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俺の人生を変えたのは人生攻略wikiでした

作者: 新島 伊万里

 人生はクソゲーである。誰しもが一度はこう考えたことがあるだろう。日常会話だけでなくラノベやアニメでネガティブ思考なキャラがそう口にすることもあり意外にも馴染み深いフレーズかもしれない。


 であるならば。攻略wikiというものが必要ではないか。そう俺は考えた。苦労しない人生。不自由しない人生。安定した人生設計。


 こちらもよく耳にするフレーズであり多くの人間が目指そうとするものだ。勿論幸せなんてのは人それぞれだからそれについてダラダラと何かを言うつもりはない。好きなように生きて欲しい。


 なんの話をしていたっけ。ああ、クソゲーについての話だったな。だから俺は人生攻略wikiなるものが存在しないのか電子の海へ探しに行った。攻略wikiと言えばあれだ。


 ソシャゲとかでキャラの評価を載せてくれたり、敵の編成から行動パターン、果ては倒す手順まで載せてくれておりゲーム攻略の難易度を恐ろしく下げてくれるものだ。


 wikiを使うのはちょっとなーとか言う奴も一度くらいは使ったことがあるのではないだろうか。俺はそんな戯言を言いつつちょこちょこ攻略の核心に触れない感じで利用する。有体に言うと蝙蝠野郎だよ。


 そしてwikiの素晴らしさといえばあれだ。大体これに従えばそこまで苦労する事なくスムーズにゲームが進む。これを使って苦労する奴はそうはいないだろう。


 で、だ。もしも人生を歩んでいくうえでの助けになるwikiがあったとすればそいつは素晴らしいことだと思わないか? 


 人生での困りそうな場面全てに適切な対処法を教えてくれ、さらに進退窮まる状況には掲示板に投稿すれば多くの上級者――つまりはリア充の中のリア充達が助けてくれる。そんなサイトがもしもあったのなら俺の人生は薔薇色だ!


 まあそんな理想郷なんてあるはずもない、ただの俺の都合の良すぎる妄想だ。いくらなんでも掲示板はないだろう。なんて半ば、というか半分以上そんなものはないとどこか頭はクールダウンしていたが、指先はキーボードから離れなかった。


 これは勉強しないといけないと頭では分かっているのにPCやスマホから離れられないっていうあの状況に似ている気がする。


 とりあえずしばらく探して無いと分かればそれで終わりだ、気のすむまでやってみるかーなんて考えて本能の赴くままにグーグルが表示してくれるサイトをクリックしていった。


 前の方に出てくるサイトは大勢の人間が見ているからあり得ないだろうな……なんて考えたりしてどんどん深みにはまっていく。そうして俺は朝から晩までパソコンに向かっていた。



 *



 ……一体こんな馬鹿な妄想のせいで俺は人生の何時間を無に帰したのだろう。ふと冷静になり自分の行動を振り返る余裕ができてしまう。これはダメなパターンだ。


 ひとたびこんな思考に囚われてはもうwikiどころではなくなる。ひたすら後悔して自分を責めて責めて責めまくる。罵倒の言葉しか頭に浮かばなくなる。


「この時間にゲームの周回できたじゃん……宿題だってできたじゃん……部活もサボらなけりゃ良かった……」


 輝かしい高1の時間は溶けるどころか蒸発してしまい俺の手元には膨大な履歴が残るだけとなってしまった。これを消してしまうのは簡単だが貴重な休みを費やしてしまったんだ、中々消去ボタンをクリックする気にはなれなかった。


「……とりあえずこのページのサイトだけ閲覧したら寝るとするか……」


 無為なネットサーフィン以外何もせず床につくというのは本当に今日という日を無駄にしてしまったと感じるのでできれば止めておきたいのだが明日は月曜日。寝ないと起きられない。ここで学校に行くことすら放棄してしまってはもう救いようのないニートになってしまう。


 親に学校に行かせてもらっているという恵まれた立場であるということは自分が何もできないダメ人間だというネガティブ思考から感じ取れるので不登校にだけはなりたくない。だからこれで最後だ、と言いながら一つ一つサイトを見て回る。


「本当、ロクなこと書いてねえよなあ……」


 アンタの成功体験なんて興味がない。それよりも俺を成功させてくれ、とささくれ立った気持ちでマウスを動かしていく。そんな時だった、画面一瞬のうちにホワイトアウトしてしまった。さっきまでのサイトが表示されなくなりタブを閉じるまで消失してしまう。


「変なウイルスにでも感染したか……?」


 あれだけ大量の、しかも胡散臭いサイトばかり見て回ったのだ。ウイルスの一つや二つは当然入り込んでいてもおかしくはないだろうな。なんて真っ白のディスプレイを見つめながら考える。


