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医者に軽く怒られました……。

健康診断がありました。

いつも思うことなのでありますが、

検査のため夜の9時辺りから飲み食い禁止が科せられる健康診断を

何故暑さと湿気に参りやすい6月に設定されているのだろうか。と……。

(梅雨の時期に入り、モノの傷みが早くなりますので

検査が終わるまでの大抵昼過ぎまでは食事を控えるようにして下さい。

さもないと

と言いました過去の教訓から生まれた戒律が

もしかすると昔の日本にはあったのかもしれません。

……たぶん無いと思います。)

外仕事をしているモノからしますと

食べることは勿論のこと。

飲むことにつきましても水を口に含むだけ。

検査の時間は昼近く。

の状況下でありますので

ここ数年。

特にジムに通い始めてからと言うモノ。

日頃これだけ動くことが出来ているのであれば

検査の日。

多少目方が重めであっても構わないのではないか。

勿論身体が軽いほうが結果を見た時の気分は良いのでありますが

それがもとで仕事に影響を及ぼすわけには参りませんので

リミットの時間ギリギリまで。

体重が足りない新弟子検査を受けに来た力士の卵の如く

普段以上に飲み食いをしましたのち就寝。

翌日

(こう言うのを禁断症状と称するのかな?)

を体験しながら検査の時間を迎えるのでありました。


検査はバリウムにしましても

飲みやすいように味付けされておりますので

それ自体はこれと言って特記するような事柄も無く

順調に進んでいき、

ウエスト回りもクリアしたのでありましたが

最後のお医者さんの先生によります問診の際、

軽く怒られてしまったことがありまして

それは何か?

と申しますと

胸と背中を露出した時、

「深呼吸をしてください。」

と言われ素直に大きく息を吸い込んだのでありましたが

お医者さんからの目線から見ました場合

どうやら息を吸い込んでいないように見える。

膨らんでいない状況になっていたそうでありまして

「本当に吸っているのか?」

と尋ねられてしまいまして……

最後は

「診察を拒否してるのだな」

で終わってしまいました。


こちらは指示通り胸を露わにした状態で

息を吸い込んでいるにも関わらず……。


夜。

下剤がいつ効力を発揮するのかに怯えながらジムに行きまして

機械を用いながら各部位に刺激を与えている時に

(そう言うことか)

と感じた場面がありまして。

それは何か?

と申しますと

私がジムでトレーニングする際に用いている呼吸法は

4秒掛けゆっくりと息を吸い込み、

4秒掛けゆっくり息を吐きながら負荷を掛けていく。

いわゆる

ロングブレス

でありまして

これを続けた結果が

どうやら息を吸い込んでいるにも関わらず。

外見では判別することが出来なくなっている原因となっていることがわかりました。


かと言いまして

医者に怒られないようにするために

この呼吸法を止める必要も無い……。

10回1セットでヘトヘトになるところまで追い込むことが出来る。

=それだけ効率の良い方法ではありますので。


(……胸の筋肉をピクピク動かすようにする。

と言う折衷案もありますが

……そこまで鍛えなくても仕事に支障を来すことはありませんし、

かえって稼働域を狭めてしまうことにもなりかねませんからね……。)


そんなことありましたが

特に問題無く健康診断は終わったのではありましたが

(これがあるから検査は憂鬱なんだよな……)

が胃の検査の時に用いましたバリウムが無事に外へ放出されるまで。

でありまして

結果的には丸2日。元に戻るまで丸々2日の月日を要することになりました。

本隊が出るまでは順調であったのでありましたが

バリウム色が完全に払拭される最後のヒト押しに

少々時間が掛かってしまったのでありました。が

ジムに通い始めてから

どの筋肉がどのような働きをするのか?

を学んだ効果が

こんな場面でも役に立つんだな……。

あと

お医者さんには怒られる原因になりましたが

ロングブレスでゆっくり負荷を掛けるトレーニングが

このような効用をもたらすことにもあるんだな……。

を感じた検査翌々日朝。

手洗で感じたことでありました。



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