労わられる
「おはよう、リーシュ」
「ん…おはようございます、フェリーク様」
朝、日差しが差し込んで起きる。
フェリーク様は先に目を覚ましていた。
「身体は平気?辛いところはない?」
「はい、おかげさまで」
「今日はゆっくりベッドで過ごしていいからね」
「ふふ、はい」
すごく優しく労ってくれるフェリーク様。
頑張って資料を作った甲斐があって、色々理解してくれているらしい。
「ご飯も今日はベッドで食べる?」
「さすがにそこまででは」
「でも階段辛くない?」
「フェリーク様は優しくしてくださったのでそこまでじゃないですよ」
そう言って微笑めば少し安心した顔になるフェリーク様。
「ならいいけど、無理はしないでね」
「はい!ミネットちゃんもいるし大丈夫ですよ」
「ミネットでもおれでもいいからすぐに頼るんだよ」
「はい!」
少し過保護なくらいのフェリーク様に、ちょっと笑った。
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