2/5

予兆

学校に到着すると渡辺は急いで教室に向かった、しかし教室には誰もいない、「そういえば今日の授業は鍛金か・・・・・・もう皆B2の鍛金室にいるのだろう」渡辺は鍛金室へと急いだ

そこで彼にまっていた試練は石川先生の説教であった、石川先生は不機嫌な顔で渡辺に言う、「おせぇよ」渡辺は只々「すいません」と謝ることしかできなかった。

「畜生、たった５分くらい遅れただけでここまで怒られるとはなんたる屈辱だ。」　渡辺はふてくされながらも自分の材料と道具を用意して作業に取り掛かるもなにか様子がおかしい　なぜなら関係無いはずの渋谷先生が鍛金室で作業をしているのだ、

「あれ、なんで渋谷先生がここ（鍛金室）で作業をしてるんですか？」

そう問いかけるが渋谷先生はなにも教えてくれない、　一体何かを隠しているようだ　

「渋谷先生が俺に隠し事・・・？　なんなんだ、すごく気なるところだがとりあえず今は課題に集中しなくては・・・」

結局このことはもう一度放課後に聞くことにした。