第1話~謎の少年~、第2話~氷のジーニアス~
...これは、ある洞窟の奥深くから始まる。1人の男の物語だ。
~1話~謎の少年
2つ頭の巨犬:グワォ!ガルルル!ガァ!
(こちらにでかい生き物が飛びかかってくる、そこに謎の老人が止めに入った、腕を噛まれてる老人がこちらを向く)
老人:危ないのぉ、おいそこのガキ何しておる!
少年:(ここは一体...)
老人:少し待っておれ、この子犬を片ずける、話はその後じゃ...ほいやぁぁぁ!!
(老人が軽そうに3倍はあるであろう巨犬を腕から離し飛ばした。)
老人:この子犬が、ワシの腕を噛みちぎるには100年早いわい...今度はワシからじゃ...
(老人が構え、体から黄色いオーラを放っている。)
老人:ふん!!!
ドゴォ!キャオーン!
(巨犬は物凄い勢いで壁に殴り飛ばされた。)
老人:ドワハハハハ、ワシもだいぶ鈍ったもんじゃい!...昔なら骨ひとつも残さずに消し飛ばせたもんじゃい...
老人:おい、お前みたいなガキがこんな所におるのはなぜじゃ、名はなんと言う、住みはどこじゃ
少年:俺は........ダイヤ...ダイヤっていう...住みは..........
老人:なんじゃ!住みも分からんのか!転んで頭でも打ったんか!ほれ、ついてこい、こんなガキを残して洞窟は出れんわ、出口まで送ったるわい。
(そして洞窟を3時間ほど歩いた...)
ダイヤ:疲...れ...た...
老人:なんじゃ、この程度でくたばりそうなのか?仕方ないのぅ、おぶってやるわい。乗れ。
老人:グワァ!!!
(老人は勢い良くダイヤを落とした)
ダイヤ:痛...
老人:なぜキンキンに冷えておるのじゃ!氷ぐらい冷たかったぞ!氷のジーニアスか?
ダイヤ:氷のジーニアス?......
老人:はぁ...なんでもない...仕方ないわい我慢して運んでやるわい。(謎の多いガキじゃな...)
(そして洞窟を出ると森の中だった)
老人:ほれ、洞窟から出たぞ、何か思い出せたことはあるかの?
ダイヤ:.........
老人:はぁ...ついてこいワシの家はこっちじゃ...
(そして10年の月日が経った...)
ダイヤ:なぁ!カレリン爺さん!洞窟行ってくる!
カレリン爺さん:何を言うとるんじゃい!お前は16歳になっても森からでんのか!ええ加減にしろ!ガツン!
(老人の強烈な拳がダイヤの脳を震わせる)
ダイヤ:いってぇーなぁ!俺は裏を見るんだ!!ガツン!!!
(もう一度カレリン爺さんの拳が強い衝撃を起こす)
カレリン老人:何をバカ言っておる!絶対にダメだ!お前は裏を見ると言う言葉をよく理解しろ!ワシも含め、世界を敵に回すという意味じゃ!お前なんぞすぐに殺されてしまうぞ!
ダイヤ:いいさ、俺は裏を見るまではぜってぇに死なねーさ、
カレリン爺さん:はぁ...ダイヤ、お前は街に出ろ!少し常識を学ばんかい!明日には出発じゃい!
(そう言われ今日は外出を禁止され次の日になった)
カレリン爺さん:おきろぉ!ガツン!!!
ダイヤ:いってぇ!!!なんだよ!爺さん!
カレリン爺さん:ほれ、出発じゃ!さっさと出て行かんかい!
(カバンに物を詰め外にでた。)
カレリン爺さん:ほれ、行ってこい...裏を見るなんて二度と口にするな。ワシがダイヤを殺さなければならなくなる。
ダイヤ:なんでだよ!爺さんと裏は何か関係あるのか!どうせねーだろ!じゃあ、行ってくる!
カレリン爺さん:...関係は.........
ダイヤ:あ?なんか言ったか!爺さん!
カレリン老人:いやぁ、なんでもないわい、さっさといけ!その道を真っ直ぐ行けば街だ!門を入ったら青い旗がある大きな酒場がある!!まずはそこにいけ!
ダイヤ:おう!じゃーなー!またなー!!!
(5時間後~)
ダイヤ:お?あれが門かぁ〜でけぇ〜なぁ〜!!!!
旗〜旗〜...ん〜あれか!
(ダイヤが青い旗の酒場に入る)
受付:いらっしゃいませー!こちらは酒場よ!何をご所望だい!
ダイヤ:あーなんかカレリン爺さんにここに行けって言われたんだけどー
受付:カレリン様のお孫様ですか!これは大変失礼しました!
(周りの視線がこちらに向く)
屈強な男:あれがカレリンの孫?あんなひょろひょろがかぁ?
背の高い男:デュハハハ!そんなわけないっすよ!あんな弱そうなのが!あの守裏、島消しのカレリンの孫なわけないじゃんか!