 しかしその数秒後、さらに奇妙な事が俺のパソコンに起こったのだ。白い画面からゆっくりと文字が浮かんでくる。それはこう書かれていた。


『人生攻略wikiへようこそ。ここは貴方の人生をよりよくするためのサイトです』


 怪しい。あれだけ攻略wikiの存在を願っていた俺が言うのもなんだがかなり怪しい。そもそもいきなり出てきた時点で釣りとか詐欺の類のものなんじゃないかと勘繰ってしまう。そんな俺の心情を見抜いたかのように新たな文字が踊り出る。


『このサイトが怪しいと思うのは当然の反応です。しかしこのように急に表示されたことにはきちんとした理由があるのです』


 俺が読み終えたそのタイミングでぴったりと次の文字が表示されている。どんな技術か知らないがこれには素直に感服してしまう。


『このご時世、人生の勝ち組になれる人はほんの一握り。だと言うのに勝ち組になりたいと願う人は老若男女問わず増えるばかりです。昔はこのサイトも堂々と検索ページに載せていたのですが多くの人がこのサイトに一気に流れ込んできたために対応しきれなくなり、ついにはその存在を消すようにしたのです』


『それでも私達は誰かの人生を応援したい。だからこそ秘密裏にこのサイトを復活させたのです。このサイトへ辿り着くための条件は人生攻略wikiについて連続15時間以上の検索。心当たりはありますよね?』


 ふと時計に目をやる。時刻は午前零時。日付が変わった瞬間だった。PCをつけたのは朝の9時だからなるほど、条件は満たしているという訳か。


『貴方の情熱は我々が認めさせるに十分なものでした。ですのでこれから貴方はこのサイトの会員です。どうぞ貴方のこの先の人生を明るく照らせますように……』


 その文字が消えると同時に元のPCの画面が表示される。そこにはさっきまで見ていた成功体験がひたすら書かれただけの何の役にも立たないサイトがあるばかり。


「さっきのは何だったんだろうな……疲れて幻覚でも見てたのか?」


 そう言いながらタブを全て閉じ、シャットダウンしようとした時だった。俺は気づいたのだ。デスクトップにいつの間にか「人生攻略wiki」と書かれたショートカットが表示されている事に。



 *



 そのリンクを手にした日から俺の人生は一変した。今までは「目立たない大人しい男の子」といった周りの評価に合わせて生きてきたが、合わせるものをそのキャラではなくwikiのチャートにするだけで俺を取り巻く環境が180度変わったのだ。


 個人の感想ですとか言ってお茶を濁したりするつもりはない。コミュ障とされる俺ですらwikiに従うだけで何だってできた。


 それもそのはず。例のサイトには高校何年生、社会人何年目と言ったように1年ごとにカテゴリーが分けられ、その中でどんな会話が発生するか、そしてそれに対するパーフェクトな返答、その返答に矛盾しないキャラ設定がそこらのゲームの設定集よりも事細かに記されていた。


 おまけに会話はフォーマルなものから日常会話まで、ありとあらゆるシチュエーションに対処可能。恐ろしいまでの情報量だった。


 しかもそれでもなお困る事があったのならば掲示板に行けば親切なリア充が相談に乗ってくれる。正に想像通り、文句をつけようと思ってもつけられない、粗を探す事が不可能なほど完璧なサイトだった。


 そこから先は人生Easyモードというやつだ。人望は広辞苑を千冊並べるよりも厚くなり、効率的な勉強方法のおかげで成績は優秀、体を鍛える方法も教えてもらってスポーツだって万能。後に妻となる美人の彼女ともお付き合いを始め、一流大学を卒業して超一流企業に入社。


 後で分かった事だが人生攻略wikiを利用している人間は他にもいるようで、そのユーザーが実は取引先の企業の重鎮で人脈作りにも一役買ってくれ……とウハウハだった。


 それでも俺の性根はキャラこそ変われど高1の頃から変わっていない。だから俺の今までの思い出を(つまび)らかに語っても面白くないのは知っている。他人の成功体験ほど役に立たないものはない。だからその詳細については省かせていただく。


 だが盛者必衰というやつだろうか。その事件は不意に俺を襲った。それは俺が企業に勤めて期待の新星だのと持て囃されていた頃の話だ。俺がリーダーを務めていた案件――社運を賭けた一大ミッションと言っても過言ではなかった――の取引先が突如倒産。どうやら社内の金が不正にどこかに流れていたらしい。結果、その影響を避けきれず俺が勤めていた会社も倒産。おまけに多額の借金まで背負ってしまった。


