表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/50

(2)

「んん゛ぐぁあ、寝てた…」

リシャが目を覚ましたのは国境を越えたあたりだった。

「よく眠ってたな」

ハルス様の声でハッとした。

(やばい、めちゃめちゃもたれかかってた…)

「すみません!」

慌てて離れると肩を引き寄せられた。

「えっ」

びっくりしてハルス様を見ると

「あ、いや……寄りかかっていても問題ない」

と照れたように言われた。


しばらくの沈黙が続き、

「あ、あの、今回はすみませんでした。ハルス様は女性が苦手だとお聞きしたのに、無理にアルライナ様と会わせるようなことをしてしまって…」

リシャが恐る恐るハルス様を見ると、ハルス様は複雑そうではあったが怒ってはいないようだった。

「ハルス様…?」返事がなく顔を覗き込むと

「っ!あぁ、まぁ、ナタカラ国の聖女殿には少し…困惑したが、それはリシャ殿のせいではないさ…。」

と困ったように笑った。

何か違和感を感じ、

「アルライナ様から何か、言われたりしました…?」

と尋ねると

「っ!こういう時は鋭いんだな…」とハルス様は困ったように笑った。

(心配したのに失礼だな!)

とは思ったが、あまり深堀するのもなと思い黙ると、

「俺には踏み込んで来てはくれないのか…」

とハルス様が呟いたがリシャにはよく聞こえなかった。


「あ、そういえば!レナタ様からスノードームのような置物をいただいたんです!ナタカラ国の名産品だったりするんですかね?」

とハルス様に見せると、

「えっ!それ!映像通信機じゃないか!!」

と驚いていた。

「映像…通信機……」(やられた…)

リシャが頭を抱えると、

「何となく気づいているかもしれないが、それは国宝までとはいかないが、かなり貴重な代物だぞ…」

とハルス様も頭を抱えた。

「…ごめんなさい」

リシャは己の詰めの甘さにとことん嫌気がさした。

ご無沙汰しております!4ヶ月ぶりくらいですかね?


今年入ってから卒業間近なのに就活する暇もないくらい課題で忙しく、睡眠時間すら取れてなかったので心身共に異常をきたしており、卒業後は1ヶ月間十分に休み、完全に復活致しました!!


もはや待ってくれている方もいないと思いますが

マイペースに更新していきます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