表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【WEB版】被虐待児の最強転生して優しい家族に囲まれ  作者: 御峰。
開花編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

25/360

22.新スキルと補助魔法

 - レベルが一定値に達しました。スキル『超手加減』を獲得しました。-

 - レベルが一定値に達しました。レジェンドスキル『精霊眼』を獲得しました。-

 - レベルが一定値に達しました。レジェンドスキル『神獣の加護』を獲得しました。-

 - レベルが一定値に達しました。技『エリクサー』技『ソーマ』が使用可能になりました。-



 先日レベリングを頑張って既にレベルが四十に上がった。


 十ごとにスキルを獲得出来るようで、四つのスキルを獲得した。



 [超手加減] - 自分より総ステータス値が低い相手を死なせず攻撃する事が可能になる。攻撃した際のダメージ量も無ダメージから最大ダメージまで選択可


 [精霊眼] - 真偽を見通す事が出来る魔眼、幻術や変幻を見抜く事が出来る、幻術被弾時自動使用、使用選択可。


 [神獣の加護] - 全てのモンスターと心を通わせる事が可能になる。但し、こちらから通わせる事は不可


 [エリクサー] - アザトース専用技、使用時膨大なMPを要する。身体の全てを回復させる


 [ソーマ] - アザトース専用技、使用時膨大なMPを要する。精神的な異常を全て回復させる



 先日ダンジョンでレベリングをして分かった事、今の自分が強いと言う事だ。


 Aランク冒険者の三名と戦っても僕が勝つとのことだった。


 そしてその強さは非常に危ないもので、相手が人ならば簡単に殺せるらしい。


 それを聞いた時に自分が昔……前世と比べられない程に強いという事に戸惑いがあった。


 その後狩りで僕の心を汲んでくれたかのようにスキル『超手加減』を獲得出来た。


 このスキルは今の僕に非常にありがたい、いつか自分の家族を守るために戦わなければならないだろう。


 でもそう簡単に人を殺めたくはない。



 ふと前世の最後を思い出す、妹を殺した自分を、凄く顔色が悪くなって『スレイヤ』のみなさんに心配される程だった。


 ともあれ、今は先ず彼女を見つけるまで落ち込んでる暇なんてない。



 そして次獲得したスキルは『精霊眼』。


 相手の嘘を見抜けるみたいで、『スレイヤ』のみなさんには黙って試してみたところ本当に嘘を見抜けた。


 しかしサリアお姉さんに『師匠』呼ばわりされているのが真実だった時には、意味が分からなかった。



 次のスキルは『神獣の加護』。


 どうやらモンスターと心を通わせるらしく、狩り中モンスターに挨拶とか色々して見たけど、一切発動する事は無かった。


 《天の声》さん曰くこちらからは不可と言うからなのだろう。



 最後は新しい技を手に入れた。


 『エリクサー』と『ソーマ』という技だ。


 MPドレインとは違って、無限使用ではなく、膨大なMPを消費するらしい。


 現在のMPですら使用することが出来ないのだけれど、スキル『MP消費超軽減』のおかげで、四回ほど使えた。そのままだとMP百万……MP消費超軽減様々である。


 この技は今まで覚えたスキルの中でも希少性がダントツに高い技だ。


 『ソーマ』は精神系回復のため、それほど使い道はないけど、対呪い等確定で回復させることが出来るようだ。


 『エリクサー』は身体系回復で身体損傷ですら回復させるという、腕とか足とか斬られても回復出来る……けど出来たら自分自身には使いたくない技である、痛い状態に陥りたくはない。もう痛いのはコリゴリだ。




 一通りスキルや技等を試したので、今日はもう既に昼に近かった。


 ふと窓の外を見ると、お姉ちゃんとお兄ちゃん達が打ち合いをしている。


 お姉さん対お兄さん達だ。


 如何に『剣士』の職能でも、『剣聖の証』であるお姉さんには二人掛かりでも押されていた。


 せっかくなので、庭に降り、稽古を眺める。


 お姉ちゃん……既にAランク冒険者『スレイヤ』のアグネスお姉さんくらい強くない?


