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「リシャ!我の嫁になれ!」


レナタ様の一言でついに兵士たちが数人倒れた。

効果は抜群だ。

兵士のリーダーらしき人が早急にレナタ様を捕らえて外へ連れていった。

レナタ様が何やら叫びながら抵抗しているのが聞こえる。

リシャはマミュウラ様とレイオス様から放たれるとてつもない殺気に周りを見ることが出来ない。

兵士たちは何度も謝りながら転がっている倒れた兵士を連れて走っていった。


「わ、私は何も聞こえていません。レナタ様が間違えて入ってこられて出ていかれた。それだけのことですよね?」

リシャ自身、無理矢理なのは分かっているが隣国の王子からの求婚をなかったことにするにはこれしかない。

「そ、そうですね。」

マミュウラ様とレイオス様も合わせてくれた。


「女人に興味がなく戦争好きのレナタ様が………まるで人が変わられたようだ」

アルライナの護衛が空気を読まない。

「ねえ!あんた!あ、えっと、あなたはレナタ様に何をしたの?どうしたらあの人があんなふうに……もしかして何かの魔法??」

アルライナも空気を読まない。


まあ、魔法と言われればそうかもしれないがリシャからすると呪いではないだろうか。

「いえ、私は何も……」

リシャが困ったように笑う。

「そう……一目惚れかしら」

いや、だから空気読め。


「そんなことより、話を戻しましょう」

レイオス様が話を切ってくれた。

「ええ」

リシャはレイオス様を心の底から褒めたたえた。

「いえ、その話はもういいわ。」

アルライナに拒否された。

「えっ」

リシャが戸惑っていると

「もういいのよ。戦争は終わり。ただ1つ条件があるの」

(なーんか嫌な予感……)

「な、何でしょう?」

「あなたと友達になりたいわ」


え、マジかよ。

明日と明後日が学校休みになったので、明日も次話更新しますね!(多分)

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