力として人間にしか扱えない武器を与えたのだ。今やそのような武器たちがあることを知っている神も人間もほとんどいないほど昔の話だ。」
なるほど………「……いや俺やらないぞ!!」危ない、うっかり持ってかれるところだった…やる理由がないそんな危険な事。俺はこれから家に帰ってのんびりゆったり過ごすんd…「あ」「そうか…なら仕方ない、さっきの殺人鬼がいる道に返すしかないな…死んじゃうだろうな」そうだ、俺あっちで絶賛大ピンチ中だった。「ちなみに神の力があればあんなのケチョンケチョンだと思うケド…」
足元見てきやがって…けどしょうがねえ。「わかったよ!やってやるその神の役目!」
「OK!じゃあ神にふさわしいか試すからあの殺人鬼生身のまま倒してきてね。」シュンッ
そう言ってあの道に帰された。
「結局かよ!あのクソ神…騙しやがった!!」