 実戦だと、まだアグネスお姉さんに分があるだろうけど、後数年して『剣聖』に覚醒したらもう無理かな。



「今日の稽古は終わり!」


 稽古先生がそう告げると、三人は打ち合いを止めた。


「ん? クロウ? どうしたの?」


 お姉さんが気づいて嬉しそうで来てくれた。


「ちょっと窓の外で見かけたから! はいお姉ちゃんお兄ちゃん、冷たい氷水どうぞ」


 異空間魔法でコップを出して、水と氷の魔法で瞬時に氷水を生成して渡した。


「ゴクゴク――ぷは――冷たくて美味しい!」


 水を飲んだ満面の笑みのお姉ちゃん、うん、世界一可愛い。


「お姉ちゃん、あの剣のシュッシュッ回すのカッコよかったよ!」


「ん? ありがとうー、でもあれはまだ足りないのよね」


 それを聞いたお兄さん達の顔が青ざめた。


「なんか、こう、もっと早く動けるはずなんだけどね、身体が付いてこないっていうか……」


「う~ん、もっと早く動いてみる?」


「えっ? そんな事出来るの?」


「うん、木属性魔法に『ヘイスト』っていう魔法があって、補助魔法っていうんだけど、早くなれるの」


「えええ!? 何それ! クロウ! それ使って頂戴!」


 お姉ちゃんが目をキラキラさせておねだりしてきた、はい、可愛い。


「分かった! 最初全力だと早くなりすぎて怪我するかも知れないから弱くかけるね~ へいすと~」


 本当は魔法名とか詠唱とかは唱えなくてもいいんだけど、サリアお姉さんからそれはやばいと聞いたので、何がやばいのかは分からないけど、魔法名くらいは言う事にした。


 お姉ちゃんの体が一瞬赤く光った。


「凄い! 素早さが上がってる! うん、これならいけるかも!」


 そう言って、先程の稽古で見せた剣捌きの動きを見せた。


 さっきより明らかに早い、そしてそれを使いこなしていた。


「お姉ちゃん、もう少し上げるね~ へいすと~」


 それで少しずつお姉ちゃんに素早さ補助魔法をかけていった。


 稽古していた時より二倍程の速さで舞っていた。


 青ざめているお兄さん達が可哀想だったので、『ヘイスト』と最大『バリア』を掛けて上げたら、とても喜んでくれた。


 僕のお兄ちゃん達は凄くかっこいいから笑顔がとても素敵だった。



 次の日、前日と動きが二倍程早くなった三人を見た稽古で先生は尻餅をつくほどに驚いたそうだ。


 ちなみに、三人には『ヘイスト』と『バリア』を半年分掛けておいた。





 名前 クロウティア・エクシア

 年齢 5歳(男)

 種族 人族

 職能 アザトース

 レベル 40

 HP 80×10=800

 MP 800×50=40000

 力 400×10=4000

 素早さ 400×10=4000

 器用さ 400×10=4000

 耐性 400×50=20000

 魔力 400×300+5000=125000

 精神 400×300=120000


 [レジェンドスキル] #&$% ,#!$&,異次元空間魔法,精霊眼,神獣の加護

 [魔法系統スキル] 中級回復魔法,火属性魔法,水属性魔法,風属性魔法,土属性魔法,転移魔法,雷属性魔法,霧属性魔法,木属性魔法,氷属性魔法,光属性魔法,闇属性魔法,影封印

 [スキル] 痛覚無効,睡眠無効,言語能力,魔法超強化,多重魔法発動,魔法調整,魔法無限固定,魔力高速回復,魔力超上昇,魔法高速演算,MP消費超軽減,超手加減

 [技] MPドレイン,神々の楽園(アヴァロン),エリクサー,ソーマ

今回獲得したスキルは全て重要な役割があったりなかったり

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