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怖くなんてない(1)

まじないわー。レナタ王子まじないわー。

イケメン連れてきて俺が喜ぶとでも思ったのか!

逆だよ逆!!美人のが嬉しいよ!!

もっと言うなら黒髪ロングの妖艶な美女がいい。

てか、この世界に黒髪はいねぇのか。

みんな奇抜な髪してんじゃん。目がチカチカするぜ。

あ、脱線しちまった。

そんなことより、この状況がやべぇ。




「リシャ様!お飲み物でございます!」

「リシャ様!こちらナタカラ国名物の果物でございます!」

「リシャ様!……」「リシャ様……」「リシャさ……」「リ……」

(うるせぇ、まじうるせぇ。みんなして名前呼ぶな。)

「あの…」

リシャが声を上げると一言たりとも聞き逃すまいとイケメン達は一気に静まる。

「お気持ちはとても嬉しいのですが、少しゆっくりしたいの。」

遠回しに出て行けと言った。

「でしたら!お疲れでしょうからマッサージ致しましょうか!」

イケメン達がまるで名案かのようにキラキラ瞳を輝かせる。が、マミュウラ様の倍増した殺意に一瞬で場が凍りつく。

マミュウラ様が私の前に立ち指を鳴らした。

するとさっきまでいたイケメン達は瞬く間にその場から消えた。

「えっ!え!?さっきのも転移魔法ですか!?!?」

さっきの疲労感まで忘れ、リシャがマミュウラ様に尋ねるとマミュウラ様はとても優しく微笑み

「はい。あれだけの人数を転移させるにはかなり魔力が必要になりますが部屋の外への転移ですので」

(あの人数を……マミュウラ様って底がしれないというかなんというか……)

「リシャ様?」

マミュウラ様がリシャの顔を覗き込む。

▶マミュウラ様に対するリシャの好感度がアップした

「ありがとうございます。マミュウラ様のおかげで助かりました」

リシャが微笑むと

「おひとりの方が落ち着くでしょう。私は扉の外で護衛しておりますので何かあればいつでもお呼びください。」

マミュウラ様が立ち去ろうとしたが

「あ、待って」

反射的にマミュウラ様の裾を掴んでしまった。

(やっちまった…)

「えっと……あの、今は話し相手が欲しいからもうちょっといて…」

マミュウラ様は顔を赤く染め、とても驚いた顔をしていた。

マミュウラ様につられリシャも顔を赤らめ俯く。

(ひぃー変な空気になっちまったーー!!)

早速リシャは後悔した。

かなり遅くなってしまって申し訳ないです。

「いやいや、待ってないし忘れてたわ」って人がほとんどだとは思いますが言い訳させてください。

忙しかったんです。ごめんなさい。

久々の休みなのでちゃんと書きます!

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