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俺だってできる(3)

「え〜秘密って言ったじゃん〜なんでルシエラくん連れてきちゃうの〜」

「だっ、だって………最初は送り迎えだけって……」

リシャがマミュウラ様をじっと見つめる。

マミュウラ様はリシャにニコリと微笑む。

「聖女ちゃんはほんとに………押しに弱いんだから………」

レイオス様は呆れたように呟く。

何故かマミュウラ様も同調したように共に頷く。

「ご……ごめんなさい…………」

リシャが俯くと

「いーよ!思ったより早かっただけでバレるのは分かってたから!それに………」

レイオス様がじっとどこかを見つめていた。

「え、バレてたんですか?」

いきなりハルス様が現れた。

「えっ!?ハルス様!?!?」

リシャは驚いたがほかの2人は平然としている。

「バレバレですよ」

「そーだよ〜俺たちに悟られないようにするならもっと魔力の気配を消さなきゃね」

3人が何やら難しげな話をしているがリシャにはついていけない。


(結局みんな集まってんじゃん………てか、)

「あの………なんで私がバレるのを分かってて秘密なんて言ったんですか?」

リシャがレイオス様に問うと

「あ〜それ聞いちゃう?」

「?」何か言いにくいことなのだろうかとリシャが考えていると

「そんなの聖女ちゃんと二人っきりになりたかったから……なーんてね」

レイオス様は誤魔化すように笑う。

(え、結局………どっちだ?)

戸惑うリシャを見てハルス様とマミュウラ様は呆れた顔をしていた。

「えー……っと?………」

「はいはい、雑談はこの辺りで終わり!」

リシャの声はレイオス様に遮られた。

「魔法練習するよ!ほら、手出して!そろそろ掴めてくるでしょ?」

「は………はい。」


ハルス様とマミュウラ様に見守られながらの練習が効いたのかリシャは次第に魔力が掴めてくるようになった。


「あとちょっとって感じだねぇ」

「はい!」

リシャは元気よく答えた。

「明日には魔法使えるようになるんじゃない?」

ハルス様がリシャに笑いかけた。

「頑張ります!」



リシャは部屋に戻り明日が来るのをいまかいまかと待ちわびた。

遅くなってすみません。


ブックマーク60件いってました!!

まさかここまで読んでくださる方がいるとは!!

本当に嬉しいです!ありがとうございます!

これからも遅くなると思いますが温かい目で読んでいってくださいm(_ _)m

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