表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
美しき妖獣の花嫁となった  作者: 下菊みこと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

48/75

彼女を苦しめた者に天罰が下る

「…ということだそうです」


「なるほどねぇ」


今日もリビングで、リーシュと隣り合って座ってパウロと何を話したかを聞いた。


今日は久しぶりに実家と元婚約者の話になったらしい。


その末路は、まだまだ甘い気はするがそれなりにきちんと破滅したらしかった。


貴族という甘い環境で生きてきた彼らにとっては、十分すぎる罰だと言えよう。


それでもおれにとってはまだまだ甘いと思うけど、これ以上は望んでも仕方がないのだろう。


「リーシュはすっきりした?」


「えー、どうかなぁ。正直を言えば、ざまぁみろとは思いますけど…これからは心を入れ替えて、幸せになってほしいですね」


「えー、リーシュ優しい」


可愛いリーシュをナデナデする。


「えへへ…まあでも、ざまぁみろとは思ってますから優しいかはわからないですけど」


「十分優しいよ。おれなんてまだまだ甘いと思ってるのに」


「えー、十分ご愁傷さまですよー」


「ほらやっぱり優しい」


リーシュはこんなに優しいのに、自覚がないのがまた可愛いなぁ。


「ところで元婚約者くんへの感想聞いていい?」


「え、いいですけどなんでそこピンポイントで?」


「おれはリーシュの旦那様だからね、気になるんだよ」


旦那様だと気になるの?ときょとんとするリーシュも可愛い。


リーシュは話し始めてくれた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