 新聞の一面にだってその記事は出たしリーマンショックなど比にもならないと言われるほど大きな激震が経済界に走った。攻略wikiからはお詫びの文面が送られてきたが正直これはこのサイトの責任ではないと思う。


 無償で俺の人生の補助をしてくれるんだけで有難いんだ。一度や二度のミスでどうして責められるだろうか。そもそも俺の取引先の会社の動向まで調べろなんて無茶振りにも程がある。この件について俺は何も言う気になれなかった。


 それよりもこれからの事が大切だと考え巻き返しを俺は図った。幸い、攻略wikiには借金がある状態、一文無しの状態からの復帰方法も記されていた。数ある選択肢の中で俺が選んだのは投資、株だった。


 ヤバいギャンブルのような印象があるがこのサイトは的確なアドバイスを与えてくれ確実に稼ぐ事ができた。インサイダー取引でも裏でやってんじゃないかと思う程の勝ちっぷりだ。


 その経験をぼかしつつアドバイスするように噛み砕いて投資術の本だって出版した。すると一流企業の倒産から不死鳥のごとく舞い戻った俺の肩書だけで衝撃を与える事ができ一気に重版。再び勝ち組に返り咲く事ができたのだ。


 その出版の経験と財力にモノを言わせて、今は投資の傍ら小説を書く仕事も行っている。エディタで原稿を進め、株価を眺め、今も昔もPCの前に突っ伏している事が多いように感じるがその充実度には雲泥の差があった。


「それもこれもあのサイトのおかげなんだよなあ……」


 ここまで俺を導いてくれた人生攻略wiki、その通常の方法では行ける事のない楽園へのショートカットは今も俺のデスクトップに爛々と鎮座しているのだ――


































 ――ここで終わりだったならばどれだけ幸せだっただろう。会社が倒産した時に盛者必衰と言ったよな。あれは()()()退()()()()()盛者必衰なんだよ。それを俺はこれから思い知る事となる。


「嘘だろ、おい……ちょっと待てって!!」


 投資家兼小説家として名を馳せた俺はこの時40代だった。子どもは2人、夫婦円満で絵に描いたような勝ち組生活を送っていたそんなある日だった。


 株で大敗を喫した。


 言葉で書くとただそれだけ。至極単純なものだ。しかし当事者である俺にはその数バイトの言葉からは想像もつかないような重圧に襲われていた。


 負けた? 損した? 借金ができた? いくらだ? 何億? 何億もの借金ができたのか? ……はは、でも大丈夫だ。まだ攻略wikiがあるじゃないか。倒産した時だって盛り返せたんだ。俺はまだ終わっていない。そうだろ?


 必至に自分を説得しながら攻略wikiへと進む。盲目的に信じてきたあのサイトへと移動する。ロード中と点が円を描きながらくるくると回る。煩わしいと思う反面、その幾度となく見てきた円に安心感を抱く俺がいる。大丈夫だ。いつだって俺を勝利に導いてくれたあのサイトなら――


 しかし結果を言うと事態は悪化の一途を辿った。あのwikiからは新たな銘柄が表示されていた。「ここに投資すればきっと勝てますよ」というようなメッセージと共に。


 そこから俺の人生は一変した。妻とは離婚し今では独りぼっちとなってしまった。借金は俺の責任であるから当然全て俺が払わないといけない。


 保証人? ああ、それに関しては親友が情けを掛けて親族達を守ってくれてるから今の俺にそんなものはいないという事になっている。あの攻略wikiで知り合ったそいつは、力ある政治家の一人となっていたから見えない力で上手くやったんだろう。


 本音を言うと借金もどうにかしてほしかったが、そいつはいくらなんでも虫が良すぎる話だろう。膨れに膨れた借金はいくら力のある人間といえども2、3人集まったくらいじゃ到底返しきれない額になってしまってるんだから。……本当、良くも悪くもこのサイトに人生を変えられっぱなしだよな、俺ってば。


 こんな悲劇を作ったのは今回は間違いなく攻略wikiに責任がある。そう考えた俺は攻略wikiの問い合わせフォームからクレームを入れる事にした。あの礼儀正しい文章で俺に接してくれた運営なら何か蜘蛛の糸を垂らしてくれる。そう信じて止まなかった。


 というよりはもうそこしか、いや、あの攻略wikiを見つけた日からここしか頼る所はなくなっていたんだ。


 数分後画面がホワイトアウトする。間違いない。これは初めてサイトを見つけた時と全く同じ現象だ。恐らく俺にサイトを案内した時と同じように何か助言をくれるのだろう。そう期待して文字が表示されるのを待った。


 程なくして文字が浮かび上がる。そこにはこう書かれていた。


『これまで当サイトをご利用いただきありがとうございました。貴方には申し訳ないのですが、もう貴方に勝ちの目はありません。貴方は今年の処刑メンバーに選ばれてしまったのです』