屈強な男:ちょっと試して見るか、おい!そこのひょろひょろ、俺はバンチ、この辺では、熊殺しのバンチって呼ばれてるぜぃ、となりのこいつはビーだ、
ビー:おい、ガキ!俺達と殴り会おうぜぇ?
バンチ:いくぞ!!おらぁぁぁ!!!.....俺の熊すら殴り飛ばすパンチを片手で!?...
ダイヤ:ニヤ...これが本気か?爺さんに比べたらよえーな
ビー:おららららら...なに!?俺の攻撃を全部かわした!?南の国の蜂の速さでもかわせないぞ!?
ダイヤ:おせぇ、、、爺さんの方が何倍もはぇーな。今度は俺の番だ!覚悟しろ!
???:止氷!!バリバリバリッヒューバリバリバリ
(ダイヤとバンチとビーだけ凍った)
ダイヤ:う...動けない...
~2話~氷のジーニアス
平凡な男:あれは、...ジーニアス止氷結3文字だ!まさか!
???:酒場で暴れちゃぁ、いかんよ〜兄さん方?
ダイヤ:誰だお前!
???:俺かぁ?俺ぁ、イアスだ、旅をしている。とりあえず外で話そうぜ?
(ダイヤの氷が溶け酒場から引きずり出された)
ダイヤ:なんだよ!いきなり!
イアス:ばーか、ガキが酒場で暴れんじゃねーよ、
ダイヤ:お前じゃねーよ!俺はダイヤだ!あいつらから先に仕掛けてきたんだよ!
イアス:はいはい、、で、お前なんで酒場なんかに?
ダイヤ:爺さんに言われたんだ街に出て常識を学べって...だから常識を学んで裏を見に行くんだ!
イアス:!?おい!口閉じろ!キョロキョロ...誰にも聞かれていねーな、良かった...
ダイヤ:なんだよいきなり!口塞ぐな!
イアス:シー!なんで裏なんか見たいんだよ、世界敵に回して死にたいのか?
ダイヤ:爺さんが俺を拾った洞窟壁に掘ってあったんだ...ダイヤ、裏に全てが眠るって、俺は6歳より前の記憶がねーんだ、だから知りたいんだ...俺はなんなのか...
イアス:なるほどな...やめた方がいいぜ...危ねぇからな。
ダイヤ:何でだ?
イアス:裏を探してるのはお前だけじゃない...俺は旅で恐ろしい物を嫌というほど見てきた...
ダイヤ:なんだ?恐ろしい物って?
イアス:化け物ばかりだ、地面を揺らすジーニアスや海面を割る斬撃のジーニアス...ここでは珍しい3文字や3組が裏を求め競っている...それに何故か裏を隠している、政府側の人間が命を狙ってくる
ダイヤ:なんだ?その、ジーニアスとかトリやトリプルって?
イアス:なんだ?そんなことも知らないのか?
まずジーニアスとはな簡単に言うと特殊能力だ、俺がさっきお前を凍らせた奴だ、他にも炎だったり職に繋がる商や、肉
!色々あるぜ!
トリとは能力の文字数(強さ)だ
1文字をモノ
2文字をジー
3文字をトリ
4文字をテトラ
5文字をペンタ
まだ上はあるらしいがそれ以上はわからん
俺は1番高いのは止氷結3文字だ!まぁ、1万人に1人くらいか
4文字になると100万人に1人と急激にあがる
トリプルとは能力の組(種類)だ
1組をソロ
2組をデュアル
3組をトリプル
4組をクアド
これも、まだ上があるらしいぜ
俺は止氷結の他に早、魔返があるぜ
これは珍しいぜ、3組でも100万人に1人だ!
そしてジーニアスは己と共に成長したり生まれ持ってたりするぜ。俺の最初は氷と早しか無かったからな。
氷は氷結に強化され、さらに物や人を止めるのに特化した止氷結に進化した。
早は動きをほんの少しだが早くできる。さっきダイヤを凍らせた止氷も早くなってる。
魔返は低級の魔法であれば跳ね返せる。元々は耐だった。即死級の食らってもギリギリ耐えれたりするぜ。
ただ、10年前ある男に殺されかけた。青い目の男に...耐を発動したとき魔返に変化した。
こんな感じに突然変異することもある!どうだ?わかったか?
ダイヤ:お、おう!!わかったたたたぜ?
イアス:(あ...コイツ馬鹿だな...)
とりあえずもう裏を見るなんて軽々しくいうなよ?それじゃな!
ダイヤ:おい!待てよ!...なーんだ、行っちまった。それにしてもジーニアスか...今の俺がイアスと戦っても凍らされて何も出来ずにまけるな。青い目の男...イアスをよりも強えのが居るんだな...楽しみだぜ...負けねぇためにも仲間を作らねぇーとな!ん?なんかいっぱい人がいる!行ってみるか!
次回~3話~ダイヤに衝撃、残酷な制度~