『全体を包括する、観念学』・・・『詩の群れ』から
『全体を包括する、観念学』・・・『詩の群れ』から
㈠
考え過ぎることが、全体を包括する様だな、だろうだ。
そうだよ、考えたって考えたって、それは頭の中の話さ。
そうだろう、今日買った帽子は、二つなんだが、一つサイズが合わなくてね。
何だって、とんだ失敗じゃないか。
㈡
そうなんだ、それで、明日、返品しに行こうと思うんだ、これも、頭の中の話さ。
だろうだ、つまり、其れを突き詰めれば、観念学に入るんだろうな。
だろ、考え過ぎは駄目なんだ、考え過ぎる性分だから、脳内のぐるぐるを、止めないとな。
まさに、詩の群れが、脳内を通過しているんだよ。
㈢
全体を包括する、観念学、其れは結局、考え過ぎってことなんだよな、え?
だろうだ、脳内を浄化して、脳内をポジティブにしたいものだよ、だろうだ。