「処刑……メンバーって……何だよ……」


 何を言っているんだこいつは。文字から察するに俺は処刑されたという事は理解できる。これまでの敗北もそういう事だろう。だけどなんなんだよ、そのシステムは……。


 呆然とする俺を嘲笑うかのようにシステムは次々と文字を羅列する。呆然としている癖に冷静にその文章に目を通して理解してしまう自分がいる。まるで二重人格になったかのようだ。


『そもそもこのサイトはこれだけ情報を取り揃えていて、しかも掲示板で誰かが助けてくれる。おまけにwikiにはつきものの大量の広告が無い。それでいて無料というのはどこかおかしいと思わなかったんですか?』


 口調は先程とあまり変わらない。しかしどう見ても煽っている。見下している。侮蔑の念もこもっている。そんな風に感じてしまう。


『こんなサイトを運営するには当然巨額の金が必要です。それを捻出するにはどうしていると思いますか? 簡単です。サイト利用者は誰もが世界有数の勝ち組です。年に1人か2人、立ち直れないくらいどん底に突き落として今までの儲けを全部かっさらってしまえばそれで1年はサイトが運営できます。このサイトの管理者、まあ私が何人もいるうちの1人なんですけど中々頭がいいとは思いませんか?』


「それが“処刑”って訳かよ……クソ、稼ぎすぎたのがマズかったのか?」


 そんな俺のつぶやきに、盗聴でもしているのか管理人は答えてくれる。


『決して貴方達の稼ぎで標的を選んでいる訳ではないので悪しからず。これは公正な抽選でランダムに選ばれるものです。ま、運が無かったと思って諦めてくださいよ。来世はきっといい事ありますって。というか、今まで散々いい思いをしてきたじゃないですか。それで今回は良しと思えないんですか?』


 なるほどな、抽選に当たった処刑すべきメンバーに対してはwikiに嘘の情報を流して潰すって訳か……これならば自分が手を汚した証拠も出てこない、そもそも警察だってこんな話は真に受けない、決して捕まる心配もないという事か。


「やられたな……」


 俺が浮かべた感想は怒りや憎しみというよりは諦観といったものだった。確かに冷静に考えればそうだ。俺は言わばズルをしてこの勝ち組ライフを手に入れていたんだ。それを今更奪われたところで否定するのは筋違いなのかもしれない。本当ならばこんな人生は手に入らなかったのだから。


 wikiを使わずに俺みたいな勝ち組になろうと思ったならばそれは血の滲むような努力が必要なのだろう。今なら分かる。手探りでひたすら足掻いて、足掻いて足掻いて足掻きまくってその先にハッピーエンドがあると信じて進み続けなければならない茨の道だ。そんなのを目指すなんて無理だ。それが正しい方法だとしても気が狂っていると言わざるをえない。それに――


『思っていたよりも反応が薄いですねえ。もしかしてこのサイトに頼らずに逆転する方法とか思いついたりしちゃいました? もしそうならぜひとも聞かせて頂きたいのですけどねー』


 もはやタメ口同然になったメッセージに対して答える。


「悪いけど俺そのものは優秀じゃないんだ。優秀どころかダメ人間でさ。だから逆転の一手なんて思い浮かばねえよ。後はただ死ぬのを待つだけだ。最後に一番楽な自殺方法とか教えてくれたら嬉しいんだけどな」


『ここでそんな風に返せますか! うん、潔い事この上なしですねえ。では地図で示したここまでご足労願えます? 死体の処理から何から何まで私が責任を持ちましょう。最後くらいは礼を尽くさせて頂きますね』


「……そりゃどうもね」


 そう言って席を立つ。示された場所へと足を運んでいく。PCの電源は付けっぱなしだが気にするまい。あのサイトについてもどうせ会話ができる程の超技術を使ってるんだ。あのPC上からショートカットなり痕跡なりを消して何事も無かったかのようにするくらい朝飯前だろう。


 それで証拠は完全に消える。ついでにそれらしい遺書とかも作成してくれたら嬉しいんだけどな。


 それにしても参った。俺は小学生の頃から人並み以上にPCを触ってきた。インターネットについても人並み以上に詳しいつもりでいた。それがどうだ。まさかこんな初歩的な事で足をすくわれるなんてお笑いにもならない。


 本当になんであんな事を忘れていたんだろう。いや、本当は分かっていたのかもしれない。それでもあのサイトを信じたいから必死で忘れようとしていたのかもしれないな。


 wikiの情報はいつでも誰でも変えられる。それだけを鵜呑みにしちゃいけないんだって事をな。


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