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第6話
魔法使いリュウキの家出
第6話
魔法を使うには精霊の力を借りる必要がある。
借りるために、お願いする行為。それが呪文の詠唱だ。
強い魔法使いには、強い精霊が集まりやすい。
熟練の魔法使いは見ただけで
強い精霊がいるか・・強い魔法使いかもわかる。
相手の力量を計れるのだ。
リュウキは対戦相手をみた。
「ふっ、まるで子供だな。
弱い精霊しかみえないぜ」
「それでは、試合開始!」
審判の合図とともに試合が始まった。
(まずは水魔法で様子みするか・・)
対戦相手以外にも、ライバルはいる。
次対戦する相手が自分をみて対策をするかもしれない。
火属性が得意と思われたら、損だ。
なので、ここは3属性うまく使い、まずは勝利しよう。
リュウキは思慮深い。
リュウキは素早く水魔法を唱えた。
氷の塊が対戦相手の少年Aへと向かう
「・・・」
少年Aは難なくかわし、魔法を唱えた。
土の塊がリュウキを襲う!
(ハヤイ! よけれない!)
「ぐ!」
リュウキはもろに食らってしまった。
「やるじゃねぇか・・・・俺を本気にさせたようだな・・
見せてやるよとっておきの必殺魔法を!!」




