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『君が世界を忘れても、私は君を忘れない』

作者:朝陽 澄
「世界が壊れても、あなたの記憶だけは、私が守る——」

一度壊れた世界を、少女は"彼の記憶"を頼りに、何度でも書き換える。
これは、終わり続ける世界で、ただ一つの「名前」を思い出し続ける物語。

中学の卒業式の日、主人公・**黒瀬いちか(15)**は「世界の終わり」を見た。
巨大な白い光とともにすべてが崩れ、その後、世界は“何事もなかった”ように再構成された。
ただ一つ違うのは、「彼がいないこと」。
クラスの男子・真白圭吾は、誰の記憶にも存在しない。担任も、母親も、名簿にも、SNSにも。

圭吾が"いた証拠"を探し続けるうちに、いちかは気づく——この世界は“何か”によって何度も書き換えられていると。
そして自分だけが、その“記憶の改変”から逃れ続けていることにも。

だが、記憶を探すたびに代償は大きくなる。いちかの「存在」もまた、世界から少しずつ“ずれて”いく。

それでもいちかは言う。

「彼を忘れた世界なんて、壊れて当然だ」
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